川上とも子先生生誕50周年を迎えて
冬季ねあです。
私の師の川上とも子先生は、今月25日で、生まれて50年目を迎えた。
川子先生は9年前の6月9日に亡くなられた。
生きていたと考えると、50歳の誕生日を迎えていた。
私は、「せめて川子先生が生きていれば・・」とよく思い返す。
今世界の旧秩序は、新型コロナの感染爆発、パンデミックで崩れつつある。
混迷の時代だからこそ、川上とも子先生には生きていてほしかった。
こういうときだからこそ、川子先生のような人が、天下には必要だ。
生前、先生は「2020年3月20日に今の時代の大破局が始まる。
新しい時代が現れる。」とはっきり断言していた。
これは2011年春の話である。
私は今でも、先生のこの予言をはっきり覚えている。
そして、その通りになった。
私は、ここで川上とも子先生から教わった学問、思い出を書いていく。
気ままに伝えていきます。
川子先生が提唱した学説は、すべて面白い。
漢語の歴史、東方アジアの単音節声調言語の起源、漢語語源の大和言葉の発見、上代特殊仮名遣いと古韓訓の発見、どれも面白い。
先生は本当に天才だった。
声優であるとともに、歴史言語学者、東洋史研究者そして思想家だった。
水谷修先生の活動を知って、苦しむ子供たち、若者たちを少しでも救わないといけないと痛感していた。
血が通った、視野の広い先生だった。
まずは学問の話から始めよう。
続く
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