ドラクエ10僧侶入門

書こうと思ったきっかけ(読み飛ばしてOK)

最近FF14を始めまして、「ドラクエ10では僧侶メインにやってるし白魔がとっつきやすいかな〜?」とノリで始めたらサッパリわからない。めちゃくちゃ攻撃できちゃうし、回復技も多すぎて何使っていいのかサッパリ。

で、「逆にFF14からドラクエ10始めた人も困惑するのでは?FF14に限らず、なんならオンラインゲーム初心者の人も何していいのか分からず困ることあるんじゃ?」と思って僧侶超入門記事書いてみることにしました。

※レギロ等特殊戦闘は除く、コインボス等の一般的な立ち回りの僧侶を想定しています。
※あくまで現時点での個人的な意見です。よし保険OK。


僧侶の役割について基本の考え方

問題です。
次のうち、基本的な僧侶の役割はどれでしょう。

・回復
・蘇生
・攻撃

正解は回復のみと私は考えます。
これほんと大事。この項目あと読み飛ばしてもいいからこれだけ覚えて。僧侶の役割は回復!はい復唱!!

ザオやザオラルという蘇生技があるにも関わらず、なぜ役割ではないのか。
理由は蘇生以上に回復が大事すぎるからです。
僧侶が蘇生するということは、そのターン僧侶は回復できないということです。
減ったHP放置してたら死体が増えてジリ貧になります。死ぬということはバフ(自分にとって良い効果)が消え、かけ直しになるということです。前衛さんが死んで蘇生、バイキルト等のバフをかけ直してさあ気を取り直して殴ろうとしたらまた死んでまた蘇生されてまたバフをかけて……ってしてたらいつまで経っても殴れません。誰かが死んでも落ち着いてまずは回復。死体を増やさない。

蘇生は他のプレイヤー誰でも可能です。蘇生呪文がない職業でも、世界樹の葉っぱを使えばいいだけです。小さなメダルで交換できます。使うのを躊躇うような高級アイテムではありません。
「えっだったら僧侶が蘇生してパーティーメンバーがせかいじゅのしずく使ってもよくない?」と思ってしまうところですが、残念ながらそうはいかないのです。なぜならアイテムの硬直は長く設定されており、世界樹の葉は4秒、世界樹の雫は5秒かかります。対して呪文ならどちらも最短1秒です。雫と葉っぱ、どちらかを使ってもらうなら葉っぱの方がお得ですね。それに「今まさに回復しないとやばい!」という時に悠長に5秒もかけて雫を巻いてもらってたら間に合いません

素早い回復はヒーラーにしかできません。ヒーラーの中でも純粋な回復力は僧侶が一番優れています。ヒーラーが複数パーティにいる状況でも僧侶が回復を担うべき。
すっっっっごい暇な時にだけ僧侶も蘇生してもいいよ、くらいの感覚です。

……サポート仲間はアイテムを使ってくれないので、サポと組むなら自分以外に蘇生持ちを1人以上入れておきましょう。蘇生持ちで回復もできてバイキルトやレボルスライサーで火力貢献もしてくれ、いざという時にはエンドオブシーンで状態異常の回復もしてくれる、ブーメラン持った旅芸人あたりを連れて行くのがオススメです。

蘇生ですら暇な時で良いのに、攻撃なんてもってのほかです。そもそも僧侶が与えられるダメージなんて雀の涙です。それよりも攻撃が得意な職業の味方を殺してしまうほうが火力的に大きな損失になります。しつこいですが、死ぬということはバイキルトやテンション、行雲流水といったバフが消えてしまいます。死なせないのが一番の火力です。
どうしても暇なら、攻撃するより補助魔法や特技を使った方がパーティメンバーに喜ばれます。

まずは回復!僧侶はとにかく回復!頼むから回復してくれ!「誰もHP減ってないのにベホマラーしちゃった⭐︎」となっても気にしなくて大丈夫です。とにかく回復を第一に!

武器は何持つの?

僧侶の役割はなんでしたか?そうですね回復ですね。つまり回復に特化したスティック一択です。
また、回復呪文は詠唱時間が必要です。僧侶としての役割を果たすためには素早い回復が重要になりますので錬金効果は呪文発動速度があればあるほど嬉しいです。
初心者の頃は「高いよぅ…装備なんて買えないよぅ…」と思うかもしれませんが、僧侶をやりたいと思うのなら頑張って呪文発動速度のついたスティックは買ってください。拘らないならひとまず6×3=18%あれば十分です。(紫色で表示されているものも性能は変わりません。)いっそ始めたての頃は裸でいいのでスティックだけは買ってください。お願いします。ないとお話にならないです。あるのとないのとでは冗談抜きでほんとにやってるゲームが全く違います。

主に使う呪文/特技は?

聖なる祈り

2分間回復力を上げる特技です。僧侶の役割はなんでしたっけ?そうですね回復ですね。つまりめちゃくちゃ重要な特技です。よほど序盤の敵じゃない限り、聖なる祈りがある全体での回復力を求められます。戦闘開始から終了まで絶対に切らしてはいけないバフです。2分で効果が切れてしまうので、その前にもう一度使って時間を延長しましょう。

ベホマラー

全体回復呪文です。「聖なる祈りがある状態でベホマラー」が基本の回復方法になります。

※ベホイムは慣れるまで使わないで。

味方1人のHPをたくさん回復できるベホイムですが、慣れないうちは大変危険です。一部の例外を除き大抵の敵は祈りありベホマラーで十分です。ベホイムじゃないと回復量が足りない敵は、ハイエンドの中でも数えるほどしかいません。無理にベホイムを使おうとすると、A氏をベホイムで回復している間にB氏が攻撃をくらって、B氏にカーソルを合わせてベホイムを…としている間もう一度B氏が殴られて死ぬ、というのがあるあるです。ジリ貧になっていきます。だったらもうベホマラーで1度に全員回復しちゃいましょう。
昔私がまだ初心者の頃「上手い人はベホイムで回復してる!」と教えられましたが、自分がエンド行くようになって周りを見てみると嘘でした。上手い人はベホマラーとベホイムを使い分けているだけです。上手い人でも基本的には祈りありベホマラー、どうしてもベホイムじゃないといけない時だけベホイムです。そしてベホイムじゃないといけない場面というのは本当に限られているので、初めのうちは気にしなくて大丈夫です。

暇な時に使う特技

基本は「主に使う特技」の2つを使っていれば僧侶の仕事は合格ですが、余裕があれば補助特技も使いましょう。あくまで最優先は回復ということをお忘れなく。

聖なる祈り

いやいやさっき「主に使う特技」に書いてたやんどっちやねん…と思ったあなたへ。答えはどっちもです。維持しておかないと回復量が足りなくなってしまう特技です。2分で効果が切れてしまうので、暇だなと感じたらとりあえず真っ先に使って更新する癖をつけておきましょう。
初めのうちは2分も戦闘をすることがないのでしなくても大丈夫ではありますが、このバフは必須バフなのに油断したら音もなく静かに容赦なく消えます。今後のことを考えて更新する癖をつけておきたいです。

天使の守り

一度だけ死んでしまっても復活することができます。自分にしかかけられません。(味方に付与することはできません)要するに自分が死んだ時の保険です。他のバフと違って、一度かけたら死んで発動するか戦闘終了まで消えることはありません。ただし使用するときの硬直が非常に長いので「悠長に天使してたら回復できておらず味方が死亡」ということにならないように使い所には注意が必要です。

キラキラポーン

状態異常を防ぐ特技です。一部防げない状態異常もありますがそれはどうしょうもないやつなので諦めてください。一般的な麻痺とか混乱とかは防げるので、敵がどんな技をやってくるのかわかんないって時にはやってて損はないです。(状態異常をやってこない敵と知っているならやる意味はないですが。)
自分だけでなく味方を対象に選ぶこともできます。自分と、あと旅芸人あたりはパーティの生命線になりがちなので暇ならかけておくとよいでしょう。

シャインステッキ

状態異常を回復することができます。蘇生の時と考え方は同じで基本的には回復が最優先なので、ツッコミで解除できる技に関しては他の味方に解除を任せましょう。すーーーーごく暇で回復が不要なタイミングなら僧侶の方で解除してあげましょう。

聖女の守り

HPが半分以上ある時+聖女の守りがある場合、1度だけ致死ダメージを受けてもHP1で止まって耐えることができます。パズドラでいうところの根性みたいなものです。(数年前の知識なので仕様変わってたらわかんないけど)
痛恨の一撃のような、HPが満タンでも耐えきれないダメージを喰らう単発の攻撃に対して非常に有効です。反面、多段攻撃には無力です。
天使の守りは自分1人にしか付与できませんが、聖女の守りは自分以外の味方も対象に選ぶことができます。
CT(チャージタイム。一度使用してからもう一度使えるようになるまでの時間)がなく連続使用が可能、かつ硬直が短めなので気軽に使えます。

あえて何もしない

コマンドが表示されたら「何かしなくちゃ!」と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。何もしないという選択肢もあります。いわゆるターンを貯めるというやつです。詳しい説明は割愛しますが、要するに「回復しなくちゃいけないタイミングで、コマンドが表示されていなくて困る」のを無くすということです。

Q:開幕は聖なる祈り?天使の守り?

A:聖なる祈りです。自分が死ぬのが怖いから早く天使の守りで保険を入れたい気持ちはすごくわかりますが、聖なる祈りを入れて適切に行動していれば、基本的に死なないはずです。天使の守りはあくまで死んだ時の保険にしかならないので、そもそも死なないように立ち回りたいです。天使の守りから入ってしまうと硬直が長いうえ、その後聖なる祈りをしてから回復になるので、その間に2回同じ人が殴られて死ぬリスクが高いです。いのちだいじに、誰も殺さないようまずは聖なる祈りから入りましょう。とりあえず祈っておけば文句は言われないです。

装備でなるべく楽をしよう

装備を整えればバフの自動更新が狙えます。僧侶を始めるなら作りたい。ただしあくまでこれらは「なるべく楽」をするためのものなので、ないから僧侶やっちゃダメということではないです。僧侶のハードルを上げたいわけじゃないからね。
ちなみに早読の杖は特技として使うよりも自動更新されたもののほうが効果時間が長いです。早読の杖が自動でついた後に特技の早読の杖を使ってしまう効果時間が短い方で上書きされてしまう罠があるので注意が必要です。

魔犬の仮面

必殺チャージ時にバフ(自分にとって良い効果)をつけることができます。
僧侶をやるなら聖なる祈り・早読の杖・ピオラ2段階がおすすめです。特殊な敵でない限り顔装備はこれつけておけば間違い無いです。これをつけた上で、「ひっさつ」が表示されているということは祈りがあるということです。「ひっさつ」が黄色くなってきたら更新しよう、というような目安に使えるので結構便利。

神智のゆびわ(魔導将軍のゆびわ)

早読の杖の自動更新ができます。特技としての早読の杖はあまり使いたくないため、基本はこの指輪頼りで更新していきたいです。結構な確率で更新できます。僧侶の指輪はこれ一択です。これつけておけば誰にも文句言われません。

イルーシャのこころ

最重要バフ、聖なる祈りの自動更新が狙えます。発動率はあまり高くないのであくまで保険として。

絆のエンブレム(仲間モンスターの装備)

絆のエンブレムシリーズでも自動更新ができます。ちゃんと極まで作るなら祈り早読ピオラ聖女がオススメ。

宝珠やスキルはどうすれば?

繰り返しになりますが僧侶の役割は回復=死体を増やさないことです。その死体の中には自分自身の身も含まれます。
つまり
・回復に関わるもの(聖なる祈り延長、回復魔力アップ、早読の杖効果延長等)
・自身の生存に関わるもの(最大HPアップや被ダメージ軽減等)
を主軸に、あとは戦う敵の特性によって合わせたり好みだったりです。

基本は以上!

ひとまずこれだけでもストーリーボスやコインボスはある程度戦えるはずです。落ち着いて、とにかく回復。
もっと知りたい、強くなりたい、常闇や聖守護者、咎人といった強敵と戦いたいと思った時は下記について調べてみると良いかもしれません。僧侶に限らず全職業で役立つドラクエの戦闘知識です。
・壁(移動干渉 / 相撲)
・後出し行動
・ツッコミ避け
・ターンエンド攻撃
・反撃行動
・範囲誘発
・先置き行動
たくさん解説してくれてる記事や動画があると思います。(丸投げ)


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