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【山歩き記録 第101歩】大菩薩嶺(2024年7月7日)【梅雨の晴れ間、逆回りで新発見】
最近、多忙&暑さにつき、更新も山も停滞気味です。今回は、梅雨でおそらく一番天気が良かったであろう日に、大菩薩嶺に行った記録です。
上日川峠からの周回の場合、どちらかというと、先に山頂(大菩薩嶺)に行ってから、大菩薩峠経由で、上日川峠に戻ってくる方が多いと思います。今回は、3度目の大菩薩ということで、あえて逆回りで歩いてみました。これまでと視点が違うことで、妙見ノ頭という新しい発見もありました。
コース概要
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上日川峠からスタート。福ちゃん荘のある分岐で、大菩薩峠への道を選択。大菩薩峠から親不知ノ頭に登ります。そこから見えた妙見ノ頭に寄り道。雷岩から大菩薩嶺に往復して、上日川峠に下ります。
記録
9時20分、甲斐大和駅のバスに乗車。天気も良かったからか、バス停には大勢の人が待っていました。しかし、全員座れるよう、臨時の増便を出してくれます。この時は3台のバスが出動。後ろのバスほど遅れて着くことは覚悟しないといけませんが。
10時20分ごろ、上日川峠に到着。公衆トイレもありますし、ロッヂ長兵衛さんの貸ポールもあります。準備を整えて出発。
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まずは福ちゃん荘の分岐まで20分ほど歩きます。舗装路と山道のどちらでもOKで、山道の方がちょっとだけアップダウンが大きいです。
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おそらく7:3ぐらいで雷岩に行く人が多いと思っていますが、今回は大菩薩峠へ。緩やかな坂で標高を上げていきます。それほど涼しい感覚はなく、途中、日が差した場所では、暑いとさえ思いました。
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11時30分、大菩薩峠に到着。日差しを遮る木々がなくて暑いかと思っていましたが、風がちょうどよく吹き抜けていたこと、そして、絶妙に頭上に雲が発生して日差しを遮ってくれたおかげで、ちょうど良い体感でした。
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急な登りを一つ越えて、親不知ノ頭に向かいます。
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親不知ノ頭から北に見えたピーク、山と高原地図(2019)にもYAMAPにも道はありませんが、踏み跡は見えます。YAMAPの投稿を見ると、「妙見ノ頭」という看板がピークにあることも分かりました。「正規ルートで左奥の尾根に行って、そちら側からも道があったら、寄り道してみよう」と思いました。
向こう側まで行ったところ、確かに、意識していないとスルーしてしまうレベルの踏み跡があり、「どうしようかな」と迷っていたところ、躊躇なくそちらに進んでいく2人組に出くわしたので、「だったらちゃんとピークまで続いているんだろう」と思い、ついていきました。
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メインルートに戻り、山頂を目指します。全体的に広くなだらかな尾根で快適です。
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山頂には何もないと知っているのであまり行く気はありませんでしたが、14時のバスまで時間が余りそうだったので、さっと寄ることにしました。案の定、ハエにまとわりつかれるだけでした。
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下りは記憶よりけっこう急坂でした。逆に言えば、これまではこの急坂を登っていたことになりますが。どちらにせよ、無理せず確実に歩けば問題なしです。
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13時30分、上日川峠に到着。14時のバスまで時間があったので、ロッヂ長兵衛のかき氷をいただきました。が、そうしているうちに14時のバスは満員で、ギリギリ最後から2人目に乗り込めました。下りのバスは同じ時間に増便を出すのではなく、14時発と15時発の間、14時30分に1便増やすという方式になっていました。乗れなかった方や、途中のバス停で待っていた方は、30分後のバスに乗るよう案内されていました…。
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各種情報
コースタイム:3時間30分
標高:1580m(上日川峠)~2057m(大菩薩嶺)
主な展望スポット:大菩薩峠から妙見ノ頭、雷岩までずっと
トイレ:上日川峠、福ちゃん荘付近、介山荘付近
危険個所:なし
アクセス:甲斐大和駅から栄和交通バスで上日川峠まで。4月第3土曜日~12月第3日曜日の土日祝日は1日5本。その間の特定の平日は1日3本。期間中でも毎日バスがあるわけではないし、平日は3本に減るので注意。リンク先の「大菩薩上日川峠線」を参照。
周辺情報:ぬるぬるの温泉を楽しめるやまと天目山温泉は、下山後の定番。甲州市民バスを使えば、栄和交通バスが無い時間でも甲斐大和駅にアクセスできます。リンク先の「甲州市(塩山・勝沼・大和)縦断線」を参照。
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