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【山走り記録 第11走】陣馬山・景信山(2024年10月20日)【奥高尾のミドルコース】

高尾山から陣馬山に至る尾根は、アクセスが良く、多くの登山道があって、開始地点・終了地点をさまざまに選べるのが魅力です。例えば、前回は高尾山のコースを紹介しましたし、

noteに投稿していないときには、陣馬高原下バス停~陣馬山~藤野駅を走っていることが多々あります。

今回は、そこからワンランク上げて、陣馬山・景信山の2山の縦走をしてみました。

記録

地理院地図に書き込み

12時25分、陣馬高原下バス停をスタート。3時間でゴールできれば、日の入りが早い時期でも、日の入り1時間前に終えられる計算です。

開始すぐの分かれ道は右へ

細い車道で少しずつ標高を上げていくと、「陣馬山新ハイキングコース」とも呼ばれる登山道との分岐が現れます。ゆっくり歩いて登りたいなら、土の地面を踏める登山道がおすすめ。ただ、登山道にはちょっと大きい段差もあるので、トレラン目的なら、引き続き車道を進むのがおすすめです。

登山道との分岐

ひとつ覚悟しておかないといけないのは、車やバイクの排ガスを吸うことになること。この先の和田峠には駐車スペースがあり、そこから短時間で陣馬山に登れるので、それなりの車通りがあります。一方で、和田峠にはベンチや茶屋があるので、ちょうど良い休憩スポットでもあります。標高差500mを1時間近くずっと登りっぱなしなので、歩きやすい道とはいえ結構ハードです。そんな中でほっと一息つけるのが和田峠なのです。

薄暗い林道を登り続けた先に明るい和田峠が見えると、ほっとします

和田峠から階段を登っていきます。階段にもいろいろありますが、高尾山にも最近作られているような木の階段です。この階段が長々続くと、登り続けているのに足元の階段の見た目がずっと同じなので、酔ってきます。シンプルに害です。ここの選挙区の衆議院議員の言葉を借りると「ありがた迷惑」です。東側に巻き道もあるので、次はそちらを試してみようと思います。

登っていると酔ってくる階段

がんばって登り切ると、山頂に出て、一気に視界が開けます。この日は、予報に反して南関東の天気の回復が遅く、富士山は見えませんでした。

開放的な陣馬山
北西方向の展望

高尾駅で買ったおにぎりを食べて、縦走路に入ります。いくつかポイントを。

  • 全体的に道幅が広く、アップダウンはあっても小さいので、とても快適です。

  • この日は雨上がりだったせいか、数か所泥沼が発生していました。

  • 一方、十分涼しかったためか、夏に苦しませてくる大量のハエはいませんでした。

  • ところどころ道が分かれていますが、すぐ後で合流するものがほとんどです。入るとマズい分岐には注意書きがあります。

  • 堂所山分岐の手前にけっこう狭い箇所がありました。

  • 堂所山は東側の道が結構険しいので、無理に登らなくて良いと思います。巻き道があります。

走りやすい道
堂所山分岐
景信山への登り
景信山山頂

景信山への登り、営業しているか分からないながら、なめこ汁への期待で気合いを入れながら登り切りました。到着は14時45分。幸い、三角点かげ信小屋が15時まで営業しているということで、温かいなめこ汁を堪能しました。

濃い味と柚子のアクセントが最高です
いろいろ登ってきましたが、都心を見下ろすなら景信山が一番だと思います

15時に景信山を出発。だいぶ前に登りで使って以来の小仏峠への道でしたが、思ったより快適で、狙い通り15時30分に小仏バス停に到着。15時40分のバスで帰ることができました。

20分に1本あって嬉しい、小仏バス停

各種情報

コースタイム(歩行時):4時間30分

標高:330m(陣馬高原下バス停付近)~855m(陣馬山)~290m(小仏バス停付近)

トイレ:陣馬高原下バス停、陣馬山、明王峠、景信山、小仏バス停

危険個所:堂所山分岐の手前に狭い箇所があり注意

アクセス:高尾駅から陣馬高原下まで西東京バス、1時間に1本。小仏から高尾駅まで京王バス、20分に1本。

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