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【山歩き記録 第54歩】日和田山・第二天覧山(2022年1月3日)【幸せの山ショートハイク】
年明け一歩目は、低め、短め。前回からまだ2週間も経っていないので。展望が良いという日和田山と、アニメのヤマノススメに出てきた記憶のある第二天覧山を結びました。
コース概要
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高麗駅を起点に日和田山を往復。巾着田を横断して南下し、第二天覧山を通って宮沢湖を目指します。案内の沿って歩くと、メッツァのバス停に出ました。メッツァの開園やリニューアルに伴ってこの辺りの歩道が地図のものとは変わっているのかもしれません。
記録
10時ちょうど、高麗駅を出発。池袋からの特急はスッカスカだったのですが、高麗駅ではそれなりの数のハイカーが降りていきました。
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まずは、巾着田方面の看板に従って歩きます。早速、目的地の日和田山が見えます。
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橋を渡った2つ目の車道を左へ曲がり、日和田山の看板に従って歩くと、登山口があります。道沿いにいろんな地図が置かれていましたが、これが一番便利でした。
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今回は、男坂を登って女坂を下ります。他にもバリエーションがあってよいですね。また来たくなります。
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男坂は岩道です。そこまで急坂ではありませんが、足を滑らせないように注意して登ります。小さい子供やワンコたちもすいすい登っていました。
二の鳥居が展望スポット。巾着田を見下ろし、遠くは富士山も望めました。
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背後にはお堂があるのでお参り。日和田山へはお堂の右側に入ります。ちなみに左側に行くと日和田山を巻いて高指山などに行けます。
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二の鳥居から10分足らずで日和田山山頂です。10時50分。
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山頂は広いのですが、それ以上に人が多かったので、二の鳥居まで撤退してゆっくりとインスタント味噌汁をいただきました。この間も続々と登ってくる人がいるのですが、ご家族連れが多くて、みなさん本当にいい顔で登ってこられる。高い高いしているお母さまと赤ちゃんの笑顔をとらえた写真が手元にあって、これは早くも個人的今年ベストショットですかね。お顔がっつり写っているのでアップしづらいですが。
下りは女坂を使いました。女坂はゆるやかなイージー坂で、ほんの短い急な個所には手すりまで用意されていました。
悠々下山したら、そのまま巾着田へ向かいます。現地のこの地図が分かりやすいと思います。
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左上の「現在地」から右下のドレミファ橋まで斜めに突っ切ります。巾着田は、畑や田んぼやグラウンドが広がっていて、とてものどかで気持ちよい場所でした。
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ドレミファ橋は木の板の細い橋でした。でも意外と安定していて全然揺れない。増水時は北にあるあいあい橋から迂回してこれるそうです。ここで12時ジャスト。
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ここからはひたすら林の中を歩きます。ところどころシダが生い茂っているのが印象的でした。飯能三山の柏木山の周りにもシダがたくさん生えていましたが、この辺りはシダが多いのでしょうか。
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高麗峠の直前に分岐があって、左に行けば宮沢湖に近いですが、今回は第二天覧山の方を通っていきたいので右に行きます。高麗峠にはベンチもあるので一休み。
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高麗峠から10分ぐらい歩いた先(先の地形図の「奥武蔵自然歩道」の「道」のあたり)に、開かれた広場がありました。ここでは、落ち葉の山に2人の男の子が飛び込んで遊んでいて微笑ましくなりました。
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ほほえみの丘から約20分、写真の分岐に着きました。結果としては、直進すると宮沢湖、右に進むと第二天覧山経由でいったん車道に出る、右斜め後ろに進むと(たぶん)加治神社に行けます。僕は、加治神社から第二天覧山に行ける&加治神社は右だ、と思って右に行ったところ、結果として第二天覧山に着きました。
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第二天覧山は小さい看板だけでした。その手前に「桜の森」という桜がたくさん植えられた広場があって、そこからちょっぴり下ったところに看板があったので、本当に山??という感じで拍子抜け。。桜の時期に来れば美しいのだろうと思います。
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第二天覧山から道はさらに下って車道に出るので、宮沢湖に行けるのか不安になりましたが、車道にこの案内が埋まってたので一安心。
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すぐ林に戻ってしばらく歩くと、宮沢湖、というかメッツァのバス停裏に到着です。13時30分。
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温泉へは、湖畔まで行かず、↑の案内板の「A」のあたりに温泉に通じる歩道が分岐しています。が、せっかくなので、湖畔も少し歩いてみました。なお、湖畔の西側半分はムーミンパークとして有料エリアのため通り抜けできません。湖東側の人工的に直線的な道が開けていて好展望でした。
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メッツァも温泉も家族連れが大勢いて繁盛していました。まあ年始の休暇ですからね。
以上、どこに着いても楽しそうな人々の顔が見られた幸せのショートハイクでした。
各種情報
コースタイム:3時間30分
標高:110m(高麗駅)~305m(日和田山)
トイレ:高麗駅、日和田山登山口、巾着田、第二天覧山付近の車道沿い
危険個所:日和田山の男坂の入り口付近は、岩が水で濡れていて少し滑りやすいです。
アクセス:宮沢湖畔のメッツァ~飯能駅は直通バスがあります。直通バスは3社共同運行なので、バス会社のHPよりも、メッツァのHPに掲載されている時刻表を見る方が良いでしょう。
周辺情報:宮沢湖温泉喜楽里(きらり)別邸。年中無休、食事処あり、バスタオル・フェイスタオルともにレンタルなので、山歩き後には最適です。