衆議院東京第30区
府中市、稲城市、多摩市の一部。
これが次の衆議院議員選挙において東京で一番重たい番号の選挙区になる予定です。
令和2年に実施された国勢調査に基づいて、選挙区の定数が10増10減されることになっており、その原案が衆院選挙区画定審議会(区割り審)によって諮問され、本日総理大臣に勧告されたそうです。
特に10増の中で東京都は5つ選挙区が増えます。
現行で25でしたのでそれが30になるのです。
23区で4つ、多摩地区で1つふえることになりました。
既存の選挙区から切り出して、新規に番号を振ることになり、多摩地区の増分については30区となったようです。
それも旧18区(府中市)、旧21区(多摩市、稲城市のそれぞれ一部)、旧22区(稲城市の一部)からそれぞれ切り出されて新たに30区を組成するようで。
これにより稲城市は全域同一選挙区となりました。
市民はもとより市の選管も安堵していることでしょう。
これにより、当該選挙区では色々と選挙活動が大変なことになるでしょう。
何せそれぞれ別々の選挙区から切り出されてしまいましたので、誰を出すんだ?ってことからまずは始まるでしょうし。
逆に議席が減る県は主に自民党系が選挙区で選ばれているところが多いですから、これもこれで揉めるでしょうね。
特に山口。
旧3区と旧4区を合併して新3区を組成するような感じ(旧3区の宇部市が新1区へ)ですので、ここの新山口3区で誰を選挙区から出すかで一番揉めるような気がします。
血を血で洗う戦いが誰も知らないところで起こるんでしょうね。
ちなみに、私が住むエリアの選挙区である東京25区は変更もなく、そのままとなりました。
とはいえ、その前に今夏は参議院選挙が執行されます。
東京選挙区だと20時ちょうどに当選確実が出る、元タレントである意味弱い立場の役人にマウントをかける「アノ」候補が今回改選を迎えますが、それが易々と当確が出てしまうとなると選挙民の資質を疑われるわけです。
ただ、政治に無関心な層が若年層を中心にありますし。
関心が無いのか、持ったところでムダというのか、もっといえばなるようにしかならないんだろ、コスパ的にムダだというZ世代なりの世界観なのかとは思うのです。
もしかすると対岸の大火事にしか見えてないのかも知れませんし。
そのくせ、年寄りは政治にムダに関心がありますからね。
恐らく自分たちにカネをジャブジャブくれるところに票を入れるんでしょ。
・・・あぁ政治もこれじゃあ、ニホンはオワコンだわ。
一応お国のために1年あたり1億円かけてもおしくないヒトを選ぶんですけどね。
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