【16】泣き虫と天才と老人イラストレーターと。
1ヵ月チャレンジの16日目のテーマは「あなたの1番大切な人」です。
このテーマは正直好きじゃないなー。
大切な人に一番もクソもないんじゃないでしょうか。
最近の運動会は順位をつけない風潮もあるようで、それについては自分は反対なんだけども、大切な人に順番なんてつけたくないなあ。というか、つけられないなあ。
というわけでテーマとは少し逸脱しますが、これもご愛敬。
何も全部が全部テーマ通りに書けばいいってもんでもない気がするし。
1ヵ月書くことに意味があるのであって、テーマなんてのはそこまで重要ではないはず。
なので自分にとって身大切な人を「何人か」書いてみたいと思います。
まずは妻です。
これは当然ですね。
妻とは付き合ってた期間もだいぶ長いです。
出会って19年目になります。
40過ぎで19年となると人生の約半分です。
その間、距離を取ったり別れたりしていた時期もありますけど、結婚生活を始めてからは順風満帆ではないにせよ、のらりくらり平和にやれています。
これは妻がかなり優秀だからなのは間違いありません。
優秀というのは仕事で成功しているとかではなく、欠陥だらけの自分にも愛想を尽かさず(最近は尽かしてる部分もあるにせよ)一緒にいてくれている。その意味での優秀です。
妻がどんな人間か?を整理する意味でも少し挙げてみます。
○泣き虫
ほとんど泣かない自分に比べ、妻はよく泣きます。
泣き虫といってもいいくらいに泣きます。
基本的には悲しい思いをしたり、寂しくなったりと、心を動かされたときに泣きます。
アメトークで泣いたりするなどたまに不可解な時もあります。
○片付けられない
僕が今まで出会った人たちの中でも多分一番ってくらいに片付けがへたくそです。
外から帰ってカバンや服はランダムにそのまま散らかしたままです。
スーパーで買ってきた長ネギやトマトやらを平気でリビングのフローリングに置きっぱにしたりします。裸で。
所定の場所にすぐ戻さないと気が済まない自分とはまさに正反対です。
なのでたまにもめたりしますが、最近はほとんど諦めています。
子供に「ちゃんと片付けなさい!」なんて注意しているのを見るとなんだか切ない気持ちになる時があります。
○地図が得意
女性は一般的に地図が読めず方向音痴である。
・・・みたいなイメージがありますが、妻はまったくの正反対。
逆に自分は男なのに大の方向音痴なので、非常に助かっています。
映画館やイオンなどのトイレで用を足した後、トイレを出て、来た方とは真逆に行こうとしてしまうことが2回に1回はあるくらい方向音痴の自分にとって、「地図を読める女」である妻は一緒に出かけた時とか本当に頼りになります。
○席や場所を取るのがうまい
バスや電車などの席から、花火などイベントの場所取りまで。
妻は本当に器用にいい場所を見つけてしゅしゅしゅ・・・とスペースを確保します。
もしくは空いてなくても、「あそこもうすぐ空きそう」と言って待ってると本当に空いたりとか。
周りをよく見てるんだなーと感心します。
その点、自分は本当にそういうのがへたくそです。
たまーに電車とかで「お!席あいてたあ。たまには俺もやるぜ★」なんて急いで座ると、横がブツブツ独り言いってるようなアブナイ人だったり。
片付けができない妻ですが、こういうのは本当に上手なんです。
・・・・・・・・・・
妻だけでだいぶ書いてしまったので、次の大切な人に参ります。
2人目は子どもです。
小学校低学年の息子がいます。
言わずもがな、自分にとって妻と同じく大切な人です。
そんな息子などんな子どもなんでしょうか?
○背が小さい
低身長かどうかの瀬戸際なくらい小柄です。
学校では1番前だそうです。
でもダントツで1番低いってわけではないので、自分はそこまで心配はしていません。
年齢別の平均身長からどれほど外れているかを表す数値があるのですが、すこーし低身長が疑われるくらい、ちょっぴり曲線から逸脱してはいるみたいです。
でも自分も小学校の時はかなり小さかったため、成長の仕方も遺伝なのかなと考えています。
自分は最終的には平均くらいにちゃんと伸びたので・・・。
あまりにおかしいって思ったら検査をする必要があるかもしれませんが今は様子を見ています。
○最初は天才かと思った
1歳になる前に5単語くらいしゃべっていました。
3歳で水金地火木土天海、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト、など惑星を覚えてはそれぞれの特長を説明してくれました。
5歳の時には世界中の国の名前(200以上あります)を、国旗を見てすべて答えることができました。
この子は天才だ!と本気で思っていました。
思わせてくれました。
これからも何か得意なこと、好きなことを見つけて伸びていってほしいです。
○機嫌のムラが激しい
他の記事でも書きましたが、ゲームのことになると割と凶暴になります。
この前なんて「死ねッ!」と言われちゃいましたから。
普段、機嫌のいい時は本当に素直でいい子なんですけどね。
まあその凶暴さも含めて愛してあげる必要があるんでしょうけど、こちらもやっぱり人間なのでそれなりにもめることが多いです。
ゲーム、、、最初は創造力が豊かになるかな?なんて年長さんくらいからマイクラをやらせてみたんですけど、その後スプラをクリスマスにプレゼントしたくらいからかな?思い通りにいかなかったりすると暴言を吐いたりするようになったのは。
まあそういう息子を見てて思うのは、子供が悪いんじゃなくてゲームって怖いなあってことですかね。
凶暴になるのもそうだし、ちゃんと依存されるように設計してあるんですよね。
買い与えるのは息子には少し早かったかも・・・と後悔の気持ちが無きにしもあらずです。
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3人目の大切な人は父親です。
自分は母親を33才の時に亡くしています。
なので父は実家で一人で住んでいます。
とうに70才を過ぎていますが、今のところ大した病気もせず元気です。
父はフリーランスでイラストレーターとして20代の頃から仕事をしていました。
今も細々とではありますが、週刊誌の挿絵など連載ものを請け負ってたりして現役でやっているみたいです。
少し前までは専門学校の講師も務めていました。
講師を退職してからは人とかかわることが極端に減ったようで、自分は月に2回程度、息子を連れて実家に帰るようにしています。
外に連れ出し、おいしいご飯を食べに行ったりしています。父持ちで。
これからも末永く元気で長生きしてほしいと心から願っております。
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他にも大切な人はいますが、今回は中でも一番身近な人たちを3人挙げてみました。
今さら改めて口には出して言えないけど、これからも彼らと平和な時間をできるだけ長く共有していきたいなと思いました。
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