大切な品詞のお話〜英文法苦手さんへ〜

前回に引き続き、英語の中でも大切な品詞についてお伝えしていこうと思います。

品詞とは、ご存知の方も多いかと思いますが、単語の機能のようなものと言えます。それぞれの単語の機能について、実際に問題に使えるように解説していきますね♡

以下はあくまで私の見解です。解きやすいように、わかりやすいように書いております。英文科などの者ではありませんのでご了承ください！

名詞･･･ものの名前を表す。主語、目的語、補語になることができます。

動詞･･･動きや状態を表す。もちろん動詞になれます。形を変えて様々な品詞になります。

形容詞･･･補語になります。また名詞を修飾します。

副詞･･･文の要素として必要のないものです！動詞、形容詞、副詞を修飾します(名詞以外)。

特に最後の２つが本当に重要です。

これらを知って、だから何？と思う方も多いと思いますが、これが文法的に論理的に問題を解く鍵なのです。

例えばわかりやすく威力を発揮するのがto不定詞の用法を見分ける問題です。

そもそも名詞的、形容詞的、などの"的"は何かというと、to不定詞が名詞、形容詞、副詞のような働きをしますよ！ということを言っているのです。元となる品詞の働きがわからなければ理解も難しくなってきます。。。

さて

名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の３つを見分ける時に和訳だけで考える方が多くいらっしゃいますが･･･

とっっっっっっても危険！

なのです笑

なぜかというと↓

I am glad to see you.

この文章のtoはどの用法か？という問題を考えてみましょう。

日本語の訳で考えると

あなたに会う"こと"が嬉しいです。

と考えた場合、あたかも名詞的用法かのように聞こえ、実際そのような間違いが後を絶ちません。

正解は副詞的用法です！

なぜかというと、これは感情の原因と呼ばれるもので

「あなたに会えて嬉しい」というように嬉しいという形容詞を修飾する副詞なんです！このような時に形容詞を修飾しているから副詞的な用法なんだ！と理解することができます。

でもこれ、何を修飾しているんだろう？と考えなければ、日本語訳だけで考えてしまったら、名詞的用法のようになってしまうんです。

もちろん品詞を学ぶことがここだけに生きるわけではなく、様々な場面で役立ちます。

ぜひこれから学ぶ単語の品詞に着目してみてくださいね！

ちなみにこれは余談ですが、各品詞には特徴があり、副詞は特に-lyで終わるものが多いというのが挙げられます。しかしfriendlyは形容詞です！

お気をつけくださいね♡

それではまた！