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【山歩き記録 第56歩】顔振峠・越上山・ユガテ(2022年4月1日)【雨のち晴】

ふうゆです。手術から約1か月半、やっと帰ってきました。まだ時々かゆかったりするんですが、痛みはほぼないので。

この日は未明まで雨で、北から次第に晴れる予報。日帰りで、なるべく北で、標高500~1000ぐらいで、まだ歩いていないところということで、黒山三滝から顔振峠・越上山・ユガテをつなぎました。

コース概要

地理院地図に書き込み

黒山バス停から黒山三滝に行き、そこから登って奥武蔵グリーンラインに出る。顔振峠では雨乞塚にも往復。諏訪神社を経由して越上山に立ち寄り、(道を間違えて獅子ヶ滝方面の車道まで往復し:ピンク線)エビガ坂分岐からユガテへ。橋本山(321m)、福徳寺を経由して、東吾野駅でおしまい。

ユガテから南下する道は地形図に載っていませんが、福徳寺、吾那神社、いずれへも登山道が整備されています。

記録

9時35分、黒山バス停の先にある分岐からスタートです。地図を見ると、ここから直接顔振峠に向かう道もありますが、今回は黒山三滝→役行者像を通ります(傘杉峠への道は現在通行止めです)。

黒山三滝周辺地図

あいにくの曇り空ですが、滝を見に行きます。

滝への道中のLOVE
下流側の天狗滝
女滝(下)と男滝(上)

登山道は、天狗滝付近の脇道からも、女滝男滝付近にある夫婦橋から伸びる上り坂からも、行けるようです。登山道に入って少し先に分岐があります。ここからは「役の行者」のしるべに進みます。

分岐(ここから傘杉峠へは通行止め)

いきなりロープのある岩があったり、急な尾根道があったりして、結構エキサイティングでしたが、ある程度登りきると緩やかになっていく印象。

10時50分、役の行者像に着くころには、薄日が差してきました。

役の行者像前

像の裏が大平山の山頂だそうです。展望は樹間から秩父の山並みが僅かに見える程度。

大平山

像に戻り、大平山の左を巻くように道は続きます。

空はさらに明るく、地面に影が映るようになってきましたが、風も出てきたのか、それこそ雨のように、高い木々から水滴が大量に降ってきました。

林間の道

グリーンラインの車道に出たら、顔振峠は間近。顔振峠周辺には何件か食事処がありますが、この日あいているのは平九郎茶屋のみ。どのお店も道路より開けた良い立地にあるので、景色見るだけでも入れると良いのですが。

ベラヴィスタ入口から

11時30分、顔振峠の平九郎茶屋にて休憩。座っていたら、越生観光協会の人がやってきて、店番の方とお話しされていました。なんでも、去年は大河ドラマのおかげで大盛況だったとか。

あっさり出汁が優しいとろろそば
平九郎茶屋からの絶景ガトーショコラ

顔振茶屋の脇から黒山への道が伸びていますが、すぐ右への分岐を登ると、そこが雨乞塚です。

雨乞塚からの展望

雨乞塚から戻ったら、諏訪神社へ。12時30分諏訪神社。

諏訪神社

諏訪神社から、標識に「ユガテ」が現れます。結構遠いはずですが。

「ここから 東京スカイツリーが 今日は見えるかな?」→見えました。一応、写真にも薄ーく写っています。

遠くにスカイツリー

道中、「越上山 8分」の分岐があります。

越上山分岐

越上山へはなかなかの急坂。岩を乗り越える箇所もありました。『山と高原地図』には「展望はない」と書かれていましたが、都心方面の木が切り開かれていました。12時55分越上山山頂。達成感あり。

越上山山頂
山頂手前の開けた場所から

越上山から戻ってきたら、ユガテへ。

車道とクロスし、分岐をひとつ分けた先でワナが。おじさんおばさん集団によって塞がれていたせいで分岐に気づかず、道なりに進んだ結果、予定外の車道に出てしまいました。20分ぐらい下り続けたのを登りなおすことに…。

塞がれて見えていなかった看板(右)と道(奥)

この先も分かりづらい分岐がありますが、ユガテの文字を信じて進めばなんとかなります。車道を数分歩くところもあります。

15時10分、ユガテの集落に到着。穏やかな青空です。

ユガテ
ユガテのベンチ 休憩にピッタリ

ユガテからの下山道は複数ありますが、今回はまっすぐ南へ向かいます。

「東吾野駅 →」方向へ進む

地形図に無い尾根道で、薄暗い林の中、ところどころ狭い箇所もあって少し怖いですが、地面は安定しています。

途中、「橋本山 男坂」の道を選ぶと、西側が開けた橋本山に出ます。

橋本山からの展望

急な男坂を下ったら、福徳寺へ下ります。

福徳寺に下りてきました
川沿いの風情ある桜

東吾野駅に着いた時刻を記録していなかったのですが、16時30分ぐらいです。

道を間違えたせいで、復帰戦にもかかわらず長い距離を歩きました。まあ良いトレーニングになったと思えば。あと顔振峠は素晴らしい。

各種情報

コースタイム:4時間50分(+道間違え50分)

標高:170m(黒山バス停)~566m(越上山)~130m(東吾野駅)

トイレ:黒山バス停付近、諏訪神社、ユガテ、福徳寺。顔振峠の屋外トイレは使いずらそう…。

展望:顔振峠から南方、顔振峠雨乞塚から東方、越上山から東方、橋本山から西方。

危険個所:全体的に安定した足場で危険は小さいが、ところどころ、岩場や道幅の狭いところがあるので、うっかり踏み外さないように注意したい。

アクセス:黒山バス停へは、越生駅から川越観光自動車のバスが1日7本。

周辺情報:顔振峠には複数の食事処がある。ベラヴィスタは木金が定休(現地情報)。顔振茶屋は現在土日のみ営業(グーグル情報)。平九郎茶屋は毎日営業(グーグル情報)。冨士見茶屋は閉店(グーグル情報)。


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