エモいを引き出すママレードボーイ
最近マーマレードを食べたことをきっかけに
ふとママレードボーイが観たくなり
(動機が単純すぎる…!!)
YouTubeでアニメの1話を観てみた。
だっけっどっ、きにっなる〜の主題歌は耳残りがあってメロディーも歌詞も最高。
観てた当時は幼稚園くらいだったので
内容は全然覚えてなかった。
1話の始まりは、2組の夫婦がお互いの相手を同時に好きになりW離婚&再婚。
それにより、2家族がひとつ屋根の下で
それぞれの子供の光希と遊も一緒に暮らすことになる。
大人になった今改めて観るとツッコミどころ満載の設定だけど、
1話の初対面からキラキラ王子のようなスマイルの遊に、かっこいい…と画面の全ての色彩を飛ばしながらときめく光希。
これぞ少女漫画の原点!!という感じが最高にエモい!!!かわいい!!!
続きが気になり漫画を購入。
読み進めながら、あーこんなキャラいたなぁとか、このキャラはこういう関係性だったなーと、どんどん記憶の引き出しが次々に開いていく感覚がとても楽しい!!
癖毛の私は小さい頃はロングヘアの女の子に憧れがあり、めいこが好きだったこともぼんやーり記憶にあった。
今読み返すとめいこがさらに好きになった。
文学部に所属しており本が好き。
高校生にして
誰にも言わずに教師と付き合い、
たとえ親友同士でもお互い全てをさらけだす必要はないと悟りを開いており、
自分の親の冷めた夫婦関係を揶揄しながら
親友光希の話を常に冷静な視点で聞くという。
たいそう大人びた女の子である。
少女漫画の主人公はたいてい
明るく活発で勉強は苦手だが運動が得意、
ちょっとドジな女の子が多く
私もそういう女の子が可愛いとしっかり脳内刷り込みを受けていたけど、
大人になって読むとそうでないタイプの子もとても魅力的に見えるなー。
今の少女漫画の主人公はいろんなキャラクターがいそうだなぁ、、時代を感じる。
無我夢中で5巻まで読み漁り、
エモゲージが溢れかえり満足し、
残り3巻を買うか迷っている。
このエモいという感情は
ときめき、ノスタルジー、
もう戻れない時間の流れを感じる哀愁、
あの頃の思い出、
などいろんな気持ちが複雑に混ざり合って
すごく感情が動くし、パワーになるから不思議!
30年の時を経たりぼん作品は私にとって
エモさの塊だと思う。
ご近所物語、ちびまるこちゃんは
大人になってもずっとバイブル。
グッドモーニングコールもGALSも
ひめちゃんのリボンも
赤ずきんチャチャもミントな僕らも
こどものおもちゃも てこてこはこべも
単行本が家にあったなー。
あぁ、今の感性と経験値で読みたいなぁ。