【山歩き記録 第75歩】赤ぼっこ(+梅の公園)(2023年3月19日)【奥多摩の入り口にしてアイドル】
ヤマノススメで「青梅の天覧山(※歩く前のイメージ)」と称される赤ぼっこ。手元の『山と高原地図(2019)』ではコース紹介もなく地図上の字も小さいので、ヤマノススメで知るまでは全く認知していませんでした。
いざ行ってみると、青梅駅から歩いて行けて、標高差も小さく快適。一般的なハイカーのみならず、トレランの人や、留学生とホストの学生さんたちの親睦会のような大集団、さらにはマウンテンバイクで駆け抜ける人まで見られ、その好かれ方はまさにアイドルのようだと感じました(←明らかに前回沼津に行った影響が漏れてる)。
なお、天覧山のつもりで行くと、その何倍もの距離を歩くことになるので、注意しましょう笑。
コース概要
青梅駅からしばらく車道を歩き、天祖神社から山道に入ります。墓地公園の脇を通り、旧二ツ塚峠、馬引沢峠を経由して、赤ぼっこへ。北に突き出た天狗岩に立ち寄り、要害山を通って下山。梅まつりの最後の週末だった梅の公園を歩いて、日和田駅に至ります。
記録
9時27分、青梅駅着。駅のトイレを借り、駅前のセブンで食料を調達して、出発します。
しばらく車道を歩いて、多摩川を渡り、天祖神社を目指します。
周りが晴れているのに雲が多いことがある場所、個人的第1位は箱根で、第2位が奥多摩なんですよね。この日も雲が多いですが、行き先は山域の端っこ、かつ、標高の低いところなので、きっと大丈夫と思いながら歩きます。
天祖神社は、入り口手前に土のジグザグ進む坂がありましたが、せっかくなので正面の階段を使います。後から振り返ると、この階段がコース全体で一番きつかったように思います。それだけ全体的になだらかということですが。
階段を登り切ると社殿があるので、お参りしました。その右手からハイキングコースが続いています。ここからは「旧二ツ塚峠」への案内に従って歩きます。
旧二ツ塚峠からは「天狗岩」への案内に従います。結局、「赤ぼっこ」という案内は、赤ぼっこ直前の分岐でしか見なかったと思います。最近まで拓かれていなかったとか?
11時15分、赤ぼっこ到着。西の山々から東の市街地まで一望できる、素晴らしい展望です。山頂もそれなりの広さがありますが、奥の一段低いところも草地になっていて、すいていたので、そちらで休憩しました。
のどかな赤ぼっこを満喫したら、天狗岩へ向かいます。下調べで、道は険しいけど眺望は赤ぼっこほどではない、と情報を得ていましたが、一応、その確認です。
天狗岩へは、短い距離ですが、急坂を下り、また急坂を登りました。傾斜だけなら、全行程でここが一番急でした。その先に「天狗岩」の標識があり、その少し先に眺望ポイントがあります。
分岐に戻り、要害山を経由して下山します。案内は「梅の公園」に従っていきますが、一か所、要害山手前の案内板が、要害山ではなく脇道の方を向いてしまっているので、そこだけ間違えないようにします。今回、そこでどちらに行くか困っている女性二人組に道を聞かれたので、YAMAPを見ながら教えてあげる、ということがありました。
下山後、日向和田駅や宮ノ平駅に行くこともできますが、梅の公園に寄っていきます。一般名称のように聞こえますが、「梅の公園」という正式名称のようです。下山したところからは、東口から入って最高点の「あずまや②」を通り正面口から出ると、流れが良い感じになります。梅もまだ少し咲いていましたが、それよりゲンカイツツジというツツジが見ごろになっていました。
梅の公園からは車道沿いを歩いて多摩川を渡り、日向和田駅でゴール。13時55分でした。
各種情報
コースタイム:4時間30分
標高:168m(調布橋付近)~410m(赤ぼっこ)~414m(要害山)~214m(日向和田駅)
眺望:赤ぼっこから、西の奥多摩の山々・北の青梅市街・東の都心部
トイレ:青梅駅、梅の公園東口、正面口、日向和田駅駅。歩いているときは気づかなかったですが、下調べでは、天祖神社の社殿の裏と、墓地公園付近の道沿いにもトイレがあるようです。
危険個所:天狗岩付近だけ足場がやや不安定で滑落に注意
アクセス:青梅駅と、日向和田駅または宮ノ平駅を使って、駅to駅で歩けます。
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