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円満離婚なんてウソだった、私の離婚記録。
円満離婚なんて素晴らしき離婚はなかった、
厄介な離婚の本当の話。
はじめまして。Fuyukaです。
世間で言う、いわゆる熟年離婚。
子供は2人、それぞれ29歳、26歳です。
漠然と離婚を考えたり、離婚後のことを考える前に
私の実体験で、完璧な離婚を目指していただけたら幸いです。
〜病んで仕事も失い、さまようアラカンとなったワタシ〜
離婚して、ちょうど1年半。
なのに離婚してもっと時がっているように感じるのはなぜか?
それは離婚相手の元夫のタチの悪さと理解力のなさである。
と私は思う。
私たち夫婦はどうも相性は良くない、
とも思っていたし、なんか怪しいな、
って後から考えると思いあたるふしもあった。
おそらく、いつか離婚するだろうというカンというか
このまま夫婦をやってくには息が詰まる、、、
と子供が中学生くらいの頃から思っていた。
嫉妬深い元夫に嘘を言って遊びに行ったこともある。
嫉妬深いと言えば、
いかにも「愛情」があるように聞こえるが
そうではない。
単に籠の鳥にしたいだけなのだ。
女が仕事に行ったら変な虫が付く、などと豪語するような人だった。
だから、目を離すと何をするか分からないから
どこにも行かせたくないだけなのだ。
夫が離婚を考えているとは夢にも思っていなかった。
私が思っていても、元夫は思っていないと思い込んでいた。
このまま世の中の昭和の親世代のように
不満を言いながら(会話は少なかったので言いながらではなく、思いながらか?)続けていくしかない、諦めの域なのだと思い込んでいた。
しかし!
私は能天気すぎた。
まんまと元夫の計画的離婚の罠にかかっていったのであった。
その日はいつも通り、土曜の朝、
出勤だと思われる時間にガレージから
エンジンをかける音、
そしてグレーチングの上を車が発進する音がし、
やがて、その音は遠ざかった。
私の職業は、以前のクライアントの担当者のヘッドハンティングで税理士アシスタントなるものに転職したところだった。
元夫はいつの間にか(今思うと会社の身の上話すら言わなかった)役職につき支店長になっていたので
たまの休日出勤は当たり前のように出勤していた、、、
ように思えて、そうでない時もあったのだろう。
私の土日休みに朝5時半に出ていくのは本当に
「迷惑」だった。
私の部屋は窓を開け見下ろすとガレージなのだ。
車の音が遠ざかり、
まだ寝ている人の方が圧倒的に多い土曜の朝5時半は
やっと静かになった。
あ〜、やっと行った、、、
今日は夫がいない休日を過ごせると、安堵。
休日でも三度の食事を決まった時間に提供しないといけない。
食べるものにこだわるマッチョマン。
朝は自分でパンを焼き、ドリップコーヒー、ゆで卵、バナナ、ヨーグルトがルーティン。
私が『起き遅れても』自分でできる。
が、そのあと、昼は11時、夜は5時半、、、
これに合わさなければならない土日を
何年も続けてきたので
夫のいない休日は少し安心できた。
が、、、、
もう少し寝ようとしたその時、
元夫からLINEが届いた。
なんとも言えない嫌な予感がした。
なぜなら、このシチュエーションで、
私が確認のために「今日は仕事?」
と聞かない限り、このタイミングでのLINEは不吉しかなかった。
これ、どこで送信ボタン押したんだ?
まだ自宅を出て5分だ。
何となくしばらく見る気がしなかった。
でも嫌な予感がしているのに、呑気に二度寝する気にもなれず
恐る恐るLINEを見てみることにした。
読む前から心臓の音がバクバクした。
音も聞こえたし、心臓が大きく動いてる感覚も覚えている。
最初の言葉で予感は的中した、と自分で自分を自覚させた。
涙が溢れ、体の震えが止まらない。
スーパーで一万円分の買い物をしたレシートかのような長い長いLINEだということは分かった。
でもその内容を読む気持ちになれなかった。
子供達が起きる前に、内容によっては泣くとか悔しさの感情を処理する時間が必要だと咄嗟に思い、
私はLINEを一番上にスクロールした。
案の定そうだった。
他人のような言いぶり、文章、どれを見ても
元夫にこんな文章を書く力があったことに驚いた。
書いてあったことの結論は『円満離婚を望みます』だった。
私の中で、一瞬だけ離婚なんてしたくない、だったが、
よく妹に、向こうがしたいって言ったらしてもいいわ、と言っていた。
それは絶対に言ってこないとたかを括っていた証だ。
頭がグルグル回り、私は布団で口を塞いで鳴き声が聞こえないようにした。
8時前になって洗面所へ降りた。
顔を見たら、泣いたのが丸わかりだった。
子供が早く起きてきませんように、、、と願った。
どんなLINEだったのかを、次回公開したいと思う。
実は後々分かるのだがそこにはたくさんの嘘にまみれていた。
愚かな元夫に騙されてはいけない。
自分でボロを出す。
焦ったボロは出る。
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