放送大学の学費をnanacoカード経由でクレジットカード払いにした話2020.03
【はじめに】
2019年の前期から放送大学で学んでいます^_^
2020年の4月で2年め=3学期めに入るんですが 学費の納付についてはこれまで銀行で 現金で納めていました
で この3学期めはタイトルの通り「nanacoカード経由でクレジットカード払い」で納めることにチャレンジしました
これから 同じ方法での納付に挑戦してみようかな… という方の参考になればと 記事にしてみることにしました
※追記※
このやりかたで納付することによる利点と難点を挙げるとすれば…
利点:
・現金が手元を離れるタイミングを後ろにずらせる(クレジットカード払いの利点)
・nanacoクレジットチャージでポイント付与されるクレジットカードを登録していれば、チャージ額に応じてカードのポイントが付与される
難点:
・nanacoクレジットチャージでポイント付与されないクレジットカードを登録していると、チャージ額に応じたカードのポイントの付与はない
・nanacoポイントがついたら嬉しいけど、つかない(公共料金払い全般に共通)
・利点が少ない割に、けっこうな手間と時間がかかるw
0. 放送大学の学費を現金払い以外で納める方法は いくつかあるらしい
放送大学ウェブサイトの「資料請求から入学までの流れ」ページの「学費納入(払込)」の項目を見ると、こうあります
払込取扱票(払込通知票)を使い、金融機関やコンビニエンスストアから入学料と授業料を一括で払い込みます。
そして、同じく同大学ウェブサイトの「視覚障がい者の方へ」のページから飛んだ先の「出願後の流れ」ページには、こうも書かれています
「PayB(ペイビー)」「モバイルレジ」のスマホ決済も利用できます。
詳細は下記のwebページを確認してください。
「Pay B(ペイビー)」https://payb.jp/
「モバイルレジ」 https://solution.cafis.jp/bc-pay/pc/index.html
これらを総合すると、
現金:払込取扱票を使って所定のコンビニ、金融機関(銀行・郵便局など)から納入可能
現金以外:2つのスマホ決済から納入可能
ということがわかりますが… nanacoなど他の方法については 一切言及がないんです…
1. 今回は10万円以内だったので nanacoカードでの納付にチャレンジすることに
放送大学の学費の払込取扱票には コンビニ用のバーコードが入ってます
ということは… コンビニでの公共料金の支払いが可能な(いまとなってはほぼ唯一にちかい存在の)電子マネーである「nanaco」でも支払えるのでは…? と推定しました
nanacoカードはすでに持っているし クレジットカードでマネーチャージ(以下、クレジットチャージ)の経験もあったので これがつかえれば自分としてはありがたい…
念のため 事前に払込取扱票を持ってセブンイレブンに出かけ 「これをnanacoで支払いができるか確認したいのですが…」と バーコードスキャンだけしてもらったところ「できますね」となり まずはひと安心…
ただ 気になるのは「nanacoで いくらまでの支払いができるのか」ということ…
夫によると「たしか10万円までならいけるはず」とのことだったので その言葉を信じてnanacoの公式サイトを見るも 確としたことが書かれてる場所が見つからず…
あまり時間がない中 nanacoクレジットチャージには何かと時間が必要! なことだけは知っていたので やや焦りがつのっていきました…汗
※nanacoには「nanacoカード」と「nanacoモバイル」の2種類がありますが 「nanacoモバイル」については ここでは触れません(つかったことがない…)
2. 【要注意ポイント1】新しくつくったnanacoカードにクレジットチャージできるようになるまでに、最低でも「11日」かかる
※この項目は「納付期限がちかづいている方」にはとくに 注意が必要かと思います
nanacoカードにクレジットチャージするには
・nanacoカードをつくって(入会して)から最低10日以上経過している
・「クレジットカードの登録」を行う(そのクレジットカードは「nanacoチャージできるカード一覧」にあり かつ「本人認証サービスに登録済み」である)
・「クレジットカードの登録」が完了してから 24時間が経過している
の すべてを満たす必要があるんです…
詳しくはnanaco公式サイトの「トップ>使い方>チャージ(入金)する>クレジットカードでクレジットチャージ(そのつど入金)する>「クレジットカードの登録をする」ページをご確認いただきたいのですが…
・「nanacoカードをこれからつくる(入会する)」なら:
納付しようとする日の少なくとも2週間〜10日前までに nanacoカードをつくっておかないと いろいろ心配…
・「nanacoカードは持っているけどクレジットカードの登録はまだ」なら:
納付しようとする日の少なくとも2〜3日前までには クレジットカードがnanacoにチャージできる銘柄かどうか また本人認証サービスが登録済みかどうかの確認をしておかないと いろいろ心配… です
※nanacoクレジットチャージの事前登録(新規登録)対象カードが 2020年3月12日から「セブンカード」系の4銘柄に絞られてました… 知らなかったアワ((゚゚дд゚゚ ))ワ 参考:お知らせページ
そしてもうひとつ 落とし穴として気をつけたいのが
セブンイレブンの店頭などでnanacoカードをつくった(入会した)際に 申込書の記入事項(氏名・性別・生年月日・住所・電話番号などの欄)に不備があるとみなされると 入会登録が保留になってしまう ということです
これは実はわたし自身が以前 実際に経験したことなのですが…
nanacoカードをつくった日から10日待って クレジットカード登録の画面を開いてもエラーが出てしまうので nanacoのお問い合わせセンターに電話したところ 上記の「入会登録が保留された状態」になっていたことが発覚…
抜けていた項目を電話口で伝えて やっと入会登録完了となり ここからクレジットカードが登録可能になるまで さらに「最低10日」待つことになってしまったのでした… トータル3週間近くかかった…orz
なので これからカードをつくる方は まず申込書の記入事項に不備がないようにお気をつけください
また 納付期日が迫っているなどで不安な場合は カード入手から10日経った時点で いちどお問い合わせセンターに連絡して 問題なく登録できているかを確認されるといいかもです^^
3. 【要注意ポイント2】nanacoのクレジットチャージには上限額・回数がある
nanacoにはチャージできる上限額や回数が設定されていて それは「nanaco番号ごとに個別に設定される」ものだそうですが
セキュリティ強化のため きょねん改訂されて 原則としては
「1日1回まで・1回3万円まで かつ月10回まで・月総額20万円まで」
になったようです
「1日3万円まで」かつ「1日1回まで」だとすると
3万円を超える支払いを クレジットチャージしたnanacoでおこなう場合は チャージするだけで「2日以上かかる」ことに…
※6万円を超えると「3日」 9万円を超えると「4日」かかります
納付期限が近い方は ここも逆算する必要が出てきますね
わたしの場合 「この日までに学費を納めれば 印刷教材(教科書)を学期開始前までに送るよ」という日までに ほんとうは納めたかったのですが…
ここらへんのスケジュール感がうっかり抜け落ちていて 2日遅れの納付になってしまいました泣
4. 【要注意ポイント3】nanacoの残高には「カード内残高」と「センター預かり分」が存在し、それぞれ金額に上限がある
nanacoカードにチャージできる金額(カード内残高)の上限は「5万円まで」
それを超えてチャージされたぶんは「センター預かり分」となり クレジットチャージだと「5万円まで」
つまりクレジットチャージでいちどに支払える上限額は「10万円まで」のようです
※「nanacoギフト」をつかえば センター預かり分については5万円を超える額をチャージすることもできるようですが… やったことがないので割愛しますね
そして カード内残高が5万円以下に減った状態で 残高確認をすると
センター預かり分からカードへとマネーが自動的に移され カード内残高上限の5万円までチャージされる というしくみです
たとえば…
カード内残高がゼロ円のnanacoにクレジットチャージして 6万円の支払いをしたい という場合は
・1日め:
3万円ぶんクレジットチャージ
・2日め:
3万円ぶんクレジットチャージ
→レジ もしくはセブン銀行ATMで nanacoの残高を確認
→カード内残高5万円+センター預かり分1万円 という状態になる
→レジで6万円の会計をする ※カード内残高の5万円をつかいきったところで nanacoはいったん「残高不足」となるが そのままレジでもういちど残高照会をすると センター預かり分の1万円がチャージされ 引き続きnanacoで支払えるようになる(nanaco払いは1回の会計で最大5回まで行なえる)
→結果 2日かけてチャージして 5万円+1万円の計6万円を 支払完了
となります
5. 【要注意ポイント4】放送大学の学費を納める際には別途「手数料」がかかる
放送大学の学費を納める際にかかる手数料の金額は 学費の金額と納付方法によって変わってくるようです
コンビニ払いの場合は現金・nanacoともに
払込金額 … 手数料(税込)
・1万円未満 … 66円
・1万円以上5万円未満 … 110円
・5万円以上 … 330円
手数料もふくめた全額を nanacoにクレジットチャージして支払いたい場合は この手数料ぶんも忘れずにチャージします
わたしはうっかり忘れそうになり あやうく「残りは現金で…」という中途半端な会計になるところでした汗
6. まとめと謝辞
思った以上に長くなりました… 最後までおつきあいいただき ありがとうございました!
クレジットカードや電子マネー さらにはQR決済… と支払い方法が多様化していく一方で これを悪用した犯罪も増大化かつ巧妙化しているようで
セキュリティ強化を理由にしたサービス内容の改変もまた サービサー各社ではなはだしい昨今です
nanacoもご多分にもれず 少し前までできていたことが できなくなってしまった… ということが多々ありますが それでも公共料金などの支払いに対応し続けてくれていることは ほんとうにありがたいです
できる限り 続けていただけるよう 心から応援したいです…
最後になりますが nanaco支払いチャレンジにあたり またこの記事をまとめるにあたっても 以下の記事を参考にさせていただきました
心より感謝申し上げますm_ _m
・「書庫のある家」さま(nanacoチャージ の記事全般)
・「しろっこブログ」さま(【放送大学学費】手数料が最安の支払い方法はどれ? の記事)
※記事中の画像の無断転載はお控えください