『解説』主従とは
第2回のラジオは主従のお話をさせていただきました。
主従とはSを主とし、それに従うMの関係です。
ラジオでは色々と端折ってしまい、言い切れなかったのでもう少し細かく説明してみようと思います。
主従とはドミナントサブミッシブなのか?
SMの主従というと「ドミナント」「サブミッシブ」という言葉がよく出てきて、ドミナントは支配、サブミッシブは服従と説明されることが多いと思います。
ただ、支配と服従ってあまりにも大きすぎる意味だと思うんですよね・・・。
支配服従というと24時間のすべてを主が支配し、管理してるような気がしませんか?しかし、そのような関係を望んでいる(行っている)主従関係って少ないと思うのです。
ですからもう少し細かく言うと、行動や状況を指示(決定)する人がドミナント、それに従うのがサブミッシブであるのかな?と思っております。
服装や言葉遣い、ベッドシーンなどの主が望む限定的な指示が多いのではないかな、と。もちろん、その範囲は人それぞれですから24時間の全てをドミナントが決めようとする場合もあるかもしれません。
私達の主従は「飼い主とペット」
私にはサディストである飼い主がおりますが、私達はドミナントサブミッシブではないので、サディストとマゾヒストの主従です。
そして私たちの関係を簡単に表すと「飼い主とペット」となります。
以下の漫画は私達の関係を表したものです。
私の飼い主さんは、私を従える気持ちは殆ない方です。
私に指示を出すことはほぼありません。
ドミナント&サブミッシブの主従では、言葉遣いとか服装とか日常での◯◯とか指示される事が多いと思いますが、うちはそのような指示は一切、ありません。
飼い主さんは指示を与えないことで私のマゾとしての絶対的な個性が味わえるからそれが良いといいます。
ただ、飼い主さんは私の所有者であり、私のことをいつ何時でも、自由にする権利をもっています。話がちょっと大きくなるけど、それこそ生殺与奪の権利をもっているのです。
自由なのだけど、自由になる選択権は何もない状態・・・です。
例えば、本当のワンちゃんをペットとして飼育したときに、ある程度の躾はするでしょうが、普段は自由ですよね。寝る時間も部屋をウロウロするのも飼い主に甘えるのも自由だと思うんです。ただ、、、、絶対に飼い主のもと(家)から離れることはできませんよね。私もそれと同じなのです。与えられてる自由の範囲内だけ、自由だと言えるのかもしれません。
サディストとマゾヒストの主従とは
以上、私達の関係性が飼い主とペットということを説明しましたが、次が一番大事。
私達の性癖はサディストとマゾヒストです。
ですから、ペットが可愛いなと思ったら頭を撫でるだけではなくムチを打ちます。マゾに服なんて必要ないだろうと全裸にさせられます。なんなら、もっと酷いことも私の飼い主さんは言ってますが・・・・。
でも、その加虐感、被虐感が絶対的に当たり前にあるのが「サディストとマゾヒストの主従」ではないかと思うのです。
ただ飼い主さんはこれらのことを「指示」して私が「従う」ことを求めているのではありません。
それら全てが当たり前にあるのがサディストとマゾヒストだ、といいます。
つまり指示に従ってるのではなく、もともとそういう被虐的な生物だろ、というわけです。
確かに私も誰に言われるでもなく、そのような被虐的な存在を望んでいるのですよね・・・。
飼い主とは、私を被虐的な立場に指示したり調教するのではなく、そんな被虐的生物をきちんと被虐的に飼育することができる人だと言えるかもしれません。
※今回は前提として、私の飼い主とペットの主従関係の話をしました。サディストマゾヒストでもいろんな主従関係はあり得ます。
まとめ
主従はドミナント&サブミッシブが代表されますが、細かく見るといろんな関係性があります。そして、私はパートナーのサディストとは「飼い主とペット」の関係を築いて、そこには絶対的に加虐被虐の関係があるということでした。
わかりにくい部分があったかもしれません。なにか質問等がありましたらお気軽にコメントまでどうぞ🐱✨️
ありがとうございました。
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