PMSの緩和が期待できる精油5選とブレンドレシピの紹介
私はPMS(月経前症候群)が重く出る体質です。特に気分の落ち込みと食欲過多が強く出ます。そこで、毎回PMSの症状を少しでも和らげるために精油を取り入れています。
今回は、PMSを和らげる効果が期待できる精油と私が実際にPMSの出る時期に使用している精油のブレンドレシピを紹介します。
PMSの緩和が期待できる精油
① イランイラン
イランイランは濃厚な甘さのある花の香りがします。
少量でかなり強く香るためコストパフォーマンスが高い精油でもあります。
植物性オイルとイランイランの精油を混ぜたボディオイルで身体のケアを行うと、香りとの相乗効果で深くリラックスできると言われています。
しかし皮膚刺激のある精油のため、身体に使用する際には少量から試した方が安全です。
② クラリセージ
クラリセージはハーブ調でありながら甘い香りのする精油です。
痛みで興奮した神経を鎮める力があるためPMSの腹痛や腰痛で強張った身体を解す効果が期待できます。
しかしリラックス効果が強すぎるため、集中力の必要な作業の前には使用しない方がいいようです。
③ ユズ
ほろ苦さのある温かな柑橘の香りです。柚子の果皮そのままの香りがします。
身体を温めて血の巡りを良くするだけではなく、ユズの香りには気分を明るくする作用があるためPMSによる不安や過敏にも効果があるそうです。
皮膚刺激のある精油のため使用する量に気を付ける必要はありますが、PMSで気分が落ち込んだときに深呼吸しながら吸入するだけでも効果が期待できるようです。
④ ローズゼラニウム
葉から作られる精油でありながらバラのようにフローラルな香りがする精油です。
PMSによる不安や気分の落ち込みを和らげて穏やかな気持ちへと導いてくれます。
敏感肌の人には刺激になってしまう可能性があるため濃度に注意が必要ですが、ローズゼラニウムの精油を植物性オイルと混ぜてボディトリートメントに使用することでむくみの解消にも繋がります。
ホルモンバランスを整える働きもあるため女性特有の不調への効果が非常に高い精油です。
⑤ ローマンカモミール
リンゴのように爽やかな甘さのある香りの精油です。ジャーマンカモミールと名前が似ていますが、PMSに効果があると言われているのはローマンカモミールです。
ローマンカモミールの精油を植物性オイルと混ぜてマッサージを行うことでPMSによる腹痛やむくみを解消してくれるそうです。
ただしキク科の植物にアレルギーのある方は使用を避けてください。
PMSの際に使用しているブレンドレシピ
私がPMSの症状で悩んでいるときに使用するブレンド精油のレシピを3つ紹介します。
ローズゼラニウム×ユズ
ローズゼラニウム3:ユズ2でブレンドしています。リラックス効果のある組み合わせです。ほろ苦い柚子の香りとお花のような香りが混ざり癒しを感じます。
精油が使用可能な加湿器に垂らしたりアーモンドオイルに混ぜてマッサージをしたりと幅広い使用法で活躍しています。
イランイラン×ローズゼラニウム(×パチュリ)
濃厚な花の香りのするブレンドです。ホルモンバランスを整える作用のある精油を組み合わせています。
イランイラン1:ローズゼラニウム3でも香りとしては成り立っていると思います。
しかし私はイランイランの香りが少し苦手なため、パチュリを1足しています。パチュリを足すとイランイランの刺激が減り香りがまろやかになります。
イランイラン1:ローズゼラニウム3:パチュリ1の計5滴をアーモンドオイル25mlと混ぜてボディオイルとして使用することが多いです。
クラリセージ×ペパーミント
クラリセージ1:ペパーミント1でブレンドしています。甘いミントガムのような香りです。
このブレンド精油はPMSによる食欲過多の症状が酷いときに使用しています。
ペパーミントには食欲から気を逸らすリフレッシュ効果、クラリセージにはホルモンバランス調整と気持ちを落ち着ける効果を期待して作ったブレンドです。
食欲が止まらないときにこのブレンド精油を吸入するようにしています。精油が使用可能な加湿器に入れて使用することもあります。
まとめ:精油を味方にしてPMSを乗り切ろう
PMSを和らげる効果のある精油を5種類とブレンドレシピ3種類を紹介しました。
もし今回紹介した精油の中で1本だけ買うのであればローズゼラニウムをおすすめしたいです。癖があまりなく、単体で使用してもすっきりと甘い香りが楽しめます。様々な精油とも相性が良いのでブレンドもしやすいです。
機会がありましたら試してみてください。