言葉の衣装。
ホテルマンの対応だったり
スーパーのおばちゃんだったり
ただの接客時の言葉だけど
使う人によって
堅くも柔らかくもなる
ホテルマンの方は
スカイブルーで、礼儀正しくて丁寧で
お客様の要望に応えようと
瞬時に判断して行動してくれる
スーパーのおばちゃんは
該当する色が見つからなかったけど
知らない土地で、実家の温かさを思い出すような
優しさで包まれた元気な接客だった
同じ言葉でも、
使う人によって、
固さも柔らかさも色も変わってくる
まるで、言葉に衣装を着せるみたいに。
もう2度と会うことはないかもしれない
でも、きっとこの時のことは忘れない。