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横田基地日米友好祭

がこの週末に施行されています。


最寄り駅となるJR青梅線の牛浜駅、JR青梅線・五日市線・八高線および西武拝島線の拝島駅では9時だというのに客が普段以上に降りています。

特に横田基地への入場口となる「第5ゲート」に一番近い牛浜駅では普段より増し増しで客が乗降していますので、朝から応援の駅員がホームでスタンバイしています。
平日の朝でも立哨(ホーム上の監視)がないのに。

牛浜駅は普段は閑散としているのですが、年に1度、この時に限ってはガチでオーバーフローします。
狭いホームに(改築されたとはいえ)コンパクトな駅舎ですので、帰りは電車に乗るまで下手すると30分近くかかるでしょう。
これに切符を買うとか、Suicaをチャージするとか言ったらもっとかかるでしょう。
青梅線って都会や近郊の路線と違って頻繁に走っているわけではないですからね。
待ってりゃすぐ来るわけではないのですし。
編成こそ基本10両なのですが。
個人的には余計に歩いてでも拝島から乗った方が得策ですよとは思うんですけど、皆ラクしたいのか牛浜に足が向くみたいですね。

こうなると夜間の列車は激混みになることでしょう。
青梅を出発してガラガラだった上り列車が牛浜から普段あり得ないくらいにドット乗ってくると言う。
まるで新横浜近くのスタジアムかアリーナでのコンサート帰りの群れが迷惑行為よろしくで東京行き新幹線に乗り込んで来るみたいに。
端から見ても異様な感じで。


アレの影響でここ数年は開催されていませんでしたので、久しぶりの開催となるのです。

米軍機の展示や各種アトラクションなど色々な意味で盛り上がることでしょう。

ただ、現実として横田基地周辺は日々訓練機などの離発着時の騒音に悩まされているというのはあるのです。
慣れてないとビックリするくらい低い高度ですからね。
スマートフォンからでもそんなにズームしなくても撮れるくらいに。
そして有刺鉄線付きの金属フェンスを挟んでニホンとメリケンが対峙しているのです。
八高線は東福生~箱根ヶ崎間でメリケンの中を走り抜けているのです。
横田基地より少し西にある我が家の上空でも平日の日中はC-130やらV-22オスプレイなどが800メートルくらいの高度で飛んでいます。

沖縄ほどではないですが、西多摩地区でも米軍の存在を感じられるのですよね。
そして、横田基地の横を走る国道16号・東京環状沿いのこれまた独特な文化を醸し出す店舗とか、福生駅北口側の飲食店とか。

ただ、この辺の感覚を「東京」に住んでいる連中はドンだけ理解しているのでしょうか。
大して理解できてないでしょうけどね。
なぜならそっちに米軍機が飛んでこないですし、そもそも飛んでくるわけなんかないと決めつけている節もありますし。


とはいえ「反戦平和」を叫んでいる連中からすれば、米軍の存在は「目の上のたんこぶ」なんでしょうね。
時折福生駅前のペデストリアンデッキなどで「何か」やってるみたいですし。
とはいえ、昨今の世界情勢の劇的な変化でそんな悠長なことを言ってられなくなったんですよね。
そういうヒト達を彼の地にいる戦場カメラマンさんが「お花畑ですよね」と評しておられましたが、本当にそうだなと。

さすがに昨今の世界情勢を見てマズいと思ったのかどうかは知りませんが、自衛隊反対を声高々に叫んでたどっかの政党の「委員長」(議長になれていないんだ)が自衛隊を「活用する」みたいなニュアンスで発言してザワつかせたみたいですし。
言い訳がもの凄く二枚舌に感じましたし。

なにせ永世中立国とされているスイスとて方針転換を示唆している状況なのです。
間違いなく「戦前」に時計の針は巻き戻っています。
ニホンとて当然火種は極めて近くにたくさん転がってるのです。
もっと言えば対岸の火事では無いのです。
そんな状況でどのようなお考えで平和を叫んでいられるだろうって思うんですけどね。
戦後のある時期ニホンをかき乱しておきながら。
そういえば、北方領土では強めに叫んでいるわりに、「竹島」では腰が引け気味に見えるのはなぜでしょう。
あと衆院選直後に話題になった「文通費」の改正案でも唯一反対なさったそうですよね。
あの党なりの「正当な理由」があるのかはたまた「別の意味」があるのかは存じ上げませんが。
どこかアメイジングに感じるのですよね。

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