超年下男子に恋をする53(最後に心からの感謝を込めて)
彼のことが本当に好きだった。記事を書いてみて改めて思った。
6月、出会った頃は「なんだこの子」と思った。イケメンはイケメンだけどドンくさいしモテないのがよくわかった。バイトも失敗ばかりで、みんなに変な子と言われて、でもそれがおもしろくて私が面倒をみるとなついて、「尊敬してます、お母さんの次に!」なんて言われたんだった。
7月にはもう私の推しで、小学生みたいな彼が息子みたいで、息子ってこんなに可愛いのかなと溺愛した。彼は自分が大事に特別にされることを喜んでいたし、「山