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創作

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#ひと色展

逸る足音、遠い夜空(詩)/ひと色展

なんだかんだ起きていることになってしまった 午前三時 逃してしまった青い鳥 ただ見つめて立ち尽くしていたGravity 用意してた網は魚用 呆れ果てた イミテーションわかりきってて身に着けた 変な気分 失くしてしまったプライドを 疑いながら歩いて行ったの 地下室へ 揺らめいてる自分隠しては泣いていた 今日の君はどんな声で鳴く? たった一つ自由求めてる わかりきってる そんな真実は 無理して戻ってこなくていいよ それが君の選んだ道なら 繋ぎとめた暗闇にとらわれはためいた

微睡みの中で君に預けた時間(小説)/ひと色展

その水滴はただそこにありました。太陽の雫、七色の宿る場所。そんな風に呼ばれながらも微睡んでいました。それは他の誰かからすればひたすらに意味のない時間、一方でとても透明感のある時間でした。 いつか戻ってくるのではと、希望を抱いていたのです。 ほんわかとした春の陽気の中で芽吹いていく双葉を見ながら考えました。こんな風になりたい。うまく心を開けなかった自分を悔やんでいました。 本当は言いたいことがたくさんありました。それなのに全部見ないふりをしてしまいました。どう受け取ったら

青いヒミツの色(詩)/ひと色展

夜空の星を愛するように君のことを思おうか みんなの心を惹きつけて なお残っているきらめきを ときめきってなんだっけ 忘れていく感覚の中 ぼんやりと思い出した あの日の君の横顔の影 安心ってなんだっけ 流れていく景色の中 じんわりと湧き出した あの日の君の俯いた顏 全てを集めるように手を伸ばした 暗闇を照らすような色広がった それは永遠に残る あの感覚 夜空の星を愛するように君の心を思い出すよ 何にも変わってないだろうか 投げかける切なさを 幸せってなんだっけ 思い出せ