スティッチは淡い思い出、プリ帳は「レトロ」だったという話。

テーマ:リロ&スティッチ

中2のとき、初めて彼氏ができた。
1つ上の野球部キャプテン。
その響きに酔っていた感じは否めない。

一緒に帰る・公園で話す程度の日々の中
初めて電車で出かけた。
リロ&スティッチを観るために。

今ならスティッチのマネを全力でやり
さらに敵の博士?の雰囲気を被せるとかできるけど
当時は「スティッチかわいかった」という
鼻くそみたいな感想しか言えなかった。

あとは、プリクラ撮ったくらいしか覚えていないが
間違いなく、人生初のデートは
リロ&スティッチを観に行った。

「俺の姉ちゃん、寝てるとき白目なるねん。
 だからウソ寝はすぐバレるねん」と言っていた彼。
本人も寝たら白目になっていた。

彼のお姉さんにもらったプリクラを大切にしすぎて
当時必死で作っていた「プリ帳」ではなく
日記っぽいものに貼ってしまったので
友だちに見せてと言われるたび
「ほかのページ見たら殺す!」と叫ぶ羽目になった。

中3になり、彼は高校生に。
まぁ、すれ違う。
こちらから別れを切り出し、彼が引き留める中
「ごめん、めちゃくちゃ眠いから電話切りたい」と言って終わった。

数年後、グループで遊ぶ友人になった頃には
地域の通例通り
車の免許を取り、ボウリングにハマり、夜景を見に行っていた。

そのときの話は、こちら。

全然関係ないけど
中学のときに作っていたプリ帳は
サイズごとに、ぴっちり整列させるタイプのやつ。
高校のときに作っていたプリ帳は
遊びに行った1日分とか、交換した友だち専用とか
ポスター切り貼りしたりとか
1ページどかんと使って、センス発揮するタイプのやつ。

プリ帳をどれだけオシャレにかわいく作れるかが
人生のすべてを握っていたあの頃。

え、若い子はプリ帳とか持ってない?と思って調べたら
「平成レトロ」と出てきた。

そうか、レトロか。。。

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