【山歩き記録 第73歩】岩戸山・十国峠(2023年2月26日)【熱海の新名所】
だいぶ前から、伊豆三山にはいつか行こうと思っていたのですが、昨年、十国峠のことを知り、一泊で順に歩く計画を温めていました。特に伊豆三山は、低山で比較的長めの縦走となるので、気温が低く日が伸びてきた春先がねらい目です。
引っ越しや試験の準備で忙しい日々でしたが、日・月と連続で快晴予報というまたとない機会を得たので、行ってきました。
こちらはその1日目、十国峠のレポートになります。
コース概要
姫の沢公園バス停からスタート。公園内の山道を通って、最短ルートで笹の広場へ。分岐から岩戸山を往復。東光寺を通って十国峠でゴール。ケーブルカーで下りたところにある十国峠登り口バス停から、熱海駅に帰れます。
記録
11時45分に姫の沢公園バス停に着く予定でしたが、熱海駅周辺の混雑で大きく遅れて、12時過ぎに到着。バス停から少し戻ったところに公園の正面入り口があり、登り階段の途中にトイレがあります。
地図でジグザグしているところは、本格的な山道という感じで、目印が少なく、僕も、本来折り返して登るべきところを直進してしまい、危うく迷いかけました。
その後もつらつらと登ると、「笹の広場」に到着。英語がSasa-no Squareなのが地味にツボ。
笹の広場からちょっと歩くと、また開けた空間に出るのですが、ここ(=笹の広場上の分岐から岩戸山分岐まで、案内図的に「150m」と書かれている道)がとても開放的で気持ちよいです。
分岐から、岩戸山まで往復します。
12時57分、岩戸山山頂到着。テーブル1台とベンチ2台がある、こじんまりした山頂です。日差しが心地よい。
来た道を戻り、三叉の分岐を東光寺の方へ曲がります。
人の多いところに出ると、そこは十国峠から舗装路でつながっている、峠の広場です。
ここから本日のピーク、十国峠までは舗装路を10分ほど。左手に4月1日オープンという(でもウェブサイト見たら3月24日から予約可能になってるけど…?)グランピング施設を見ながら、少しずつ富士山が顔を出してきます。
13時50分到着の十国峠は、その名の通り10の国が見渡せるという絶景スポット。ケーブルカーでここに来られるなんて、反則級ですねw。
ケーブルカーで下山し、お蕎麦を食べながら14時55分のバスを待ちます。
バスで熱海駅まで戻り、三島駅で伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換え。こんな立派な観光地なのにまさかICが使えない鉄道があるとは…ということで、一度改札を出て切符を買う必要があり、予定より一本遅い電車になりましたが、大仁駅で下車。もう大仁ホテルの送迎バスのない時間(最終16時30分)なので、上り坂を歩いてホテルに向かいました。
さて明日が本番の伊豆三山です。(続く)
各種情報
コースタイム:105分
標高:440m(姫の沢公園入口)~771m(十国峠)
展望:笹の広場・岩戸山から南、十国峠から360度
トイレ:姫の沢公園入口付近、十国峠ケーブルカー上と下
危険個所:姫の沢公園の複雑な道で迷わないよう注意
アクセス:熱海駅バス停2番乗り場からバスで約40分。途中、姫の沢公園にも停まります。2023年の時刻表は、伊豆箱根バスのこちらのページで、「路線時刻表」の「熱海市内・熱海箱根線」からPDFを入手できます。
周辺情報:十国峠は、ケーブルカー等を富士急が買い取ってから一気にリニューアルを進めているそうで、山頂のカフェ(TENGOKUカフェ)は昨年8月11日にリニューアルオープンし(山の日ですね!)、気づかなかったけど車両もこの2月23日(富士山の日ですね!)からデザインが変わっていたらしく、そして4月1日からグランピング施設がオープンするそうです。
今後ますますにぎわうでしょうから、混雑を避けたい僕のような人間は早めに行った方がいいかもしれませんよ?笑