【全編無料・投げ銭形式】第5回ジコチュー杯優勝デッキ&デッキ賞2デッキ紹介!+JCS環境予想
こんにちは。ふったか(@fuxtutaka_28)です。
今週は、先日12名で開催されました私主催のオンライン大会、第5回ジコチュー杯の結果について書かせていただきます!蒼空ストリーム&摩天パーフェクト環境(6月25日公開カードまで使用可能)で行われた大会の総まとめnoteになっております。
まずは優勝デッキである、れんげきインテレオンVmax+チャーレムVデッキについて書かせていただきます。優勝者の方に今回もインタビューをさせていただきましたので詳しい解説付きです!
その後、2位でデッキ賞のマチス入りの三神ザシアンデッキと、ゾロアーク+ライチュウデッキを紹介させていただきます。どちらも斬新且つ面白いデッキになっております!!こちらもインタビュー付きです!
最後にJCS超直前ということで私なりの環境予想と優勝デッキ予想をしていきたいと思います!
大ボリュームでお届けいたしますので最後までお楽しみください!
優勝デッキ:れんげきインテレオンVmax+チャーレムVデッキ(デッキレシピ)
こちらが優勝者のYongChrisさん(@Yong_Chris)が使用なさったインテレオンVmaxデッキ+チャーレムVデッキになります!
優勝デッキ:インタビュー①環境予想
新環境では3つのデッキが多いのではないかなと思いました。1つ目がレックウザVmaxによる一撃火力デッキです。 レックウザというポケモンの人気も一つの理由になりますが、ベンチ狙撃を防ぐカードをバトル場に出すことが出来れば、凄く安定して火力を出すことが出来るのではないかと思います。ポケモンカードにおいてダメージを倍増させていくデッキは強いイメージですので今後にも凄く期待出来ます。
2つ目がれんげきウーラオスVmaxによるベンチ狙撃デッキです。レックウザVmaxのモココを狩ることが容易いデッキになっていて、有利を取れると考えます。また新弾のチャーレムVの登場により、しっかりとダメージ計算を行えるようになるとエクストラターンも難しくないため、流行る感じがします。
3つ目が黒馬バトレックスVmaxデッキです。このデッキはれんげきウーラオスデッキに有利を取ることが可能で結構増えるのではないかと思います。
簡単にまとめると
レックウザ→黒馬バドレックス→れんげきウーラオス→レックウザ
というような関係性になるのではないかと予想しました。
優勝デッキ:インタビュー②デッキ選択理由と構築経緯
今回、れんげきインテレオンVmaxデッキを選んだ理由は3つあります。
1つ目が安定性、柔軟性です。皆様が思う部分ではあると思いますが、裏工作によるデッキの安定性・柔軟性が他デッキより優秀です。
今回の大会で使用したデッキの場合、裏工作による柔軟性を活かして環境に流行るデッキに有利を付けるカード(モミや頂への雪道など)を1枚ずつ入れております。サイド落ちを心配する人は安定性を高めるために1枚ずつのカードを整理して2枚ずつにカスタムしても良いかと思います。
2つ目が環境の弱点にあんまり刺されない点です。今回の新弾に収録されているモココによる雷デッキの強化がありましたが、れんげきウーラオスVmaxが環境において有利であることから、雷デッキを構築する人が少ないと思いました。
新弾のカードがすべて公開された状態の大会ではありませんでしたが、雷デッキの闘弱点保護がない限りは闘タイプによって厳しい状況にいることには変わりがないと思います。ただ雷デッキが流行し始めたら、れんげきインテレオンウーラオスデッキに改造すると弱点不利を取られなくなります。
3つ目がエクストラターン(チャーレムV)のためにダメージ調整のしやすさです。
特性(ダブルシュータ、クイックシュータ)以外にもキョダイウズマキのダメージを70or140のどちらにするかの選択によって相手ポケモンのHPを20以下に調整するのが他れんげきポケモンより行いやすいので相性が良いと判断いたしました。
優勝デッキ:インタビュー③このデッキを使用する上で大切な考え
一番重要なのは「いつ、チャーレムVを登場させるか」ということです。必ず、ヨガループで相手のポケモンをきぜつさせることが出来る盤面のみに出すことがポイントになります。なのでデッキに1枚採用して隠し札として使用するように心がけています。チャレムVは一番警戒されるポケモンになるため、安易にベンチに出してしまうと、ボスの司令などから狙われやすいと思います。ヨガループでエクストラターンを取るタイミング以外ではベンチに出しておくことはしないようにすることをオススメいたします。
優勝デッキ:インタビュー④対戦した中で活躍したカード(2枚)とその活躍ポイント
1枚目は度々登場いたしますが、チャーレムVです。
ヨガループによるエクストラターンが最強すぎます。特に相手のベンチにデデンネGXまたはクロバットVが存在する場合、エクストラターンの特性裏工作 →ボスの指令の動きで合計3枚のサイドを取ることができます。このような場面が対戦中によく現れたので、今後の新環境ではれんげきデッキに対してデデンネGXとクロバットVの特性を使うと簡単に相手にサイドを与えてしまうというプレッシャーが発生すると思いました。
2枚目は頂への雪道です。ルールを持つ特性ポケモンに対しての最強のカードになります。レックウザVmaxやジュラルドンVmax・こくばバドレックスVmaxなどの環境において強い特性を止めることが出来ます。インテレオンVmax自身の特性も消えてしまいますが、その以上で相手にプレッシャーをかけるメリットが短所を上回りました。私の場合、ダブルシュータを活用するために1枚にしましたが、2枚入れても損はないと思います。
優勝デッキ:インタビュー⑤新弾発売後の注目カード2枚と環境予想
何度目の登場か分かりませんが、やはりチャーレムVです。今回はインテレオンVmaxで活用しましたが、ヨガループが無色エネルギー技なので別タイプのデッキにも登場する場合があると思いました。今回の新弾環境が終わっても要注意しなくてはならないカードだと思います。
2枚目はモココです。今回の大会では別デッキを使用しましたが、今後追加される雷ポケモンにとっての救世主になると思います。ぜひ、闘弱点ではない強い雷ポケモンが登場してモココが活躍する場面ができることを祈ります。
新環境がどうにかしても、ベンチ狙撃を防ぐカードが出ない限りは、れんげきポケモンが頂点にあることが多いと思います。そこで環境が続くと
①Vmaxを1発の攻撃で倒せるデッキ
②回復して耐久性を高めるデッキ
が少しずつ増えてくるのではないかと予想します。
優勝デッキ:ふったかの総評
Yongさん、優勝おめでとうございました❗️
今回のデッキはWインテレオンによる様々な盤面への対応力と、チャーレムVのエクストラターンの決めやすさが光ったデッキ構築であったと思います。エクストラターンが決まるとチャーレムV1枚でサイドを3枚以上は取れることが多いので、対面した際にはエクストラターンがいつ来るのかを想定しながらプラン作りすることをオススメいたします。明後日に控えているJCSでも優勝候補の一つであると思いますので、皆さんも良かったら使用してみてください!
ここからはデッキ賞を2つ紹介させていただきます!
デッキ賞Ⅰ:新三神ザシアンデッキ(デッキレシピ)
こちらが大会2位でデッキ賞のねむ君@無名ザコさん(@TWICE151205)が使用なさった新三神ザシアンデッキになります!
デッキ賞Ⅰ:インタビュー①環境予想
僕の中で予想としてあったのは3種類あります。
1つ目は蒼空ストリームの代表でもあり、Vmaxを1撃で倒すことの出来るレックウザVmaxデッキ。
2つ目はれんげきインテレオンVmaxやれんげきウーラオスVmaxに雪道を入れてチャーレムVが入ったデッキ。
3つ目は非エク、非Vのサイドが1枚しか取られないポケモン主体のデッキ。
この3種類のデッキが活躍するのではないかなと予想していました。
デッキ賞Ⅰ:インタビュー②デッキ選択理由と構築経緯
今大会でこのデッキを選択した理由としては三神ザシアンというデッキが好きだからこのデッキを使おうと思いました!
三神ザシアンを握り尚且つこのような形になったのは3つポイントがあります
1つ目はVmax環境になってきていて三神が簡単にワンパンされてしまう点。
2つ目は裏工作の特性を軸にしたデッキが増えているのでシステムポケモン(デデンネGXやクロバットVなど)の採用率や枚数が減ってきている点。
3つ目が三神を握る人が減ってきているのでサイドが1枚しか取られないポケモン主体のデッキが増えている点。
これら3つが、この構築で三神ザシアンを握る1番の決め手になってます。
このようなことから三神がオルタージェネシスを宣言してその返しに倒されるという前提でデッキを回していたところ、倒される前提ならマチスの作戦が強いのではと思い入れることになりました。ダンデ、くちたけんは少し前からあったようにザシアンVにオルタージェネシスとダンデとくちたけんの320点で環境で活躍している黒馬バドレックスVmaxなどのポケモンをだいたい1発で倒すことが出来るという点で採用してます。
システムポケモンを複数枚置くデッキや、三神をオルタージェネシスの返しで倒せない非エクデッキは勿論有利に立ち回れ、尚且つVmaxとサイドが1枚しか取られないポケモンをオルタージェネシス追加込でサイドを4ー2で取るプランなどを簡単に取れるようにする為にこのような構築になりました
デッキ賞Ⅰ:インタビュー③このデッキを使用する上で大切な考え
マチスの作戦は三神を倒された返しに使えたら強いってだけで無理に使いに行くカードではないという事です。マチスの作戦が手札にあれば他のサポートが2枚使えるマチスの作戦がなかったらいつも通りの三神ザシアンというくらいの気持ちでプレイしていました。
デッキ賞Ⅰ:インタビュー④対戦した中で活躍したカード(2枚)とその活躍ポイント
1枚目はアルセウス&ディアルガ&パルキアGXです
やっぱりオルタージェネシスの追加効果でサイドを1枚多く取る事が出来るというのは強すぎました。
2枚目は逆の意味で混沌のうねりです何故逆の意味なのかというと頂への雪道を貼られてしまう対面でサイドに2枚埋まってしまったからです。しかし頂への雪道をしっかりと警戒しなくてはならないため、採用するべきだと思います。
また別の大会にはなりますが、リセットスタンプからザマゼンタVで攻撃するっていうのが対Vmax相手には非常に強かったです。
デッキ賞Ⅰ:インタビュー⑤新弾発売後の注目カード2枚と環境予想
1つ目は一撃の巻物牙竜の巻です。くさタイプの一撃ポケモンに貼ってサンパワーから0エネで300ダーメジ出せるというコンボは魅力的で面白そうだなと思っています。
2つ目はやっぱりチャーレムVです
上技のヨガループという技でこの技で相手を気絶させたらもう1回自分のターンを開始できるのでこれを使って色々悪さをできるかなと考えてます。
今後の環境はれんげきウーラオスVmaxにチャーレムVを採用したものが流行り、それを倒すために黒馬バドレックスVmaxが流行ると思ってます。その中で一定数レックウザVmax、ジュラルドンVmax、リーフィアVmax、ニンフィアVmax、などのデッキが居るのかなと思ってます。
デッキ賞Ⅰ:ふったかの総評
ねむ君さん、大会2位&デッキ賞おめでとうございました!今までの三神ザシアンというデッキタイプの考え方は、アルティメットレイまで三神をなんとか生かして、そこからテンポを奪って勝つというイメージが強かったのですが、今回のデッキはオルタージェネシスGXを使用して倒されてしまった後でもマチスの作戦から巻き返すことが出来るプラン作りが面白いなと感じました!何より、とても三神ザシアン愛を感じました。皆様もマチス三神ザシアンデッキをよかったら試してみてください!
さあ、まだまだ終わりません!!
デッキ賞Ⅱ:ゾロアーク+ライチュウデッキ(デッキレシピ)
こちらがもう一人のデッキ賞である、もぐぉさん(@ooMoGuOoo
)が使用なさったゾロアーク+ライチュウデッキになります!
デッキ賞Ⅱ:インタビュー①環境予想
レックウザVmaxはポケモンとしての人気と、火力の高さ、特性の強さから一定数はいるのではないかなと思っていました。ジュラルドンVmaxに関しては研究が進んでいないと思っていたので、使用率は少ないと予想しました。その影で、頂への雪道を貼ることが出来て、通常エネルギーでデッキを回すことが出来る白馬バドレックスVmaxが多くなって来るのではないかなと考えてます。
デッキ賞Ⅱ:インタビュー②デッキ選択理由と構築経緯
今の環境はVポケモンが多い予想で非エクを選びました。選択肢として、ワタッコ・ゾロアーク・マッドパーティとある中で様々な対面において弱点を付けるバレットが強いのではないかと考えてゾロアークを選びました。
構築は、単純にバレット仕様にして対面によって変身先を変えるコンセプトはすぐ出る中で、GXとVポケモンに対して、ダメージをベンチにもばら撒けるライチュウを相棒として選択しました。これによって、ライチュウによる1〜2回の攻撃を与えることで、ゾロアークから別のポケモンに変幻して相手のVmaxを倒せる圏内に入れれるようになりました。
デッキ賞Ⅱ:インタビュー③このデッキを使用する上で大切な考え
さっきも言ったように、ライチュウの1〜2回の攻撃が非常に大事になってきます。そこに、望遠スコープが付いてる付いてないでは雲泥の差です。望遠スコープが付いている事で対ムゲンダイナVmax(HP340)に対して80+80+アップリューかグソクムシャで、特性持ちorGX・Vポケモンが4体入れば倒せるようになります。
ムゲンダイナVmaxを倒せる火力があれば、大体の環境ポケモンは落とせるので必ず望遠スコープ付きライチュウで攻撃することを意識してます。
デッキ賞Ⅱ:インタビュー④対戦した中で活躍したカード(2枚)とその活躍ポイント
今回、構築で一番悩んだのがサポートでした。
シバは非エクデッキには必須だと考えてましたが博士だと数が余り多くないエネルギーが落ちてしまう可能性があり、マリィだとエネルギーが山札下に行ってしまい回収するのが難しくなってしまいます。
そこで注目したのがヤローでした。要らない手札を捨てれて4枚引くことが出来るのは、このデッキと相性が良いと考え採用しました。実際に大会でも、エネルギーを残しつつ手札を増やすことが出来たので正解だったと思います。
もう一枚はやっぱりライチュウですね。今の環境はVポケモンが多いのでライチュウで後ろ2枚取りして前を狩るってプランが気持ちよかったです。
デッキ賞Ⅱ:インタビュー⑤新弾発売後の注目カード2枚と環境予想
1枚目は今回のデッキにも採用させてもらったアップリューがこのデッキの注目カードであり、今後も強い特性を持ったポケモンが登場する度に、対抗するための火力要員として注目されるのではないかなと思います。
2枚目は、特殊エネルギー環境になればタルップルも採用しても良いかなと思ってます。
今後の環境は無理なく頂への雪道が採用出来る白馬バドレックスVmax・高火力のムゲンダイナVmax・安定のれんげきウーラオスVmaxなどが環境になってくるのかなと思ってます。
デッキ賞Ⅱ:ふったかの総評
もぐぉさん、デッキ賞おめでとうございました!
ゾロアークを使用した様々なポケモンに変幻するデッキは元々注目されてはいましたが、絶妙に足りない打点をどうするのかが課題だと思っていました。その課題に対してライチュウで対応するという発想がとても素晴らしいなと感じました!
回し慣れるまでは少し難しいデッキになっておりますが、皆様も試してみてください!
JCS環境予想!!
ここからは私なりにJCSの環境予想をさせていただきたと思います!
まずは予想tier表です。
一言にまとめます。勝てそうなデッキが多すぎます!!!
現在の環境はシティリーグの結果からも分かるように様々なデッキが結果を残しやすい環境になっていると思います。全てのデッキにおいて、構築力・練度・全ての対面理解があれば後は当日のマッチング運の要素が大きいのではないでしょうか。
その中でも私が持っていくならどんなデッキを選択するかというのもまとめてみたいと思います。
①:頂への雪道によって行動が止まるデッキが多いので頂への雪道を上手に使えるor頂への雪道の影響を受けないデッキを使用したい。
②:弱点対面を踏むと苦しいので、なるべくその要素は避けたい。
③:VmaxやV・特殊エネルギーが付いているポケモンからダメージを受けないなどダメージが通らないポケモンに対する対策をしっかりとしたい。
④:先行でも後攻でも強いデッキを選択したい
という4点があると思います。
その結果から優勝候補は2つです。
れんげきインテレオンVmax:弱点を突かれにくく、頂への雪道の使用も可能。チャーレムVによるエクストラターンもあるため勝ちパターンが複数存在する。またエネルギーをれんげきエネルギーと水エネルギーの2枚を採用することによって、れんげきメッソンの使用も可能にして後攻でも安定した動きをすることが出来る。ただしジュナイパーに対する明確な勝ち手段が見当たらないのが難しいところ
いちげきウーラオスブラッキーデッキ:タイプ・特性に不利対面がほとんどないデッキ。火力も全てのVmaxを1発で倒せる火力があるため、試合速度も非常に早いデッキである。懸念点は先行の時と後攻の時で動きに差が少しあるデッキのように思われるが、デッキがしっかり回れば本当に強いデッキである。
という2つのデッキが優勝するのではないかなと思います。特に、いちげきウーラオスブラッキーは非常に強力なので私が選択するのであれば握る候補No.1であったと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。皆さんで今週の土日に開催されるJCSを楽しみましょう!
宜しければ
記事内の「スキ」をいただけると励みになるので、ぜひお願いします!
またTwitterの「フォロー」 「RT」 「いいね!」などお待ちしています。
今回はご覧頂きありがとうございました。次の記事でお会いしましょう!!
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?