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AMNESIA キャラ&ルート感想【ネタバレ辛口】

※物語の重要なネタバレを含んでいます。ご注意ください


【ハートの世界♡シン】

シンはとにかくブレないというか、すごく芯が強いキャラクターですね。ちょっと冷静すぎる気もしますが、その分「頼れる男」という感じです。ツンツンしていますが、メロンソーダが好きだったり隙あらば主人公kissしたりと可愛げもなくはないです。でもすぐにバカっていうのはやめてほしいなぁ。何かと手厳しいので結構メンタルが削られました。ストーリーはミステリー調でエンディングまで飽きずにプレイできました。犯人は一応当たりましたが、実は序盤に伏線があったのは気が付かなかった!ミステリー物としても楽しめました。

【スペードの世界♤イッキ】

まず好感度マイナススタートだったのですが、クリア後も好感度ゼロになったくらいで、ミチルは好きになれませんでした。イッキはとにかく自分ルールの「3ヶ月」にこだわっているので、終盤にデレられても自分の恋愛無敗記録を更新するために畳み掛けているように見えてしまって信用できなかった。主人公と真剣に交際することになってもFCの女の子たちに対しての態度が甘いし……。あとイッキさんセクシー担当だと思うのですが、思っていたより糖度が低かったです。

【クローバーの世界♧ケント】

ケントは超合理主義で理屈っぽいけど、性格が柔軟で思いやりがあるのが素敵だと思いました。個人的に主人公の事情で近親者が夢やチャンスを諦めるという展開が好きではないので、それがないのが良かった。あと事前情報でケントルートは比較的穏やかだと聞いていたのですが、しっかり死亡ルートがありました!完全に油断していたので怖かったです。



【ダイヤの世界♢トーマ】

AMNESIAといえば!よく語られるこのルート。ミチルも楽しみにしていました!まずパラメーターに他のキャラにはない「猜疑心」という項目がある時点でプレイヤーの猜疑心もMAXです。本当にトーマを信じていいのか……ミスリードの多い展開にハラハラさせられて楽しかった。ちなみにミチルは二次元限定でヤンデレが好きなので「ずっと、一緒だよ」エンドがAMNESIA全エンドの中で一番好きです。トーマの主人公を守りたいという優しさと、自分だけのものにしたい欲望のジレンマからくる狂気が上手く表現されていたと思います。


【ジョーカーの世界🃏ウキョウ】

ついに物語の真相が明かされるルート。裏ウキョウの顔が恐くて初めて見た時はゾッとしましたが、ウキョウはたくさん苦しんだので幸せになって欲しい。ミチル、AMNESIAをプレイする前にレビューを見ていた時、ウキョウの正体のネタバレを見てしまったのですが……思いきり誤情報でした(-_-;)なんだったんだあれは……。ウキョウのルートでは唯一メンバー全員が冥土の羊で働いていて、みんなで夏祭りに行ったり和気藹々としているところがすごく好きです。


【オリオン】

主人公がほとんど喋らないので、代わりにオリオンが喋りまくります。ミチルは彼の顔と声が可愛くて好きなので、うるさくは感じませんでした……がオリオンが好きになれないとプレイするのが辛いと感じるかも、と思うくらいに前面に出ています。このゲームはエキセントリックなキャラクターが多いので、オリオンが的確なツッコミを入れてくれたり、主人公をフォローしてくれたりと、AMNESIAの「良心」的なポジションでもありました。ミチルはウキョウのGOODENDでの人間になったオリオンの笑顔がめちゃ可愛くて好きです。


【主人公】

乙女ゲームでは実は珍しい、ほとんど喋らない主人公。記憶喪失という設定上、AMNESIAを初めてプレイするプレイヤーと同じ視点なので没入感があって、刺激的な展開と相まってストーリーをより楽しむことができました。あと見た目がとても可愛いですよね。ルートによって微妙に性格が違うのですが、控えめな中にも芯の強さを感じました。

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