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母の膵臓がん闘病記録27 最期の時が近づいてくる

母が7年前の2017年に膵臓がんと診断され
この世を去りました。
その時の闘病記録です

2017年5月15日の記録

昨日は、母の日
長男夫婦が、孫ちゃんを連れて
母のところに行ってくれました

ほとんど、目を開けることもなく
うつらうつら眠っていることが多い母の病状ですが
ひ孫の顔を見せた時だけは、

可愛いね〜

と言ってくれました。

母にとっては、唯一の癒しなのかもしれない

以前の病院で、余命一ヶ月を告げられた日から一ヶ月がすぎました
今の病院での先生にも言われたけど
よく頑張ってます。と

きっと毎日毎日辛いんだろうけど
それでも生きよう!としている
母は強い・・・そう想う

頑張れ!というのは
母にとってどうなんだろうかと・・・と考えてしまう

少しでも納得して残された時間を過ごして欲しい



2017年5月16日の記録

転院するに当たって
今度の病院はパジャマが必要ということで
可愛いパジャマを買った

少しでも気分が良くなるように
少しでも気分が明るくなるように
ピンクとイエローとパープルの3着

でも
あまりにむくみがひどくパジャマのゴムが余計に圧迫するようで

寝巻きっていうのかな。浴衣みたいなものを
買ってきた


今は点滴の量を減らしてもらっているので
少しむくみもましになってきたのが
それでも、足はまだまだむくんでる

それにお腹や腰回りも浮腫んでるというか
膨らんでいる

だるいよね
昨日、会いに行ったら
胸の苦しさを訴えてた

少しでも楽にしてあげたいけど
薬の間隔も難しいようだ

飲み薬が無理なので
どうしても座薬に頼るしかない

難しい

むくみがひどくなってくると
旅立ちが近づいてるのかもしれない

父の時もそうだった

むくみがひどくなってきて
数日して別れがやってきた

あの頃のことを思い出す



2017年5月17日の記録

昨日は、息遣いが辛そうだった

夕方、先生が部屋に来てくださってお話できた
点滴の量を減らした事でむくみがましになってきたが
衰弱は進んでいる・・・と

今のところは落ち着いているので
このまま様子を見るって事だった

痛みはあるものの
体をさすってると落ち着くみたいだし
どこまで痛いのか、どこまで我慢できるのか
それは私にはわかりません

緩和ケアって
全く痛みがなくなるのかな?とも思ってましたが
そうじゃないんだな

また、吐く事もあるので
それも辛いよね

転院から1週間
以前の病院の先生は
1週間くらいが山場とかおっしゃってた

それが過ぎた
母はものすごく頑張っているんだろうな・・・



2017年5月18日の記録

母の状況は日に日に悪くなってきている

昨日は呼びかけても何も返事をせず
夕方、看護師さんが
体温・血圧をはかりにきてくださった時にも
普通なら「痛い」とかいうけど
それもなかった

熱は37.7度
血圧は74/48

帰り際、主治医の先生にお会いした
血圧も下がってきているので
最期の時が近づいてきているのかもしれない・・・

という

今日は早めにあいに行ってきます

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