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秋、爆発…

先日フォロワーの方の投稿に惹かれて真似してきのこ鍋を作ってみた。
作り方の詳細は載っていなかったけど、ところどころで写真や動画があったのでそれをみながら勘で調理してみた。

フライパンに詰め詰めにきのこたちを並べる。
ネギも余っていたので入れてみた。
きのこの種類は好きなきのこを買ってみた。
つるや(長野、群馬に展開してるローカルスーパー。長野県ブランドを全面に押し出しており、肉野菜が新鮮で安くて美味しい最高のスーパー)
には100〜200円程度で色々な種類のきのこが売っていてテンションが上がった。
生どんこ、黒平茸、原種エノキ、しめじ、エリンギを購入。
これを1時間ぐらい火にかけ水気を飛ばし旨味を凝縮していく。
きのこは火を通せば通すほど美味しくなるらしい。
時々返しながらきのこを炒めていく。
きのこを炒めながら別のフライパンで鶏肉を焼く。
今回はきのこの味を楽しみたかったので、あえてニンニクは使わずに塩胡椒のみで味付けした鶏肉を皮目を下にして20〜30分ほど焼いて皮をパリパリにした。
きのこから水分が抜けて、カラカラになる手前まで炒めて、塩胡椒で軽く味をつけ、その上に焼いたパリパリチキンとチーズと乗せて蓋をして最後5分ほど蒸し焼きする。

完成。
私のイメージしてた鍋とは違うが、たくさんの具材をひとつの鍋で調理するという意味では広義きのこ鍋だ。
参考にした投稿には味付けの情報が一切なかったが、これは絶対に塩と胡椒だけで食べた方がいいなと思ってこれで完成にした。

お皿に盛り付けるとよりきのことチキンのソテーだ。

かなり薄めの味付けにしていたが、きのこの旨みが凝縮されていて美味しかった。
きのこと一緒に1時間焼いたねぎは甘くてとろとろになっていた。
だんだん味が単調になってくるので、味変にバルサミコ醤油をかけたが、それも美味しくなって正解だった。

かなりシンプルな工程だが時間をかけて丁寧に作った料理なので、それぞれの食材の旨みが存分に引き出せたと思う。
これこそ、コンビニのお弁当やスーパーのお惣菜じゃ得られなかった満足感だと思う。
何もつけなくても野菜が美味しいというのは新鮮な食材をその場で調理した時に得られる効果なので、これこそ自炊の醍醐味だなと思った。
しかも、自炊ならスーパーで1000円程度で材料も調達できるが、これをレストランで食べようとしたらまあまあ高くなるんじゃないかと思った。 
食べながらこういうシンプルな味が食べたかったんだなと思った。

出来合いのものももちろん美味しいが、だんだんとその味付けに飽きてくる。
牛丼もハンバーガーもコンビニの弁当もそれぞれ美味しくはあるが毎日食べる前提では作られていない。
時間がないから、めんどくさいからといってずっとこういう食事をしてきたが、いよいよ本当にキツくなってきた。
作るのや片付けがめんどくさくても、結果としてその方がいい思いができる。これからは少しずつ無理せずに自炊の割合を増やしていこうと思う。

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