ほぼ燃え尽きてしまったJA13XJ
【2024/01/13 17:05 JA13XJの素材がありましたので掲載しました】
昨日(2024年1月2日)の夕方、東京国際空港こと羽田空港のC滑走路で、着陸しようとしていた新千歳発羽田行き日本航空(JAL)516便と新潟へ向かおうとしていた海上保安庁のMA722機が衝突しました。
前者は炎を上げたままC滑走路を滑走して止まり、エアバス350-900(JA13XJ)は翼を残してほぼ焼燃え尽きてしまいましたが乗客乗員全員は脱出して無事でした(その後病院等に搬送された方はいるようですが)。
一方後者はその場で爆発し「機長」を除く乗員5名が亡くなりました。
後者は一昨日の能登半島地震の任務の途中だったということで殉職になります。
謹んで哀悼の意を表します。
問題はなんでC滑走路のランウェイに2機いる状態になったの?ということ。
管制は海保機に滑走路の手前で待機しているように指示をして、JAL機のクルーは着陸許可を復唱してランディングをしていたそう。
ところが海保機の機長はこっちに離陸許可があったと言ってるそう。
とどのつまりは海保機の機長が勘違いしていたようにしか思えないのです。
おそらく早く目的地である新潟へ行かねばならないと焦っていたのかも知れませんから、それで勘違いしてしまったとしか思えません。
ただその機長は重傷とされていますし、媒体によっては重体と報じていますので、もしかすると・・・もありえます。
あとは海保機のブラックボックスが回収できてデータが引っ張り出せるようであればそれから答えを導き出すしかないでしょうし。
とはいえ、正月2日のしかも夕方という着陸も離陸も普通に高頻度であるなか、なぜイレギュラーに海保機も入ったのか?にもなるのです。
さらにB滑走路であればまだ合点はいきますけど、なんでC滑走路の南端にいたんだ?とは思うのです。
どちらにせよ、責任は国土交通省、即ち国になってしまいます。
管制も海上保安庁も国土交通省が所管ですし。
少なくともJAL機に過失はないでしょう。
あるとすればどこなんだ?とは思いますが、何としてでもJALを叩きたいヴァカもんがいちゃもんつけするのがいるんでしょうし、ね。
とりあえず燃え尽きてしまったJA13XJの代替え機を国の負担で作っていただきたいものです。
とはいえ機材繰りが少しタイトになりますから、場合によってはエアバス350-1000の投入で勇退予定だったボーイング777-300ERを何機か国内線に入れるかも知れません。
それが叶うのであれば修行僧からすれば嬉しい誤算かも知れませんけどね。
ただこの重大インシデントも岸田(首相)のせいだ!とわめく左向きの反体制的な阿呆どもの一部がいるかもしれませんけどね。
とはいえ、あの状況から乗客を全員脱出させて、かつ乗員も全員脱出できたことは賞賛に値するとは思うのです。
海保機は爆発してしまったとは言えなぜか機長がいの一番に出てきて生き残って、残り5名は殉職されてしまいましたし。
ただ、元日(能登半島地震)、2日(JA13XJ炎上)と縁起の悪い2024=令和6年の年明けになってしまいましたね。
しかもいろいろな意味でとばっちりをくらってしまった方々も多かったでしょうし。