桃

桃さんとの出会いは杏のお迎え半年後に里帰りでカフェを訪れたとき。

4ヶ月ぐらいの小さな小さな女の子だった桃さん（当時つくしちゃん）を見て一目惚れ。杏のお嫁さんにお迎えしたい願望がふつふつ。親を説得し、杏の番をお迎えする許可が出たのはそれから半年後。もうあのこはいないかもしれないと思いながらはりカフェへ。

いた。

びっくりしてしまった。あんなにかわいいこが一歳間際なのに誰にもお迎えされてなかったことに。何か問題でもあったのか、それは分からない。が、わたしの希望は叶った。つくしちゃん（現桃）をお迎え出来た。

お迎えしたあと、すぐに名前を考えて命名「桃」

困ったことに桃さんは小屋で寝ない。野良寝をする子だった。お店に問い合わせると隠れる場所がない状態でいつも野良寝をさせていたと返ってきた。ハリネズミに隠れる場所のない生活をさせていたことになる。信じられなかったが、いつもビクビクし噛みつき魔な桃を見ているとお迎えしてよかったと心から思った。