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【山歩き記録 第95歩】御岳山・日の出山(2024年3月3日)【初心者と下から登る御岳山】

新作ゲームや資格の勉強などなど押し寄せて忙しいふうゆです。

それでも、体力維持のために、定期的に歩かなければいけません。

というわけで、今回は、山歩き始めたばかりの友人とともに、御岳山から日の出山を通ってつるつる温泉に下りるコースを歩きました。御岳山にはケーブルカーがありますが、これを使ってしまうとほとんど登りがなくなってしまうので、ケーブルカーを使わず歩いて登ることにしました。


コース概要

地理院地図に書き込み

ケーブル下バス停で下車。ケーブルカー滝本駅を横目に歩いて登ります。御岳ビジターセンターで一休みし、長い階段を登って御岳山の山頂へ。階段を下りてきたら、日の出山へ縦走し、つるつる温泉に下ります。

記録

御嶽駅からケーブル下までバスに乗車。時刻表だと10時10分発のところ、10時ちょうど発の増便に乗れました。

ケーブル下バス停

ケーブルカー駅の先に駐車場と鳥居があり、そこから登山道となります。とは言っても、山上にお住まいの方々の生活車両などが通れるように舗装されているので、難しいところはありません。高尾山の1号路のような感じです。高尾山との違いは、途中にお店や展望スポットがないことですかね笑。

杉の木に番号がついていて、登るにつれて小さくなっていきます
ケーブルカーの下をくぐる。この辺で半分ぐらい
「くろもん」の標識がある1番の杉。集落への入り口があったそうですが、今はもうひと登りしてケーブルカー駅からの道と合流します。ちなみに山頂へはもう100mぐらい登る必要があります…

ケーブルカー駅からの道と合流してすぐ、御岳ビジターセンターがあります。外の水道で水を汲んだり、トイレを借りたり、展示を見たりできます。クマの毛皮がさわれました。ちなみに、ここから富士峰園地に寄り道するという裏プランもありましたが、友人がここまでの登りで大変そうだったので、そっとなかったことにしました。富士峰園地には、展望台や夫婦杉などのパワースポットがあるので、余裕があればぜひ寄ってみてください。ヤマノススメにも登場しています。

ビジターセンター入り口付近から見る御岳山。右奥のとんがりが奥の院?

ビジターセンターから宿坊の間を進み、神社の本殿まで、長い階段を登ります。

途中、かわいい石像のベンチで休めます
階段を登り切ったところから

御嶽神社の本殿は階段を登ってすぐですが、ぜひ、左から回って奥に進むことをお勧めします。御嶽神社は「おいぬさま」の神社として有名で、本殿裏のもっとも標高の高い位置に、山頂標識とともに、その「おいぬさま」御神体とする大口真神社が存在します。

いいお顔の右の「おいぬさま」
左の「おいぬさま」
大口真神社の説明
御岳山山頂標識

階段を下りて、日の出山に向かいます。ようやく土の道です。登山道上の雪は、一部分にうっすら残っている程度で、登山靴のグリップならまったく問題ありませんでした。

器用に柵を上り下りするヤギ
雪はこんなもんでした
階段を登る

日の出山は、その名の通り、日の出=東側が良く見える山頂です。富士山も見えそう?なのですが、実際に見えたことはありません…。

日の出山山頂
右の高い山が大岳山だとすれば、地形図的に、そのすぐ左あたりに富士山が見えるはずなのだが…
東の都心方面は好展望。日当たりも良く、休憩に最適です

つるつる温泉に向けて下山します。はじめにやや急な階段がありますが、その後は歩きやすい傾斜です。車道に出てからさらに15分ほどでゴールしました。

各種情報

コースタイム:3時間20分

標高:380m(ケーブル下バス停付近)~929m(御岳山)~340m(日の出山登山口)

主な展望スポット:日の出山

トイレ:御岳ビジターセンター、御嶽神社、日の出山の御岳山側の階段下

危険個所:特になし

アクセス:御嶽駅~ケーブル下のバスは約10分。西東京バス、ハイキング時刻表、奥多摩・御岳山エリアのPDFを参照。武蔵五日市駅~つるつる温泉のバスは約19分。西東京バス、ハイキング時刻表、あきる野・日の出・檜原・都民の森エリアのPDFを参照。

周辺情報:つるつる温泉のHPはこちら。触れた瞬間つるっとするアルカリ性の温泉と、メニュー豊富な食堂が魅力です。

施設ではなく登山道の話になりますが、下調べの中で、LANI HEAD TRAILという御嶽駅から日の出山に直登するコースが2020年に作られていたのを知りました。手元の2019年の『山と高原地図』にはないのですが、YAMAPには反映されているので、つぎ日の出山に行くときに使ってみようと思っています。


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