リンディーララ、考察と大好きなラウールさん。

みんな大好きリンディーララ。
もちろん私も大好きだよ🫶😊
聴けば聴くほど9人の歌声が沁みるし、”君”と”僕”(俺、って感じじゃないなって思ってる。)の関係が気になりすぎる。
そして歌詞の意味。
自分なりに、こうなんじゃないかなー?って思いながら聴いているので、それを書いてみるね。

まず、イントロから。
少し不安を煽るノイズから始まる。
初めて聴いた時に感じたのは「不安」そして「不穏」。
何度も聴いた今思うのは、これは”君”と”僕”の不安定な関係を表しているのかな、ということ。バランスの危うさを感じるオープニング。
そしてそこから繋がるアコースティックギター。これがめっっっちゃイイ!!
えええ〜、アコースティックギターってこんな切ない音出るものなの?こんな哀愁たっぷりな曲に仕上がるの?ステキ〜!!

不安を打ち消さず、けれど一気に切なさに引っ張っていくメロディー。もうこの入りだけでさ、切ない情景浮かぶよね。なんでこんなに切なくなるんだろう、胸がギュッとなる感じ。
悲しみとはちょっと違うんだよな、もちろん"嬉しい""楽しい"な響きはないんだけど、細かい音符が連なるからだろうか、そこには少しだけ儚い希望みたいなものも感じられて、悲しみだけとはまた少し違うのかなと感じました。

そんでフィンガースナップね。ハイかっこいいー。もう大正義よ。Snow Manの指パッチンはね、ダメなのよ、みんなおてて美しすぎるんだもん。クラクラ思い出しちゃうよね。(最後の指振り大好き人間)

↑残念ながらココにはお伝えしたいシーンは映ってないのだけど、気になった方は是非 iDOMEのライブDVD or Blu-ray で確認してみてね🤗)


てかもうこのイントロがリンディーララのすべてかも知れんなと今書いてて思ってるけど、それだと始まる前に終わっちゃうから続きを書くよ。


物語は、ラウールの英語詞から始まる。
え、どうする?もうめっちゃかっこいいんですけど???
「I see you」の入りの「ア」。
はいもう優勝~。もうここだけで大丈夫、良曲確定。

私ね、この曲の”僕”、ADDICTED TO LOVEの”僕”とちょっと似たニオイを感じてるんですよ。ATLの方は、こちらよりももっと深刻度は軽く、”君”との距離は(物理的にも心理的にも)近いと感じているんだけど、もどかしい・じれったい気持ちは通ずるところがあるな、と。



で。そんな物語の始まりがこのラウールさんの、切なく、どこか縋るような声色の、「I see you」なわけですよ。少しハスキーボイスめなところもso good!!!
そして続く「泣かないで My dear」。
そんなセリフ、ラウールさんに言われたすぎる人生でした😇



アカン、全然進まねぇな…。(泣かないで My dear はめちゃくちゃ言われてみたいけど、 I see you は恥ずかしすぎるので無理です🙈)


でね、「Driving after 10 pm」よ。
ドライビングアフター、じゃないよ、デュラィヴィンナフター、よ? 発音良すぎて気持ちいい。ここだけ永遠に聴いてられる。
いやこのヒト無免許男だったわってことうっかり忘れちゃうくらいの滑らかさ。もう絶対初見で笹島交差点@名古屋 走れるくらいのデュライヴィンテクニック持ってる人の歌い方。美しい。

ラウールさんはとにかく英語の発音が良いよね。おくち、口腔が大きいからだろうか?めちゃくちゃ響きが美しい。
(ちなみに私はすのちゅの「英語限定連想ゲーム」でラウールさんが発した「basketball?」がめちゃめちゃ好きです🤤 そこからラウールさんの英語ファン😍😍)



少し吐息が漏れるようなウィスパーボイスと相まって、本当に彼の話す英語はものすごく耳ざわりが良い。まだ試していない方は是非、イヤホン爆音で聴いてほしい。
ザラついた音楽に彼の歌声は、本当にとてもよく合うから。

んで、「10 pm」の最後。聴いて。
テ・ピーエン(これまたテンピーエムじゃなくてテ・ピーエン、ね?)の「ン」の後の鼻から抜ける吐息。

エロい。めっちゃいい。
なんて言うの、いやらしいエロさじゃなくて、憂いを帯びたエロさ。
ここの吐息に、”僕”のもどかしいようなじれったいような気持ちが含まれている気がする。エロいのに、すごく品があって良い。

たったこれだけのフレーズにこんなにも魅力が詰まってる。ラウールさんの表現力恐るべし。
「Driving after 10 pm」だけあれば3日は飲まず食わずでも生き延びられるね😊


物語が少し進み、”君”には”彼”がいることがわかる。
めめの優しい歌声が沁みる。

「彼の愚痴ならたまに聞くから
 On your side 」

でも実際めめならこうは言わない気もするな~、なーんて妄想も捗ります🤤

そして、「でも」。
いや私ほんとに、これラウールさんの声だと思ってずっと聴いてたんだよ。
めめだと知った時は驚いたし、その、知れた経緯がめちゃくちゃうれしかったです🤤(詳細後日。)

Snow Manを知ってすぐの頃は、私さっくんとこーじの歌声しか聴き分けられてなくて、他のメンバーはさっぱりわからなかったのよ。特に舘さんとラウールの歌声は区別つかないことが多かった。
徐々にしょっぴーとめめ、あべちゃんの歌声はわかるようになってきたんだけど、曲によっては未だにだてラウ間違えるし、ひーくんとふっかさんの歌声もあやしいとこいっぱいある。(実は今回もあやふやなとこある。)

それが最近めめラウの歌声までわからんとこが増えてきて、わちゃちゃの「魅了する実力 I'm a special ハヌ!マー⤴ン」は普通にラウだと思って聴いてた。(次もラウパートだからおかしいなとは思ってた。)
たぶん今後も普通に間違えると思うので違ってたら誰か教えてください🥺


「でも」に続くのは、ラウールさんの「わわわわー」パート。
吐息が多く、まぁるくやわらかい発音をしてくれるラウールさんの声がとても心地よい。
「わー」いっぱいなのに、ぜんぶ丁寧に歌い上げてくれているのがすごくうれしい。

そして「Wonder」の「der」の発音がすごく好き。深い。
さらに「why I feel」の「f」の発音。めちゃくちゃ好き。きっとあのぷるぷるでうるうるでもっちりした下唇を、歯で少しだけ引っかけて発音してるんだ…!(妄想
こんなんめちゃアップで見たいじゃん。変態み強くてごめんね。でもマジで見たい。(見たいやろ?)
はよ映像頼む。マジで。




で、やってきました。問題のサビです。
舘さんののびやかで美しいファルセットで紡がれる、”僕”の本当の気持ち。

「'Cause I love you…
 幸せになってほしい リンディーララ
 Sorry 嘘をついたこと」

ねぇ、あべちゃん?
嘘って、なに?


ねぇ~~~、皆さん、どう思います?どのように解釈されてます??
私はね、「幸せになってほしい」こそが、嘘なのではないかと思ってます。
本当は自分が幸せに”したい”のに、「幸せに”なって”ほしい」と嘘をついてしまった。
”自分が幸せにすることはできないから、どうか”、という願いを込めた言葉。他人任せにしてしまった言葉。
でも本当は、言いたくなかった言葉。

もしかしたら本当は、”君”と”僕”が一緒に幸せになる未来もあったのではないか。
どこかで選択を間違えてしまった、もしくは何かボタンのかけ違いがあって、二人で一緒に歩めるかもしれなかった未来が幻になってしまったのではないか。
そんなふうに、私は考えました。

ただ…、歌詞を読み進めていっても、”君”が”僕”に対して恋愛感情を持っているとは些か考えにくいので、この予想は外れかなぁとも思ってはいるんですが…。
てか持ってたらそれはそれでイヤだけど。
彼氏いるならね、ちゃんとしてからにして😡
Snow Man相手にそんないい加減なことは許されないよっ!!!😡😡

で。
次に来る歌詞。「Love you…」
アレ、さっきは「I love you…」だったよね?違いは?
ということで、調べてみました。
ふむふむ。「I」があるとないで、真剣さというか、カジュアル度合いが少し違ってくるようですね。
明確な違いはないみたいだけど、より丁寧に伝えたい時には「I Love you」,カジュアルに使うような時には「Love you」の方を用いることが多いようです。(私調べです。)
ということは、先に言った「'Cause I Love you…」は、”僕”の言えないでいる本当の気持ち、「Love you…」の方は、それを隠す為に使った曖昧な言葉、ということになるのでしょうか。

「俺マジでお前のこと大事に思ってるからさ」的な、ホントは好きで好きでたまらない”君”の前で、”俺”って言って強がっちゃうような、そして本当の意味で大事に思っていることを曖昧に隠して、でもそれとなくちょっと伝えたい気持ちが漏れ出ちゃってる”僕”のせいいっぱいな姿が脳裏に浮かびました。
がんばれ”僕”!!!
思わず応援したくなるような”僕”像が見えてきました。

しょっぴーの美しい高音、「Love you…」。
アの高音が本当に気持ち良いです。ちゃんとその音に当たっている感じ。
しょっぴーはいつも音をパーン!と当ててくれるから脳内快適になるよね。

”君”への想いが隠された、大切な言葉、「Love you…」。
伝えられない、伝えてはいけない想い。
だけど、”君”へのほんとの気持ち。「君がほしい Keeping in my heart」。
なんだか今のふっかさん(=冬月君🥺)と重ねてしまう自分がいます。


2番は、ラウールくんの「Ah… Let's go」から始まります。
「go」で漏れる吐息が最高にセクシーです。
どこかちょっと力なく気だるげな、、、、そう、”アンニュイ”という言葉がしっくりくる歌い方。

ここでまたATL出てきますが、この「Ah… Let's go」を初めて聞いたとき、ATL2番のラウくんソロがパッと頭に浮かびました。
「I hate me when I'm shy All you gotta do is grow up!」の、
「I hate」の部分です。
自嘲気味に笑いながら歌っていたのがとてもオシャレでかっこよくて印象的だったのですが、今回の「Ah… Let's go」もどこか似た歌い方だなと感じました。
もちろんATLほど自嘲的ではないのだけど、どこか少し諦めがあるような、自分自身を冷めた目で見ているような、なんかそんな雰囲気を感じたんですよね。

しかしこれ、ちょっと疑問なんです。
いや Let's go て私の中では「さぁ行こう!」なんですが・・・?
そんなノリ??急に???
ってことでまた調べたところ、 Let's go には、「挑戦しよう」「がんばろう」みたいなニュアンスも含まれるようです。(英語よわよわ人間が調べたことなので、またとんちんかんなことを言っていたらお恥ずかしいです。有識者の方、ご教示願います🙇)

さぁ、この考え方が合っているとすれば、ラウールくんの歌う「Ah… Let's go」の言葉の意味と歌い方の理由が少し繋がってきます。
やや自嘲的にも聞こえた、「がんばろう」。
”僕”は、この時点では”君”との関係を少し諦めかけていたのではないか。だけどなんとか自分を鼓舞して、出た言葉が「Ah… Let's go」だったのではないか。だから少し冷めたようにも聞こえたのではないか。
こう考えると、自分の感じたことがあながち間違っていなかったのかもしれないと思えます。少しうれしいです🥹



2番からは、”君”といる車内の様子。

「プレイリストは Songs you may like
 バレない程度に Love」

・・・・もうっ!!もうっ!!!
なんてステキな歌詞なのっ!!
きっと”僕”は”君”を想って、事前に好きそうな曲をいっぱい探して、その中からコレか?いやコッチか?なんて厳選して、さらに曲順もあーでもないこーでもないってめちゃくちゃ考えてプレイリストつくったんだろうな。
バレないように、”君”への「Love」も忍ばせて。

わ~ん、”僕”、健気だよぉおおお!!”君”、振り向いてやってくれーー!!

そしてね、歌詞が素晴らしいのに加えて、ここのラウールさんの歌い方がもう、天才なのよ😍
「バレな・てっ⤴いどにLove」
はぁぁん、最高です😍 こんな歌い方どこで覚えたのぉーー😱
「てっ⤴」がめちゃくちゃ好き。
うわーーーん、かっっこいいよぉおおおーーーー!!!!
ここをさ、この旋律にして、且つラウールくんをあててくれたの、本当にマジでもう感謝しかないのよーー!!!
あーーん、ありがとう~~😭😭😭


そしてこれに続くのがレンメグロ。

「Navigation は入れない主義
 君のやりたい事を全てしよう
 I'll make you smile」

これは実際めめ言いそうだわぁ~、言われてみたいわぁ~🤤
そんで何度聞いてもアンミカスマイルって聞こえてしまうポンコツイヤーの持ち主でごめんね、毎回ふふってなってます。(* ´艸`)

ここのパートだけさ、リズムが変わってるのもオシャレだよね。
ベース?が奏でる変則的なリズムのメロディーは、”僕”の緊張や揺れ動く心の様を表しているようで、とても耳に残ります。

ところでこの部分は、AメロともBメロとも違うようなのだけど、何メロと言うのでしょうか?Cメロは「To your home~」からの部分と認識しておりますが、だとするとこのパートは??
調べてみましたがイマイチわからず…。どなたかご存知でしたら何卒、、、、ご教示ください。(知りたがり


2番のサビでは、”僕”の感情が少しぐらついてきているように思えます。
余裕ぶっていても溢れて止まらなくなっている大切な気持ち。
もしこれを伝えたら、”君”はいったいどうするの?どんな反応をするの?…なんて思わず考えてしまう。
そんなことしたら、きっともう会えなくなっちゃうのにね。

そして物語は動きます。

突然静かになる車内。
”君”のためにつくったプレイリストは、何のいたずらか、途中で止まってしまったのかもしれない。
同時に、徐々に俯いていく”君”。
”君”の心情の描写は一切出てこないから、本当のところはわからないけれど、きっとこれは、”僕”に向けられたものじゃないよね。”彼”とのことを想ってまた泣き出してしまったんだろうか。
あぁ、でも、”僕”。
きっと、今じゃないし、たぶん、ダメだと思う。
きっと”僕”の気持ちは、その子には届かないよ。

だけど、そんな”君”の姿を見た”僕”は、もう居ても立っても居られず、スピードを落として車を停めてしまう。

「このまま帰したくないよ」

これは、実際に”君”に伝えた言葉だろうか?
それとも、まだ、”僕”の心の中だけにある言葉だろうか?


こんなふうに、本当に素敵な詞でつくられているこの物語。
”僕”へ感情移入して聴いてしまう2番のサビとCメロ。
たくさん想像しながら、いろいろ考えながら聴き入ってしまったのは、Snow Manの歌い方のうまさもあるだろう。
歌の上手い下手ではなくて、感情の込め方と、それの伝え方がものすごくうまい。

まず2番サビのアタマ。
「But I love you…」さっくんのよく通る声が心地よい。
「ばらぁい」の発音もすごく好きだなぁ。(自分でもビックリしてるけど、またここでも出てくるATL。(笑)  ATLでもさっくんが言う「ばらぁい」好きだった。)
んでふっかさんの「Baby 溢れて止まらない」。
ふっかさんて普段あんなん(あんなん)なのに、歌唱になるとなんでこんなに透明感溢れまくっちゃうの?ちょっとこれは反則では?
さすがこれがリアコ枠ってやつね?うっかりしてると捕らわれちゃう。

そしてこーじ。
いや本当に、、、彼はもんのすごく歌がうまくなった。
1番のふっかさんの「遠くまで」のとこから始まるコーラス(Ah~)とか、すごく細くたおやかな一本の線のようで美しい。
主旋律を決して邪魔することなく、銀糸のように主旋律に纏い、彩ることのできる声色。
EMPIREのラスサビでも本領発揮した彼に度肝を抜かれたし、きっとすごくすごくボイトレがんばってるんだろうなぁ🥹
本当に音程が安定したし、声量も申し分なくなったと感じている。安心して気持ちよく聴いていられる歌声になった。(細かいことは気にしないので、なんにも問題はないのです! by 24/12/04 FNS)

過去、歌唱時にたくさん震えていた緊張屋さんの彼が、それを乗り越えて本当に楽しそうに、がんばって歌っている姿を見られることが心からうれしいし、伴って明らかに上がった歌唱レベルにとても感動しています。

「Love you…
 もし君に伝えたら リンディーララ」

この歌詞が、彼の甘くやわらかい歌声と、優しく少し臆病なところも感じられる気質と相まって、すごく沁みる。歌声で切なさを感じられる。


Cメロは物語が加速し、”僕”の気持ちが一気に動くパート。
「徐々に俯いていく君」の、「君」のとこ、ひーくんの高音も切ない🥺
きっと私の好きなあのお顔(目を閉じて少し上向き加減になって鼻をくしゃってしてるお顔😊)をして歌ってるんだろうな、と妄想しています🤤

そして次のラウールさん。
「ごーめんね」の歌い方。かっこいい・・・。
裏拍から入るのがもうオシャレでかっこいい!!
ここに来て明らかに余裕のなくなった”僕”の様子が、声色と歌い方でうまく表現されていて、非常におもしろいと思った。
あぁ、なんて魅力的に歌ってくれるんだろう…。本当に素敵🥹

「Slow down, slow down, slow down」からはベースとバスドラムが加わり、気持ちの変化が音楽にも表れている。音楽から気持ちの高まりが感じられて、この先の展開が早く知りたくなる。

あと「car」の発音ね、これも大好物です😍
発音がさぁ~、ホントいいのよ…。
私が発音すると壊れかけたオンボロ中古車みたいな車しか出てこないんだけど、ラウールさんの発する「car」はそれはもうすっごい重厚感のあるすっごい豪華なすっごい車。ドア閉めた時「バンッ」とか絶対言わない。「ばたむ」って言う。(車も詳しくない🥺)
は~~、いいなぁ、ラウールさんの運転する車の助手席とかマジで乗ってみてぇよお~!

その後の「oh~」も、非常に良いです。
力の抜け方、息の抜き方、音の切り方。
どれを取っても最高の「oh~」です。


やっぱり私、ラウールさんすっごく好き。
知ってたけど、やっぱり好きだわ。本当に丁寧に歌い上げてくれる。
YouTubeで時々あがる、Rec Ver./Rec Videoを見ていてもとてもよくわかる。
言葉の持つ意味を考えて、本当に丁寧に、心を込めて歌ってくれている。
(最近だと「君へ送る応援歌」、あとは「イチバンボシ」もとっても素敵です。歌詞の意味を考え、聴く側にそれを届けることの本質を捉え、我々へ楽曲と気持ちを届けようと、心から丁寧に歌ってくれていると感じます。)




ラスサビ前の歌詞は、「このまま帰したくないよ」。
最初に「幸せになってほしい」と甘く優しく伝えてくれていたはずの舘様が、今度は驚くほど力強く、「このまま帰したくないよ」と歌う。

”僕”は、これを伝えたのかな。まだ、自分の心の中だけにしまっているのかな。
健気な”僕”を応援している私としては、是非これは伝えてほしい言葉。
訳もなくスピードを落として何故か停まった車に少し怪訝そうな様子を見せる”君”に、もう、どストレートに伝えてほしい。

例えこれが最後のドライブになるとしても。



ラスサビは、1番と全く同じ歌詞が繰り返されます。
状況が変わっているので、もしかしたら歌詞の持つ意味合いも変わっているのかもしれませんが、やはり”僕”は、自分の本当の気持ちは伝えられなかったのではないかと思います。

勢いで車を停め、「このまま帰したくないよ」と一旦は言ったものの、やはり曖昧にごまかして、そのまま自宅へと送り届けた臆病な"僕"の様子が浮かびます。
一番最後の歌詞、「君がほしい Keeping in my heart」でパッと曲が終わるところに、結局言い出せず、自分の気持ちを隠したままの”僕”の弱さが表れていると感じました。

またそこには、”君”の幸せを願うからこその気持ちと、今の関係が壊れてしまうことへの恐怖も含まれている気がします。


当たり前だけど、恋愛ってハッピーエンドばかりじゃないもんね。
むしろ、想いが通じ合う方が奇跡だし。
きっとここに出てくる”僕”は、”君”に想いを伝えることはないだろうし、”君”もそれには気付かないまま。
そして、”君”も結局、”彼”とは想い合い続けることができず、そのまま離れてしまう。そんな気がします。
そうやってきっと、少しずつ、人生を歩んでいくんだよね。



私がこんなにもこの曲に惹かれたのは、美しい旋律とこの想像がめいっぱい膨らむ歌詞、そしてSnow Manの魅惑たっぷりな歌唱の力が理由だと思います。
私はラウールくんが大好きだから、彼の歌い方ひとつひとつを何度もじっくり聴きたいし、これまで聴いたことのない音域や歌い方に出会うと、またひとつ宝物をみつけたような幸せな気持ちになります。
この曲は本当に新しい発見がたくさんあり、ときめきがずっと止まりませんでした。(今もです。)
そしてラウールくんだけではなく、Snow Manみんなの魅力を改めて、もしくは新しく引き出してくれていて、聴けば聴くほど、どんどん好きになっていきました。
ひとつの曲をここまで聴き込んだのは生まれて初めてです。
歌詞についても、あーでもないこーでもないと考えに考えを重ねました。
しかし英語も音楽のことも全然わかっていないので、何言っとんねん的なことを連ねているのかもしれません。そしたらごめんなさい。
さらにアンミカスマイルの他にも、飲みかけたトゥモロー、サンデーサイレンス🐎にも聞こえてるポンコツイヤーの持ち主です。

それでも本当にこの曲が大好きです。

こんなにも美しく切なく、そして歌詞の意味が気になる曲に出会ったのは初めてだったので、興奮を抑えきれぬままたくさん書いてしまいました。
書くに当たり、この曲を聞いた回数は200回を超えました。
(我が10年来の相棒 iPod shuffle 第4世代ちゃんには1曲リピート機能がついていないので、終わるたびにポチポチ戻して再生してたよ🥺)

ラウールさんのこんっなにも魅力的な歌い方を本っ当にたくさん引き出してくれたこの曲にめちゃくちゃ感謝しています。
個々の歌唱がじっくり聴けるのも本当にうれしい。
本当になんてすばらしい曲なんだ・・・!!🥹


願わくば、どうか、どうか、これが地上波で流れて多くの人の目に留まる機会が訪れますように!!!!!


リンディーララ、大好きです。


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