16シーズンぶりのJ1へ。
来シーズンのJ1の最後の1枠をかけた昇格プレーオフの決勝が昨日(2023年12月2日)国立競技場で行われ、J2リーグ戦3位の東京ヴェルディ(東京V)が4位清水エスパルスと引き分けたものの、リーグ戦上位優越規定により東京Vが16シーズンぶりのJ1昇格(復帰)を決めました。
このゲームでは清水の勝利以外は東京VがJ1昇格というレギュレーションでした。
戦前の予想ではリーグ戦で東京Vにダブル(2戦2勝)を決めている清水が少し優位ではないかというのが多かったようです。
実際にゲームもそうなり、実際にペナルティエリア内で東京Vの選手がハンドをしてのPKで清水が先制しています。
それが、清水が守りに入ってしまったことで形勢が変わってしまったようで、後半のアディショナルタイムに今度は清水の選手がペナルティエリア内で脚にいってしまってのファールでPKをなり東京Vの染野選手がPKを決めて追いつき、100分を少し超える戦いの末に東京Vが16シーズンぶりのJ1昇格、更に言えば復帰を決めました。
清水からすれば終盤にJ1への切符がこぼれていく展開になり、プレーオフでもあと少しで掴めるはずだったJ1への切符を取り上げられてしまったのです。
もしかすると清水は千葉や過去の東京VのようにJ2沼にハマってしまう可能性があるのかも知れません。
ネト上では清水の応援を止めると言っているのもチラホラいるみたいですし。
一方の東京VはようやくJ1の舞台で戦う機会を得ました。
強固な下部組織があってそこからは良い選手がトップチームに出し続けています。
ただトップチームはしばらくJ2でも下位に低迷して選手達がJ1の強豪チームなどに移籍されてしまうのを繰り返しています。
その中でFC東京や広島を指揮した城福浩監督が就任してからJ1を目指せる戦いができて、今シーズンは自動昇格圏内にいたこともあります。
最終的に3位に終わってプレーオフに回りましたが、そこを勝ち上がっての昇格となりました。
とはいえ、J1の序列で言うと一番下からのスタートとなります。
ネトでも忖度無く書かれていましたが、このままだとおそらく降格候補にあげられてしまうのも事実でしょう。
それ相応な補強は必要だろうとは思いますが、補強しすぎるとヴェルディらしさも無くなりますので、そこは編成がどうスカウティングしていくかになるでしょう。
城福監督もJ1のスタンダードは知っていますし、何ならカップウィナーでもあるのです。
来シーズン何とか持ちこたえて残留できれば、その後のシーズンでは大化けしそうな気はします。
これで、FC東京との東京ダービーが久しぶりにJ1のリーグ戦で行われます。
とはいえ、毎回なんかしらのトラブルは起きます。
これも毎回決まってFC東京側のサポーターがふっかけてくるのです。
良い例は今年の天皇杯でしょうか。
一番有名なのは「灰皿フリスビー事件」でしょうね。
それについて過去に記しています。
なにせFC東京サポは緑色を忌避する傾向があるようで、そうやって要らぬところでヴェルディを煽るのですよね。
そのトリガーは20世紀末の東京ガス(今のFC東京)とヴェルディ川崎(今の東京V)とのトレーニングマッチと記憶しています。
こういう悪ノリにウンザリしたのもFC東京を観るのを終結させた理由でもあります。
昨日のプレーオフでも多くのFC東京サポが清水側に陣取って東京Vの昇格を阻止すべく応援していたことでしょうし。
両チームともダービーだけは厳戒態勢を敷くことでしょうね。
おそらくその日はネタを求めてゴシップ系も味スタに集結するでしょうし。
もうFC東京を観るのは金輪際ありませんので、東京Vのゲームを観に行こうとは思っています。
できれば因縁の町田との対戦でも行こうかとは思っています。
もっと何とかなれば広島の新スタジアムで観てみたいな・・・とは思っています。
それだったらWE.リーグのサンフレッチェ広島レジーナとベレーザの方が良いかもしれませんけどね。