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富山と金沢に行ってきました(2)

朝金沢に着き滞在時間わずか84分で出発して、富山駅に着いて素材撮影とICカードチャージ祭りを勤しんできました。
続いて北口から北の方向へ歩を進めていくのでした。

富山地方鉄道「CENTRAM」0900形と富山駅電停

北口広場も整備がほぼ終わっているようで、途切れていた富山港線と市内電車が繋がっていてちょっと感慨深くなりました。
ただ、駅北側の方は歩道拡張工事が行われていたようで狭い状態ではありましたが。
進行方向左手にKNB北日本放送(日テレ系列)の放送会館を視てこちらに。

富岩運河環水公園。

今回は午前中に来てみました。
ええ、夕方からライトアップされている方がムーディーのは知っていますよ。
4年前にこの公園に来たときは夜でしたから。
とはいえ、午前中のゆったりした感じもあり、ちょうど週末だったこともありなんともゆったりしているのも佳きですねと。

そしてこちらに。

スターバックスコーヒー富山環水公園店。

SNSで「#世界一美しいスタバ」とされている店だそうです。
(その真偽はともかく)
こちらも4年ぶりに訪れました。
随分と長くできた列に並び、One Moreを発動すべく朝の金沢でのレシートを提示しましたら、店員さんに軽く驚かれてしまいました。
「金沢から来たのですか?」と。
そりゃそうなりますよね、朝一番で金沢にいて午前中には富山にいるっていうこと自体がそもそもおかしな話ですから。
で、One Moreでアイスコーヒーを発注して運河が見えるカウンター席を探したのですが、あいにく空いておらずレジ側が見える方に陣取りました。
アイスコーヒーをいただきながら息を整えて、諸々雑用をして出発。

来た道を戻って富山駅に向かうと自由通路が少しザワついていまして。
在来線(あいの風とやま鉄道)と新幹線(JR西日本)の間の通路を進みとやマルシェへ向かいました。
それにつけても、JRのみどりの窓口はものすごい長蛇の列でした。
チケットレスが進んだご時世にもかかわらずまだまだ切符を買い求める方がこんなにも居るんですね・・・ってちょっと驚きましたけど。

とやマルシェに入ってこちらに。

西町大喜。
とくればこれでしょう。

中華そば(並)
富山名物ブラックラーメンです。
パンチの効きすぎる黒いスープに、絡み合う太麺に、肉厚のチャーシューに、とどめはブラックペッパーに・・・。
ちなみにメンマは抜いていただいたのですが、エキスをいただきました。
美味しくいただいて店を辞すと数件隣の回転寿司屋には長蛇の列。
そこまでして食べたいんですね、富山の寿司をって。
とりあえず帰りに買う土産物を見定めつつ富山地方鉄道は富山駅電停へ。

2年前の春に旧富山ライトレール富山港線と市内電車が接続しより利便性が向上した形になっています。
ちなみに富山港線がLRT化された時に発足した富山ライトレール社は接続開始の1ヶ月前に富山地方鉄道に吸収合併されましたが。
在来線と新幹線の改札から路面電車の電停までほぼシームレスで繋がっているという形態は他の都市ではほぼ無いような気がします。
前富山市長の目に見えた成果なのでしょう。
広島がこういう形態にするということは聞いておりますが。

しばし到着と出発の様子を見学していると、踏切には両サイドに警備員がついて立哨を始めていました。
そしてその向こうの広場には長蛇の列が。
きくところでは富山に行っていた日に「バッカスとやま2022」という日本酒が飲めおいしい食べ物が出されるイベントが自由通路と駅南広場で行われていたようです。
そのために警備員を配置したのでしょう。
入ってくる電車も徐行で入っているとは言え、こういう形態の踏切は日本国内でもなかなかありませんから、何も知らない観光客および酔客のために付けたのでしょうね。

それを横目にある所を下見してから富山地方鉄道電鉄富山駅へ。
手持ちのecomycaにチャージして改札を通過してしまったら、昭和の堅物みたいな定年上がりの再雇用と思われる駅員に叱られました。
まだ改札の時間じゃねえ!(意訳)と。
・・・そうか地方の鉄道は出発の数分前にならないと中に入れてくれなかったんだなと。
間違えて都会のノリで行ってしまいました。(だいぶ悪意のあるニュアンス)

で、改めて改札が開放されてホームへ。
これが在線していました。

岩峅寺(いわくらじ)行き普通、14760形。
新製配置からゆうに40年は超えている車両で内装は「昭和の地方鉄道」そのものでした。
そして岩峅寺行きのあとに出発する宇奈月温泉行き普通がこれで来ました。

17480形、元東急8590系。
2両に輪切りにされて富山で頑張っています。
それにつけてもこれが宇奈月温泉まで行くんだっていうのがなんともはやでして東横線や大井町線を走っていた頃がうそみたいに感じてしまうのでした。
ちなみにブラインドになっている番線には元西武10000系もいましたし、
更に言えば元京阪の特急車も多数在籍しています。
地方鉄道からすれば今の懐事情を慮るに新車なんて自前でホイホイ造れませんし、市内線の車両など半分は富山市の負担で製造して市が所有していますから。

で、年寄りを主にたくさん乗せて電鉄富山を出発していきました。
上下左右に忙しく車体を揺られているところに地方鉄道らしさを感じてしまいましたが。

※(3)に続く

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