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母の膵臓がん闘病記録22 これがせん妄という状態なんだろうか
母が7年前の2017年に膵臓がんと診断され
この世を去りました。
その時の闘病記録です
2017年4月30日の記録
内視鏡の処置のあと
目が覚めるまで家族についててほしいということで
長男にお願いしたのですが
目が覚めたのは、朝の6時だった
少し混乱しているので
きてほしいと長男からLINEが入って
急いで向かったら
母の状況は、考えられない状況になってた
手袋をはめられている
はずしてー と叫ぶ
そして・・・
なんでこんな病院に入れるん?
痛いのなんとかしてー
家に帰る!!
と泣き喚く
少し前
混乱したり、意味のわからないことをいったりしてたけど
昨日はすごく攻撃的だった
いつも冷静な母が
愚痴とかあまり言わずに
我慢していることが多い人なのに
それだけ辛いってことなんだね
痛みもひどくなってきたので
座薬を入れてもらうと、少し落ち着いて眠った
どうしたらいいのかわからなくなる
どうしてあげればいいのかわからなくなる
話を聞くこと
なだめること体をさすってあげること
それしかできない
精神的にしんどいね。
でも、母の方がもっとしんどいんだよね。
わかってるけど・・・
痛みや辛さを完全にとってあげて
穏やかに過ごさせてあげることできないんだろうか
2017年5月2日の記録
おととい、朝から母の体調が悪く、
担当の看護師さんから
朝から嘔吐があったり
意識がはっきりしなくて
問いかけにも応じない状況だと聞いた
できれば、付き添いしていただいた方がいいと言われ・・・
一度夕方に家に戻り
愛犬の世話を次男に頼み
また夜8時ごろから付き添った
行ったらちょうど眠ってて
その様子は本当に辛そうで
少し口を開けての呼吸、眉間にシワを寄せて、、、
夜中には、息苦しさと痛みで
鼻につけてる酸素チューブを抜いたり
酸素量を図るのを指につけてるのも外したり・・・と
違和感のあるものは全て外したいという感じ・・・
何度か看護師さんを呼んで、どうしたらいいのかと聞いたり・・・と
看護師さんはなだめるように
背中を撫でながら話をしてくれた
結局明け方3時くらいには
痛み止めが効いてきたのか
やっと眠りについた
4時くらいまで病室にいて
あまりに寒くなってきたので一度家に帰った
そして、少し睡眠をとり
家での仕事もあったので
それをこなし、午後から母のところへ
そしたら、びっくりすることに
前日のことって全く覚えてない
えー。夜中中いたんだよー
でも、覚えてないってことは、
それほど痛みや苦しみが辛かったってことなのかな。
昨日の痛みや辛さは忘れたのかな
忘れていたならそれはそれでよかったのかな
と思う
午後からは、少し落ち着いてて
普通に会話ができました。
よかった^^