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ママチャリで旅行してみた

お久しぶりです。ふゆきです。
チャリに関する記事をいつ、どんなものを書いたかすっかり忘れてしまいましたが、個人的に書きたいと思ったため、書き留めてみようとおもいます
ちなみに自転車はブリジストンの3速ギアです 
冬の間、通勤以外でほとんど自転車を漕いでなかったので感覚を戻すために漕ぐ感じです。
日程
2月23日・26日・3月5日
手間にはなりますが、駅に自転車を置いて都度都度往復してます。

※ルートの地図を記載していますが、実際に走ったルートと多少違うことがあります。赤が全体の工程で、緑が記事にしている場所です。
黄色が、想定した別ルートです。

というわけで、1日目(2月23日祝)川口の我が家でしばしの別れを告げるチャリンコ。カゴとか近く治さないといけない(外れる寸前)けど、現時点では26・27で帰ってくる予定なので、とりあえず放置。ちなみに危険は今のところないです。

本日の予定は西川口→水戸。目的は週末の土日に大子温泉に行くためです。
そして、風向きは午後から北東の風が強くなる予定です。したがって、早いうちに桜川まで出て、R50で水戸に向かうのが得策と判断しました。小山までは走ったことがあるので、それならばと下妻方面を経由しました。

ちなみに、自転車を漕ぎながら写真は撮れないのでどうしても写真の枚数は減ってしまいます、あしからず。


いつも通り、R122とR16で春日部方面へ
R122は登りと下りの間に東北自動車道が走っており、東名高速道路側は遮音壁(※ https://www.hng.co.jp/gijyutsu01kosoku.html)があり、車もかなりの数走っており風向きの影響は受けにくく、速度は乗りやすい印象です(ただし、少し危ないのが難点)
ただし、R16はうってかわって路面がガタガタ。R122とは大きな違いで非常に走りにくいです。北方面に向かう際、R16を使わずにR4に抜ける県道があればいいのですが。

R16を10kmほど進み、多少近道となる県道からR4へ、杉戸町幸手市と進んでいきます。

千葉県野田市を通り、関宿を超えて茨城県は境町。道の駅さかいでトイレ休憩を挟み、再び走り出します。
肝心の風はと言うと、旗が分かりやすく進行方向逆側にひらひらする程度の風でした。


県道を進み、八千代町役場。すぐ近くにあったので寄ったくらいです。
R125に出ると、狙い通り追い風に変わりました。やはり漕ぎやすさ・気持ちよさが段違いです。

下妻駅近くのガストで腹を満たし、桜川に向かう…その前に、近くに沼があるみたいなので寄ってみることに。

砂沼大橋と筑波山。
今後は筑波山をめざして走っていくことになります。

漕いでいけば行くほど、筑波山が近くなっていきます。

そして、その大きさに反比例するように、民家の数は少なくなっていきます。
風向きが今は味方し、順調に筑波山のお膝元へ近づいていきます。

最終的に、ここまで近づきました。

この辺。

ちなみに、この自転車で筑波山ヒルクライムを行ったこともあります。


それはそれとして、筑波山ふもとの県道で桜川方面へ。
行くつもりでしたが、想定よりも向かい風がきつい。
どれくらいキツいかと言うと、

風返し峠を経由していこうか悩むほどです。
この時は、山を超えてもこの向かい風はマシになってもやはり向かい風は向かい風だろうということで、赤ルートとしました。

県道を走っていると、つくばりんりんロードとぶちあたりました。つくばりんりんロードは旧筑波鉄道をサイクリングロードとして改造したサイクリングロードです。
本来であれば、快適なサイクリングが出来る…んですが、写真からも分かるように遮蔽物がなく、強風がひたすらに筑波山に向けて(なのか?)吹き抜けていく最強の環境でした。
自転車を運ぶ手段なんてものはありません、ただひたすら耐えるしかありません。

途中の真壁休憩所。

この辺。休憩所です。

旧真壁駅を改築したものですね。

筑波山を、今度はバックに走り続けます。残り10km程度でしょうか。
向かってくるサイクリストは何人かいましたが、休憩中に抜いてくるサイクリングはおらず。やはりこの風のなかサイクリングをしようという人はなかなかいないわけですね。

真壁から耐えること40分、岩瀬駅に到着。
あとは追い風に押されて、水戸に向かうだけです。

悲しいことに、真壁から水戸までの写真が一切ない!笑
そういう日もある、ということで。

岩瀬から30km、水戸に到着。

30kmほど虚無をくぐりぬけた

この日は極楽湯で温泉を頂き、赤塚駅にてサイクリングを終了としました。

この日のロード。赤塚駅からは常磐線で帰宅。この後の予定を考え、常陸太田まで行っても良かったんですが、この風でさらに北に向かうのは無理です。

2月26日 サイクリング2日目

2日目は赤塚駅から。この日の予定は赤塚から大子温泉へ、大子から宇都宮に抜ける予定です。風向きは午前中はひとまず南風が吹いてくれるようです。

朝は

今日も綺麗な冬晴れを見せてくれました。大子へはまっすぐ向かえば60kmもないのですが、おそらく営業時間前に着いてしまうので少々迂回して行くことにしました。
正確には、常陸大宮ではなく常陸太田市を抜けて行くルートですね。

水戸市からまっすぐ向かわず、敢えて城東町を抜けていきました。

その後、大きな橋を渡り常陸大宮を縦断。常陸太田市に入りました。
いつもならば、即その先へ…と行きたいところですが、この先山の中に入るためすぐに補給が出来ないと踏み、コンビニで休憩。

この辺。

ひたすらR349を日立市と常陸太田市の市境を踏みつつ気持ちよぬ北上していくと、小さな道の駅がありました。どうやらこの辺、昔は里美村という村だったそう。

気持ちよかったR349とのお別れ

この辺。

さて、写真の青看板はなにやら隠されている地名がふたつあるようですが、気になったのでGoogleマップで調べてみました。

こういうことでした。
写真は撮っていない(登坂だったので)のですが、大子へ向かうR461が峠越えの狭い道で、大子への通常走行は難しいという意味でこのような標識になっているらしいです(とはいえ、水府に向かう道がその問題の峠越えなんですが…)
そして、道が整備され写真のようになったってことですね。

Yahooマップだと県道になってるけど…その辺はよく分かりません。

そんなこんなで、直接大子に向かう…わけでもなく、途中寄り道したい場所があったので、目的地へ。
目的地は、龍神大吊橋です。

この辺。この辺りは旧里美村をぬけ、旧水府村という場所のようです。(Googleマップにも水府という地名がありますように)

空にかかる橋。

たっけえ。正直登るかどうか悩みましたが、この機会なので上に行きました。

…夏にまた来ます!

ということで、再訪を近い大子温泉に向かいます。
さて、大子に向かった理由ですが、温泉よりひとつ大きな目的がありまして。
というのは、細かい事情はここでは省きますが温泉むすめの温泉地イベント?として一部温泉地で配られているステッカーがありまして。それを貰いに行くの後今回の目的です。

帰り際に見つけたガバガバ位置紹介

ひーこらひーこら登ります。この峠?を登りきるとめでたく大子町に入ります。

山を登りきると、すぐ近くに袋田の滝があります。
目的地は滝のすぐ近くに。

大子温泉の根本さん、ここが今回の目的地でした。
7月に自転車できてから、2回目の自転車です。


壊れて外れていたカゴをなおしてもらいました。

さて、今回の目的を達成したところで、最終目的地宇都宮に…と思ってはいたんですが、風向きがまだ南向きだったため、急遽北に向かうことに。

目的地なしの放浪旅が突然始まりました。自転車旅とはある意味こういう楽しみもあります。

30分ほど北上すると、福島県入り。場所で言うとこの辺。(キョリ測が落ちたので、赤色で場所を示していきます)
写真はあまりありませんが、気持ちいい追い風のおかげでどんどん進んでいきます。

矢祭町に入ったところで、久慈川のサイクリングロードに入ります。この道で気持ちよく棚倉町まで走ります。

…しかし、事は上手くいかず。

塙町と棚倉町の間あたりで何故か急に向かい気味に。理由は不明ですが、北風が吹くなんて予報はあったっけ…と難儀してました。

消耗を予感し、腹ごしらえ。とりあえず須賀川までは行きます。

明るいうちに須賀川のR4に出たかったため、ひたすら走ってました。気づけば、夕暮れの田んぼ道を1人で走っていました。こういう所にもサイクリングの良さがあります。そこにママチャリもロードバイクもありません。

しかし

この辺で太陽が力尽きてしまいました。あとはもう暗闇の中を走っていくしかありません。写真もありません。街頭と車は少しありますが。

しかし、それでも足は止めません。真っ暗な道を走り続け、真っ暗になって十五分程でR4に出ることが出来ました。

今日はここで終わり………


にはしません。何故か足が回復したので、どんどん、行けるところまで行きます。

郡山で晩御飯。福島方面に狙いを変えた時はこの辺を目的地にしていましたが、まだまだ進むことに。

二本松でトイレ休憩。寒いですが、ひとまず福島まで頑張ることにしました。

福島市街地直前。長めの坂道を一気に下れば、そこは福島市街地に入ります。
さて、目的地は福島市にした訳ですが、本当の目的地は福島市の北側。目的地はこれまでの工程と比較すればすぐですが、まだまだ北上していきます。
50km以上走ったR4からお別れを告げ、R13、山形方面へ。

脇道にそれ、現れた線路にそって走ればゴールがあります。


今日の最終目的地になった、飯坂温泉です。

…まあ、来たはいいが温泉も宿も空いてるわけなく、ここからおよそ10km先の快活まで行き、今日の工程を終了としました。


2日間のルートと2日目の距離とか



翌日。きちんとあっつい温泉に入りました。



サイクリング3日目。2日目の翌週にあたる、3月5日に走りました。

自転車は2月27日に伊達駅に運んでました。雨の中。

かれこれ伊達駅からスタートです。

伊達駅の道を真っ直ぐ走ると、すぐに阿武隈川のサイクリングロードにあたります。朝の雰囲気を肌で感じつつ、まずは宮城県の角田市を目指します。

気持ちよく走っていると写真が少なくなりがち


場所はこの辺 ルートは川沿いではありませんが、一応川沿いを走りました。

この国道、なかなか国道とは思えない道をしております。非常に趣があります。

正真正銘、国道です。
体は何度も来ている宮城県ですが、自転車で来るのははじめてです。

国道らしからぬ道をひたすら走ります。丸森町を進むにつれて少しずつ景色が開けてくる感覚はあるのですが、ところどころ岩がせりたっている場所もあり、よくこんな所に国道を通したなと思うくらいには狭い道もありました。
標高だけ見れば田んぼ道が続いているのかな、と思っていたのですが、思ったより面白い道でした。R4選ばなくてよかった。

酷道を走ること一時間とちょっと、開けた場所に出てきます。丸森町の中心部であり、角田市まではもうすこしです。

45kmほど寄り添ってきたあぶくま川との惜しげな写真
しかし、私はここから山方面に向かわなければ行けません。行くところがありますので。


角田市から柴田町、大河原町、村田町と町を抜けていきます。
この辺は基本的に逆向きになったR4以外は追い風基調。非常に走りやすかったです。
写真はないのですが、村田の蔵?を抜け、川崎町に。

300メートルを一気にかけ登り、川崎町に入ります。
そして、今回の目的地のうちのひとつ。

釜房湖にやってきました。
電車のみでは行くことが出来ず、どうしてもバスが必要になります。
山の上(今回はそれほどでは無いけれど)にある湖を見るとテンションが上がってしまうのは私だけでしょうか。
さて、釜房湖を出ると、数十分ほどでとある温泉地に向かうことができます。

当然行かない理由なんてありません。
手前のくねくね道を抜ければ…


秋保那菜子ちゃんがお出迎えしてくれます。
秋保は温泉むすめ事業からは撤退気味で、今後の精力的な活動はあまり期待できませんが、活動してくれ
頼む。近くの松島温泉を見てくれ、すごく賑わっているじゃないか。

なんて思いつつ。

秋保温泉の共同浴場。
あっつい(温度的には大したことなさそうですが…)温泉が疲労が溜まった体に染み渡る。
これだから自転車での温泉巡りはやめられない。

さて。この後の予定は、吹くとされている西風に乗って松島の方に向かいます。

…しかし、吹いていたのは向かい風。

どういうことだ!とyahooに尋問をしたいところですが、そんなことをしても変わらないので仕方なく走り出すことに。

途中キツめの睡魔に襲われたため、仮眠をとりつつ仙台へ。

せっかくなので撮りました。
仙台駅。

ゆっくりしたいのはやまやまなんですが、

塩釜あたりで雨雲に飲まれそうになってしまいます。
明るいうちに景色を撮りたい一心で、雨雲迫る仙台平野をひたすらに走ります。

松島海岸駅手前。松島を見下ろせるスポットがありました。せっかくなので記念撮影。


天気に恵まれない日にはなりましたが、松島に到着。
本当は石巻まで走る予定でしたが、雨がまた降ってしまうみたいなのでここでゴールとしました。

140kmのエンジョイライドでした。


仙台に来たら、これだねと牛タンを食しました。
牛タンそのものは地元の料理店で(主に会社のイベントで)数千円のものを時折食べますが、現地で食べるそれは地元で食べるそれと旨みの質が違います。なんというか、「牛だ!」と体に強く訴えかけてきます。

3日目のライド。これくらいなら明るいうちに出て、明るいうちに終われるので良いですね。



さて、自転車を松島駅に置いてきたわけですが、ここである問題が。

というのも、八戸から大洗の船で自転車を運ぶ(専用の袋がないため、輪行が不可能)予定だったものの、八戸→大洗の船がないことに気づいてしまいました。
GWに自転車旅行を企画(というか今回の自転車旅行は、そのための体力を戻すってのがひとつの目的でありますが)しており、北東北はその機会に走れる
ということで、

こんな船を予約しました。自転車を仙台から名古屋に輸送ができます。

ここから先、東京への船が出ている徳島まで行くか素直に帰るか…様々な案が浮かんできます。

とにかく、この記事を書いている日曜の次の週末、丸一日かけて自転車を名古屋まで運びます。

まだまだ、自転車旅行は終わりません。

ただ、ひとつの区切りではありますので、この三日間のことを記事にした次第です。

ロードバイクがなくても、こんな工夫?をすれば自転車旅行が出来ます。そのひとつの先例になればなと思います。

3日間で合計520kmでした。東京大阪のキャノンボールより少し短い距離ですね。これを一日で走ってしまうキャノンボーラーには驚きです。

では、また

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