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海外大学院留学日記①~Semester3を終えて~

どうも、いばたでした。

先日、ついにSemester 3が終わりを迎えた。

以前の大学紹介でも書いた通りであるが、
QUTは2期制の学校であり、修士は(うまくいけば)2年での修了予定なので、3/4が完了したということだ。

本当に時間が過ぎるのが早い(歳のせいもある)。

さらに、ここ最近で強く、深く、感じている恐怖がある。

「あれ、今日ってなにしたっけ?」のという感覚の繰り返しである。

正直、これは一番怖い。

泣いても笑っても、次が最終学期。
夏休みが3か月も設けられているので、有意義な最終学期を過ごすためにも、ここで一度自己反省会をしておこう思う。

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大学の授業について

せっかくなので、振り返りがてら大学院の授業内容もご紹介。
今回のSemester3は下記の内容であった。

1.Applied Financial Research:
2.Fixed Income and Alternative Investment
3.Applied Capital Budgeting
4.Advanced Application in Finance

ーーー1.Applied Financial Researchーーー
統計学の応用授業。
Stataというソフトウェアを活用して、価格のヒストリカルデータを分析手法を学んだ。

そもそも統計学への苦手意識が強い上に、Stataの使いも学ばねばならず、今期最も苦戦した科目となった。

これから海外大学・大学院を目指す方々は、統計学を英語で事前に勉強しておくとかなり強みになると思う。
金融のみならず、各分野で必要な知識であり、日本の大学に比べて統計学を使用する機会は多いと感じる。

ーーー2.Fixed Income and Alternative Investmentーーー
これは、債券等固定金利商品とオルタナティブ投資の科目。

銀行に勤めていた経験と、CFAの勉強も進めている中では、本科目は比較的容易に楽しく学ぶことができた。

レポートで実際の分析(豪州金利予想と債券ポート戦略)を行う課題もあり、なんとなく公式を覚えるのみでなく、実践活用を思考できたのも良かった。

ーーー3.Applied Capital Budgetingーーー
投資オプションについて、NPVやIRR等の割引価値計算、デリバティブ(オプション)価値計算を用いて投資判断を行う科目。

CFAでいうとQuantsやCoporate Issuer、Derivativeの知識に絡んでいた。

これも大苦戦。特にデリバティブ。

そもそも授業内容はさらっとしているのに、課題が試験内容がやたら発展的であり、授業以上に自分で調べ学習をしないと、課題や試験のレベルについていけない。

必死に公式を覚えたり、コンセプト理解に努めたものの、最終筆記試験は正直撃沈した。

ーーー4.Advanced Application in Financeーーー
プレゼン中心の授業。
毎週テーマが与えられ、グループから2-3人が代表でプレゼンを行う(リサーチはグループ全体)というものだ。

テーマも、ウォーレンバフェットの投資哲学やビットコイン、インパクト投資等幅広いものであった。

最終グループプレゼン課題は、インパクトビジネスをイチから考え、投資家の前でプレゼンを行うという設定のもの。

普段は発信の少ないコースなので、貴重な経験となった。


と、授業はこんな感じ。

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授業の反省と決意

そして、

あっ…

という間に1年半が過ぎた。

学生に戻るので、もう少し余裕ができると思っていたが、
常に何かしらのバタバタとしていたと思う。

まず、貯蓄が学費で消えたので、生活費を稼ぐためにバイトもしなければならない。

授業の科目数や授業数は日本の大学と比べて少ないものの、やはり課題の質や試験(範囲)量がかなり多い。

また、この留学期間中にCFAも取得も目標に掲げており、同時並行で学習を行なっている。

その結果、、、

大学の課題や試験の集中する期間以外をCFAに充てるものの、課題や試験に追われる期間はCFAが疎かになり覚えたことがどこかへ飛び立っていく。Vice versa(逆もまたしかり)。

金融修士で学ぶ内容はある程度CFAと親和性があるため、いけると思っていたが、自分の地頭の悪さを過小評価してしまっていたのである。

そしてなによりの敗因としては、
日々をなんとなくで過ごしてしまっていることかな、と。

日々、目の前の事象に忙殺されている「つもり」になっており、
「今日何したっけ?」が繰り返されるのだ。

もはや、社会人生活も経験し、一定程度の人生を歩んできた者としては、当たり前過ぎてお恥ずかしいお話ではあるものの、それが現状である。

ではこの夏休みを機に、どう変えていくか。
まずは以下のことを、最低限にできるように行動を変えていく。

・意識的に日々のルーティンを確立させていく。
・目標を達成に向けた小さなゴールを逆算設定し、積み重ねる。

なんか社会人1年目の営業マンみたいな。

しかい、本当にこれまで以上に自分を律して、生活をしなければならない。

社会人時代と違って、方向性を示してくれる会社や指示をしてくる上司、並走してくれる同期や同僚がいないのだから。

油断をすると、周囲の若い大学院ストレート同級生たちと同じ歩幅で歩んでしまうし、自分の目指すルートからは大きく外れてしまう。

そして、踏み外したことに気が付かずに進んでしまい、引き返せなくなるのだ。

キャリアを捨て、貯蓄を使い果たし、人生を変えるためにきた海外留学。

わくわくと危機感を糧に進むしかない。

心のふんどし締め直して、残りの留学生活をより充実したものに!

温かく見守っていてください。

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お読みいただきありがとうございました。
今回は独り言Noteみたいになってしまい、すみません。


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