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母の膵臓がん闘病記録24 痛みや吐き気が治ればいいのにね

母が7年前の2017年に膵臓がんと診断され
この世を去りました。
その時の闘病記録です

2017年5月3日の記録

母の病室に行って会うまで
今日はどうかな?ごきげんいいかな?痛みはないかな?と
毎日ドキドキ

今日は比較的元気な様子で
痛みも胸の苦しさもなかったみたい

普通に話せたし
「ありがとね」とも言ってくれた
うれしかった

でも、ちょっとわけのわからなくなる時もあるようで
家に帰らなきゃ・・・とかいうし
5月5日のひ孫の初節句に
今日行かないといけないでしょ?みたいなことも。

願望がそうさせているのか
気にかかることがあるのか
もっと寄り添ってあげればよかったかな

うーん。
どこまでわかっているのかわからない

昨日の?今日の?看護師さんが
きつい人だったようで、文句言ってた

思うに、多分あの方だろうなって思う人はいるんだけど
私にはテキパキとしてて優秀な看護師さんだと思うんだけど

患者側にたてば
対応が自分の思ってるようにしてもらえないと
そう感じてしまうだろうな

父が入院してた時にもそうだった
よく看護師さんの愚痴を言ってて
それを伝えたのか
看護師さんになかれたこともあったというのを
思い出した

患者には厳しい人もいるよね

今日は痛みがなかったので
こういう状態ならいいんだけど

来週には転院予定なので
それまで体調が落ち着いてくれたらいいなと思います




2017年5月5日の記録

昨日、面会に行ったら母は辛そうでした。

午前中にも吐いたようで
行った少し前にも

胆管の金属ステントを入れ替えて
嘔吐するのも落ち着いたのかなって思ったんだけど
そうじゃなかった

息苦しい、辛い
なんとかならないのか・・・と
訴える

私にできるのは、さすってあげることだけ

辛いな



2017年5月6日の記録

昨日は、母にとっては初ひ孫の、初節句があった

少しまえまでは
ゴールデンウィークには外出して一緒に初節句のお祝いをしようねって
言ってた

でも、今の体調では、座ることもできないし
しんどさも強いので
一緒に過ごすことは無理な状況だった

初節句が終わって
そのあと母のところへ行き
初節句の写真や動画を見せたんだけど
見ているのか、わかっているのか、何も喋らなかった

少し嬉しそうに微笑んでる感じだった
行きたかったのに・・・という想いもあったのかもしれない

ずっとうつらうつらしている感じです。

私だとは認識していたようで
「今日はゆっくりしていってね」と言うと
眠りについた
でも、その寝顔は少し辛そうだった


看護師さんが
血圧と血糖値の測定をした時に
様子を聞かれて、口が乾く・・・と訴えたので

少ししてから看護師さんがうがいをしましょうと
準備してくださった

ただ、水を含むものの
吐き出すことをなかなかせず
ずっと口の中に入れたまま、そのままうとうとしてた

そのあとは、全く起きることもなく
先生がこられた時も呼びかけてくださったのですが
「はい」と返事したものの、そのまま寝ちゃった

先生の話では
黄疸の数値は下がっているものの
ほかの数値はあまりよくなく
点滴をしても、むくみがひどくなることもあるので、難しいと

点滴の内容でコントロールしながら
やっていきますとのことでした

お腹が張っているので
腹水が溜まってるのかどうかも聞いた
腹水はそれほど溜まっていないので、抜くほどではないと。

今できることといえば
痛みがあれば、座薬を使い
吐き気があれば、吐き気止めで対処するしかない

少しでも、楽に過ごさせてあげたい


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