【山歩き記録 第64歩】石割山~大平山(2022年8月15日)【高速バス使ってみた】
今年はなかなか晴れる日が少ないですね。7月頭と8月頭ぐらいでしたか。7月の方は富士山に行き、8月の方はコロナに罹ってつぶれました。その後、山小屋を予約していたのですが、天気予報が悪くてキャンセル。代わりに日帰りで行ける山を探していたところ、高速バスでスタート地点に直行できる山を見つけました。昔から車酔いがひどくて高速バスは避けていたのですが、ふつうのバスにはだいぶ慣れてきたので、ここらで試してみるのもいいかと思い、今回使ってみました。
コース概要
山中湖平野バス停からスタート。石割山に登り、大平山に縦走。山中湖に下りたら、車道沿いを紅富士の湯まで歩きます。
記録
高速バスは8時25分バスタ新宿発。首都高が渋滞で府中ぐらいでもう30分ぐらいの遅れ。八王子で40分の遅れ。そこからはスムーズに行ったと思ったら、高速を降りてからすごくゆっくりで、最終的に約70分の遅れで12時ごろ山中湖平野に到着。
今回は余裕のある山行だから良かったけど、これでは積極的に使うにはちょっと厳しいですね…。これだけ遅れては、高速バス→路線バスの乗り継ぎは不可能ですし、日の入りが早い時期だと致命的になりかねない。
さて、バス停から道路を渡ったところにトイレがありました。日本民家風にカモフラージュされている感じで分かりづらいですが。
しばらく車道を歩きます。すでに残念な曇り空…。
駐車場まで歩くと、トイレがあり、橋を渡った先に鳥居があります。ここから本格的に登山開始です。
長い階段が始まります。最初のうちは楽ですが、次第に段が斜めになったり高くなったりで攻めてきます。息切れしないようにゆっくりと。
階段を登り切ると、いくぶんなだらかな登りになって、石割神社に到着します。
石割神社から先は、道幅が狭くなり、ところどころ急坂もあります。
13時30分、一生懸命登った先には、富士山が…まったく見えません。はい。大敗北です!
案内板的には、山中湖と富士山がきれいに見えるらしいのですが、結構木が伸びていているので、山中湖はこれほど見えないのではないかなあ、とか思いつつ。
ここから大平山へのハイキングコースを歩きます。このハイキングコースには、道の中心が削られていて歩きづらい箇所が多々あります。石割山からの下りは、それに加えて傾斜が急なので、ロープにも頼って、転倒しないように注意して進みます。
14時23分、開けたピークに出ると、そこが平尾山です。晴れていたら気持ちいいだろうなー。
石割山(神社)は階段が有名らしいですが、大平山ハイキングコースも階段が随所に出てきます。平尾山からさらにアップダウンを繰り返すと…
再度、開けた場所に出ます。青空が増えてきたからか、霧ヶ峰みたいな稜線歩きをしている感じでとても気持ちよいです。
15時、大平山到着。
5分ほどしたら、ついに富士山頂が顔を出しました。さらに待てば…と思って30分ほど待ちましたが、これ以上雲が取れることはありませんでした。うーん、これは引き分けかな…?
30分後、下山開始したタイミングで、軽トラが2台上がってきました。山頂に電波塔か何かあったのでその関係者でしょうか。たぶん一般車は立ち入り禁止だと思います。
下りも長い階段。ときどき小さいピークを登りながら標高を下げます。車道に出たら、それに沿って山中湖まで下ります。
バーベキューの香りが漂う別荘地を抜け、16時35分山中湖。相変わらず雲の多いこと。
ここから紅富士の湯まで、20分ほどもうひと頑張り。
紅富士の湯は、車がたくさん止まっていて、にぎわっていました。泉質はぬるぬる系のアルカリ性で、加温された外湯もありますが、30度に満たない源泉を流した内湯(もはや水)が特徴的でした(プールのような冷たさが苦手なので入らなかったのですが)。
という感じで、大敗北からなんとか引き分けに持っていった感じの山歩きでした。再戦を希望します。
各種情報
コースタイム:4時間30分
標高:980m(山中湖)~1412m(石割山)
展望:石割山、平尾山、大平山から富士山など
トイレ:山中湖平野、石割神社駐車場
危険個所:石割山からの下りは不安定な足場が続くので注意。記録の写真参照。
アクセス:山中湖周辺へは、河口湖駅・富士山駅から富士急行バス。山中湖を周回して河口湖駅に戻るF系統(ふじっこ号)と、御殿場と往復するA系統・C系統があります。これら系統の主要バス停の時刻表を一覧で見られるこちらのページのPDFが便利。
https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/21
周辺情報:今回行ったのは紅富士の湯。
逆に大平山→石割山と歩くなら、石割の湯があります。