オーストラリアの銀行のココがスゴい。~豪州4大銀行比較~
オーストラリア銀行のココがスゴい。
どうもふみでした。
今回はオーストラリアの銀行について少し触れてみる。
こちらでの生活が慣れると当たり前のようであるが、日本の銀行と比較してすごいな、と思うことを少しまとめてみたので、ご覧いただきたい。
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①金利
とにかく高い。
貯蓄用の口座が準備されており、一定の条件をクリアすれば、およそ年利5%(24年10月現在)もの利率を得ることができる。
さらにさらに、利息の入金が毎月なので、例えば100万円相当を預ければ月々約4,200円も入ってくる。
しかもしかも、それが定期預金ではないのである。
銀行によっては、条件さえキープしていればいつでも引き出し可能。
税制面でも、金利収入は所得税額に換算されるが、
所得が合算AU$18,200以下であれば、そもそも所得税がかからない。
そのまま金利がまるっと入ってくる。
なんという世界。
各銀行の預金比較は記事後半を参照。
②送金手数料
なんとなんと、
自行はもちろん、他行同士でも送金手数料かからない。
日本だと他行宛の送金の場合、5-800円はかかるはず、、、
同僚以外との飲み会の後の精算時、友人への送金にどれだけ困ったことか。
オーストラリアでは、他行宛へも簡単にネット送金が可能。
電話番号を登録するPay IDを利用すれば、
もはや、口座番号のやりとりすら不要である。
便利、、、!!
③ATM手数料
手数料関連、極めつけには、24時間ATM手数料がかからない。
自行のATMはもちろんこと、
他行(オーストラリア4大銀行間)については、
どこを使ってもATM引き出し手数料が24時間無料なのである。
オーストラリア人て夜遊びとかほぼしないし、
決済もほぼデビットやタッチ決済なので、もはやATMあまり使わないはずなのに、このサービスを維持しているのは凄すぎる。
銀行に余裕あるんだろうなあ。
④キャッシュカード不要
各銀行のネットバンキングシステムも、
日本に比べて相当進んでいると感じる。
私が初めてオーストラリアに来た10年前ですら、
ネットバンクアプリが浸透してた記憶。
なんとこちらでは、キャッシュカードなくても、
スマホアプリ操作でATMからお金をおろせる。
通帳や印鑑どころじゃない。
もうキャッシュカードすらいらない世界である。
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金利も上昇し、ネットバンクの台頭も進むここ最近の日本の銀行動向は追えていないものの、まだここまでは進んでいないであろう。
普段の生活においては、日本に比べて不便な面が多いオーストラリアのバンキングサービスに関しては、一歩先を進んでいるのではないか。
(店舗運営は、イマイチであるが、、、、)
オーストラリア金融機関比較
オーストラリアには4大銀行と呼ばれる銀行が存在している。
多くの留学生やワーホリの方々が利用しているであろう。
今回は4大銀行のバンキングサービスについて、
普通口座と貯蓄口座に絞って比較してみた。
あくまで個人的に情報をさらってきた程度なので、
情報の正確性や細かい部分に関してはご容赦いただきたい。
なお、ここでは普通口座=普段お金の出し入れや支払いを行う決済口座を指し、貯蓄口座=利息獲得&貯蓄目的の口座として分類。
Commonwealth Bank of Australia (CBA)
創立は1911年。
政府によって設立された銀行で、1996年に民営化。
現在はオーストラリア最大の商業銀行である。
Australia and New Zealand Bank (ANZ)
1951年創業。
Bank of Australasia と Union Bank of Australiaというロンドン発の銀行が合併して、1951年に誕生。
Westpac
1871年創業。
Bank of New South Wales としてスタートし、後にCommercial Bank of Australia を吸収。
オーストラリア設立の銀行としては最古の銀行。
National Australian Bank (NAB)
1982年創業。
National Bank of AustralasiaとCommercial Banking company of Sydneyが合併して誕生。
世界中に店舗網を拡大している。
4大銀行まとめ
4大銀行のサービスはほぼほぼ似通っているものの、改めて比較してみると、やや違っていることがわかった。
学生で29歳以下であるば、Westpacが一番よさそうな気がする。
最大金利も5.2%と、4大銀行では最も高金利である。
ちなみに私は、学費や普段の生活費等、自転車操業生活であり、口座間移動が頻繁に行われてしまうため、貯蓄口座から引き出しをしてもボーナス金利付与条件から外れないCBAを利用している。
皆さまもぜひ、ご自身のお金の使い方やスタイルに合わせて、
バンキングサービスを上手に活用してみては。
それでは、
今週もお疲れ様でした。
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