京都競馬場が再開場します。

2020年の秋開催を以て大改修工事を行うために閉場となった京都競馬場が今週末再開場します。

京都が開催できないことで西日本の場を中心に開催のローテーションが変則的にもなっていました。
阪神は12週連続開催というのもありましたし、特に天皇賞(春)では外→内というトリッキーな走路にもなりましたし。

で、それらの改修工事も終了し、今週末の開催から再び京都競馬場、いってしまえば「淀」のターフに競馬が戻ってきます。

今回の改修では主に建物の方でしたが、芝とダートの馬場も実はしっかり改修したそうです。
なにせ2年というこれまでにない長期間レースがないと言うこともあり、じっくり時間をかけてほぼイチからやり直したそうです。

グリーンチャンネルをたまたま視ていたら京都競馬場の馬場改修の特集番組があったのでみていましたが、一番驚いたのは排水の方法を変えたと言うことなのです。
ある仕掛けをしたことでコース全体の排水が良くなったそうで、それに加えてむやみやたらに排水しないようコントロールもしていると言うことでした。
芝については実際張り替え直してから1年経っていてデータも取れているようで、実際に雨が降っている中でいわゆる不良や重のコンディションにはなっていないと馬場造園課の方がおっしゃっていました。

ということはザンザンの雨なのに芝はずっと「良」という?な事も起きうると言うことにもなるでしょう。
芝読みの傾向が最初の内は手探りになるのかなと思います。
玄人(ジョッキーやトラックマン)も素人も。
一応3月に試走を兼ねた模擬レースが行われてもしましたが。


【2023/04/30補足】
迎えた天皇賞(春)の朝ですが芝は「重」のようでした。
やはり実際のレースを使うとなると違ってくるのかも知れません。



ちなみにダートは大きくは変えてませんが少しソフト目で力の要る馬場かも知れませんねと馬場造園課の方がおっしゃっていました。

詳細はこれ以上記しませんが、コース自体の形状は変えなかったものの、馬場読みが変わるというのは間違いないのかも知れません。
今週末の開催が楽しみです。

何とか春開催中に行きたいなとは思っています。
日本ダービーを含め「府中」でG1の連続開催ですから、裏にもなりますし。
秋開催だとG1が連続しますから。
秋華賞に始まってマイルチャンピオンシップまでの。
でも同じ事を考えているヒトも多いんだろうなと思います。

ただ、入場方法が変わるようですのでデジタルディバイドが起きそうな気がします。
それもそれで良いのでしょう。
そういうヒト達は宇治川の堤防から視るんでしょうし。

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