年を重ねることのよさ
年を重ねることに対しての価値観って
いろいろあると思う。
私はどちらかといえば元々肯定的。
若い頃に、若いねー!と
褒められてるのか、軽く見られているのか分からない声かけや、
若いから大丈夫!となんの根拠もない慰めに
ちょっと違和感を感じたりもしていた。
固定観念が少なく素直に物事を受け取りやすかったり、
体力もあるし心身共に傷も治りやすかったり
人間の平均寿命を考えると時間があるし
希望すればチャレンジがしやすかったり
周りのフォローが得やすかったり
若さゆえのメリットも理解していたけど。
それでも私は
年を重ねていろんな経験をしていて、
自分の意志やペースをバランスよく保ちながら、
どんなことにもフラットにあたたかく対応できる
大人に憧れていた。
(かもめ食堂のサチエさんとか、
マイインターンのベンが憧れ♡)
最近新たに感じる
年を重ねていいなぁと思えること。
それは
年数をかけて繰り返し味わう作品の感じ方が変わる楽しみがある
ということ!
私は好きなドラマや映画、
音楽を定期的に観たり聴いたりすることがある。
以前にも逃げ恥を定期的に観ちゃう記事を書きました。
自分の置かれた状況に重ねたくなって
あ、あのシーン観たい!!とか
今あのフレーズで鼓膜を揺らしたい!!とか
ふと思い出して味わうことが多い。
ちなみに最近聴いているのは星野源さんの
エピソード(2011年)
ストレンジャー(2013年)というアルバム。
エピソードの布団という曲が
源さんの音楽を好きになったきっかけ。
今までも素敵な曲だなぁと思っていた
フィルム、くせの歌、くだらないの中に
などが今の私にピッタリでよく聴いてます。
何度も何度も聴いたアルバムですが、
日常という曲が12年の時を越えて
今、私の心にめちゃくちゃ刺さっている!
共感ではない感覚で
構築していく人間関係にとても興味があって
その感覚を掴めたら
心地いい人付き合いの種類が増える気がする。
まだその感覚は模索中だけど。
こんな風に言葉が心に残る作品が好き!
気持ちや状態を伝えるときに
その人自身の比喩やユーモアのある
イメージを捉えやすくする言葉が好き。
そんな言葉を使える人が好き。
長生きしたいなーって思ったこと
今までほとんどないけれど、
年を重ねた自分が
好きな作品を繰り返し味わって
どんな風に捉えられるようになるか知りたいから長生きしてみたいかもって
初めて感じています。