“Just in time & 自働化”をイギリスの教室へ
トヨタの「ジャスト・イン・タイム」という「必要なものを、必要な時に、必要な分を流れるように生産する」考え方を、私の教室に当てはめてみます。
▶︎必要なモノ=授業内容・指導方法
misconceptions(誤情報) はないか
学習内容のギャップはないか
▶︎必要な時
=intervention groupのタイミング
(授業以外で行う小グループによる
追加学習サポート)
▶︎必要な分=指導する内容と教材の量
児童たちの学力に沿っているか。
簡単すぎず、難しいすぎないか。
のちに「Cognitive Load Theory」として
さらに分析をすすめます。
▶︎流れるように=時間割・スケジュール
繋がりを持った無駄のないスケジュールで
指導が行われているか。
→Phonics指導からWritingの授業へ
→Writingの授業からReadingの授業へ
▶︎生産=教師の指導力と児童の理解
学校における「生産」が表すのは
児童の理解度。
少なすぎず、多すぎず、というのがなかなか難しいところですが、この見極めは児童の理解度へのカギになります。
次に、トヨタの「自働化」を私の教室に当てはめてみます。
▶︎異常があれば
=学習内容を間違えて覚えている
▶︎問題があれば
=児童の1/3が学習内容を理解していない
▶︎その場で止まる
=授業を止めて、理解していないところを
もう一度指導する。
この2つの基本をしっかり頭に叩き込んで、毎日の授業にのぞんでいきます。
余談ですが、私の好きなトヨタ氏のスピーチです。
何度も何度もみています。
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