スポーツアナリスト科とはいったいなんなのか
これは「スポーツアナリティクス Advent Calendar 2021」の11日目の記事です。
1.はじめに
初めまして!
東京スポーツ・レクリエーション専門学校スポーツアナリスト科スポーツアナリスト専攻(4年制)の
fuya(@FuyaVolley)と申します。
今年(2021年)4月に入学し、今日(12/11)までどのような取り組みをしてきたのか、紹介していきたいと思います。
「fuyaってどんな人?」
「スポーツアナリスト科ってどんなことするの?」
「なんか横文字多くない?」
こんな風に思った方は是非読んでいってくださると幸いです。
2.自己紹介
改めまして、fuyaと申します。
東京出身で、今年20歳になりました。
中学までの15年間を競泳、高校からはバレーボールを始め、現在もバレーボールを趣味として続けています。
競泳時代の専門種目は背泳ぎ、バレーボールではセッターをやっていました。
高校時代は、ほとんどピンチサーバーとしての出場しかなく、3年間をベンチとして過ごしました。
その代の最高成績も都ベスト32と弱小、都立高校の中でも中堅といったところです。
当時の自分の得意分野といえば、競泳で培ったトレーニング知識と大きな声、そして頭を使うことでした。
「どうしたら試合に出られるのか」
「まずは存在意義をつくろう」
「チームのサポートならできるぞ」
こうして、トレーニング担当や声出しで役割を見つけ、戦術も学んでいきました。
引退後、サポートが性に合っていることに気づいたことが、アナリストを目指すきっかけとなりました。
バレーボールのアナリストになることが現在の目標です。
3.スポーツアナリスト科
さて、前置きが長くなりましたが、学校でのカリキュラムについて話していきます。
学校では大きく分けて
1.座学
2.実習(インターン)
の2つで勉強を進めていきます。
座学では、分析ソフトや機器類、そしてビジネス関連と幅広く学びます。
具体的には、ダートフィッシュやスポーツコード、カメラやネットワーク関連の知識、Officeソフトの使い方、統計学、プログラミング、企画プレゼン、各種資格取得etc...
このように、充実した設備で勉強できます。
実習(インターン)では、1年を通して行うものや数ヶ月や数日、1日だけといったものがあり、学校や講師の方から紹介して頂きます。
基本的にはスポーツチームで、トップリーグから育成年代とカテゴリは豊富です。
まさにアナリストになるための内容です。
4.活動内容と意気込み
ここからは、実際に自分がしている活動についてお話しします。
主な活動としては
①ラグビー
②バスケットボール
③短期実習(ビーチバレー、Vリーグ)
④Twitter企画
の4つとなります。
撮影はもちろん、スポーツコードやダートフィッシュを使った映像編集や分析も行います。
また、練習のサポートや大会運営に携わることもあります。
現場では、基本的なことを教えて頂きつつ、自分でも試行錯誤して成長を図ります。
特に、スポーツコードではスクリプトをほとんど独学で学び、自分1人でつくったコードでタギングをしました。
こうして培った知識、スキルはTwitter企画といった形でアウトプットしていきます。
11月につくったものがありますのでご覧ください。
過去にはじゃんけんの分析もしていて、学生ならではの自由なコンテンツを発信できればと考えております。
しかし、これらの活動をどのレベルまで取り組んでいくかは生徒自身の裁量次第であり、その中でも自分は、現職の方たちと対等に話せることをひとつの目標として取り組んでいます。
アナリストの勉強に専念できることはもちろん、他競技と深く関われることやたくさんの現場を知れること、自由な発信ができることがこの環境の強みです。
5.重大な問題
タイトルを読んで「いきなりなんだ!」と思いましたか?
これは決して誇張ではなく重大な問題が起きています。
それがなにかと言うと...
"時間とお金がない"
「え?それが重大なの?」
よく考えてみてください。筆者は学生です。
収入源はアルバイトくらいしかありません。
そしてアナリストの方ならお分かりかと思いますが、機材がお高いです。。。
MacBookだけで10万超。。。カメラや三脚も欲しいし趣味や遊びのお金も確保したい。。。
しかし、たくさんアルバイトに行こうとすると実習に行けなくなります。
よし、カメラは学校から借りて三脚は無しでいこう!
雨降るなんて聞いてない。。。
文字通り洗礼を受けた気分でした。
所属チームがないと、こういうことが起きるんですね。
もちろん、チーム所有のものを貸して頂けたりとかもあります。
ちなみに現在は、データバレーを触ってみたいです。(バレーボールは実習先も少なくて触れる機会が全然ない。。。)
6.今後の目標
まずは、バレーボールの現場にたくさん行くこと。
そして、バレーボールに関する知識を蓄えていくこと。
しかし、これだけでは足りないと思っています。
同年代には、既に大学の部活でアナリストをやっている人もいます。
そこに対抗していけるのは、これからも学んでいく専門知識と、他競技の経験だと思っています。
専門競技は嫌でも学んでいくからこそ、ひとつひとつの授業や実習に真摯に取り組んでいきます。(現在も取り組んでいます!)
将来的には、日本代表に帯同して勝利に貢献できるようなアナリストを目指します。
7.さいごに
ここまで読んでくださった方、ちょっとだけ眺めてくださった方、ありがとうございます。
まだまだアナリストとして活動できる場所は少なく、たくさんの人の目に触れたい、繋がりたいという気持ちがあります。
この記事を読んで少しでも、この人いいな、この学校興味あるなと思ったら、ご連絡頂けると嬉しいです。
DM→@FuyaVolley
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