屍 に な っ て い た ら 急 遽 部 屋 探 し に 行 く 事 に な っ た 日 。＜ ２ ＞

こちらの記事の続きです。

風の強い寒い日に、急遽部屋探しに行く事になった私。
不動産屋さんの車に乗せてもらって、スタッフのお姉さんと色々話していた。お姉さんは若く、フレンドリーでコミュニケーションを取るのが上手かった。なので私もいろいろ質問をしたりしていたら、自分自身の引っ越しの体験談を教えてくれた。

そのスタッフのＲさんは、実家はＩ市だけどＫ市のアウトレットで働いていてＫ市で一人暮らしをしていた。だけどアウトレットの仕事はいろんな店舗を回らされて、環境や人間関係や仕事内容が変わるので疲れていまい、辞めたいと思うようになった。ちょうどその時付き合っていた彼とも別れた。そうしたら、もうＫ市にいる必要ないなと思えて、引っ越しをしようと思った。実家のＩ市は仕事が少ないしなんとなく嫌だ。となると、Ｍ市かＴ市だなと二つの場所に狙いを定め（でも範囲は広い）実家の辺りにある不動産屋さんで部屋探しをした。とにかく綺麗で初期費用を抑えられるところ！（その頃お金がなかったらしく）という条件で探してもらったら、Ｍ市に１件Ｔ市に１件しかないようだった。実際に二つとも見に行ったら、Ｔ市の方は完全になくて、Ｍ市の物件にはピンときた。初期費用を抑えてもらえるように粘って粘ってかなり下げてもらい、決めた。引っ越しは、友人や父の力を借りて、自力でＫ市からＭ市まで運んだ。引っ越し業者に頼ってないのでかなり節約できた。（これはすごくうらやましいなと思った。手伝ってくれる友人がたくさんいるという事が。でもＲさんはカラッとしていてフットワーク軽そうで決断も早く行動力もある感じなので、友人が多いのもとても理解できた。サバサバしてる）断捨離なども友人と一緒にわいわいサクサク進めたらしい。その時お世話になった不動産屋さんに「まだ仕事は決めてないんですけど」と話していたら、不動産屋の店長さんが力になってくれるという流れになったらしく、なんとその不動産屋の、引っ越し先のＭ市にある店舗に社員として就職する事になったらしい。

えー！引っ越しを決めた不動産屋さんに就職？
そんな事、あるんだ・・・

嘘みたいなほんとの話。なんかドラマでも漫画でも無さそうな展開。
多分、不動産屋の店長さんはＲさんのちゃきちゃき具合が気に入ったんだと思う。Ｒさんの人間力と素直さ、すごー！と、思った。
私は不動産屋さんなんて、最初から疑って入るからね。すぐ申し込みを進めてくるし。

その話を聞いたので、いい物件見つけて、家賃は今より１万円高くなるけど、部屋を決めたら新しい仕事も決まるって希望ももてるかしら・・　と、思ったのだ。

あと、一つ良いことを教えてもらった。
Ｒさんいわく、

「家賃とそのアパートの民度は関係してる」

という事だった。
例えば家賃が安いと、治安悪い感じの人が住む事が多いとか、あと年金で生活してるご年配の方（常に部屋にいる）も多いし、外国人ももちろん多い。例えば３万くらいのアパートに住んでる人からは苦情も多い。でもある程度高めのところに住んでる方からは苦情はほぼない。

それを考えると、今回「いいな」と思った物件に引っ越したら、安心感は得られると思う。外国人が住まなそうだし。（そのアパートに関しては外国籍の人は価格が高くなる設定なので）

そんな訳で、住みたいなあとは思うものの、今決めたら１月２０日からの契約になるらしく（そんなんあり？！早すぎ）１０日しかないので確実に無理だった。家賃の分、お金捨てる事になるわ・・

まあ、今のアパートからだいぶ近いから、やろうと思ったら出来なくもないけど、そう、出来なくはね・・

なかなか決断できない自分に嫌気がさすけど、もう少し考えてみたいと思う。