ペンシルパズルのサムネイル制作日記 (3)フィルオミノ・シンメトリーエリア
ふーなんとかさんです。感情豊かな人ではないです。
あれこれ別のことをしていたら前作からずいぶんと日が空いてしまいましたが、ペンシルパズルのサムネイル制作日記の第3弾です。今回はフィルオミノ、およびその兄弟ともいうべきシンメトリーエリアのサムネイルを作ります。
※本記事に掲載しているサムネイルはCC0ライセンスに基づき、商用・非商用問わず、クレジットなしで利用できるものとします。
今回のサムネイルその1 〜シンメトリーエリア〜
ルール的にはおそらくフィルオミノからシンメトリーエリアが派生して生まれたと思うのですが、先に作ったサムネイルはシンメトリーエリアでした。というより、フィルオミノのことがまだ頭になかったのです。
盤面はPuzzle Square JPの例題(カルコゲンさん作)を使用しています。
「シンメトリー」から鏡を連想して、「鏡をくぐった先に広がる夢の世界!」とか考えて当初ゆめかわな配色を考えたのですが…
いや、違うな……シンメトリーエリアはこんなゆめかわなパズルじゃないな……と冷静な判断をして、ボツ。
むしろ「シンメトリー」といえば「幾何」「美術・芸術」「知的」「静的」といった、ひんやり冷たい印象を抱くのではないか。ということで無難に、くすんだ青を中心としたシンプルなデザインでまとめました。
同じ数字どうしは同じ数字にして、数字が大きい(=面積が広い)ほど彩度を下げて、整然さをアピール。
と、ここでフィルオミノの存在を思い出します。
そういえばフィルオミノのサムネイルって、まだ作ってなかったな。
フィルオミノとシンメトリーエリアって、ルールがそっくりだな。
ってことは、サムネイルも似たような感じにしないといけないな……
今回のサムネイルその2 〜フィルオミノ〜
というわけで、フィルオミノのサムネイルも制作することに。盤面はPuzzle Square JPの例題(ゆずっこさん作)を使用しています。
シンメトリーエリアと違って、フィルオミノは多種多様な形のブロックが登場します。配色はおのずとカラフルなものになるでしょう。
ここで(まさに)頭の中に浮かんだのが今回のモチーフ、ディズニー映画の『インサイド・ヘッド』です。
ディズニー特有の柔らかい質感から着想を得て、明度を抑えた5色を配置。カラフルでもうるさくならない、目に優しいサムネイルにすることができました。
そして出来上がった2つのサムネイルを並べてみると…
「さまざまな感情を持ったフィルオミノから"冷静"の感情が分離されて、シンメトリーエリアという新たな存在が生まれた」的なストーリーが見えてくるような気がしますね! 実際はそんなストーリーではないと思いますが。
——と、こんな感じでフィルオミノとシンメトリーエリアのサムネイルが出来上がったのでした。
◆こちらのURL(Swaroop版Penpa+)からサムネイルの再編集ができます。
フィルオミノ→ https://tinyurl.com/22cqof3m
シンメトリーエリア→ https://tinyurl.com/2yubtp8x
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