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【英語学習】私が渡英2か月後に英語学習をやめたワケ

イギリスで生活していたなら英語話せるでしょ?
「イギリスで生活していく上で英語が話せることは必要不可欠!」

日本にいた頃、そういう価値観は普通だと思っていました。

ですが、イギリスで生活を始めてから「本当にそうでなくちゃダメ?」と、ある日思ってしまった英語が嫌いな私。

今回は「本当に私にとって英語は必要不可欠?」と疑問をもち、英語学習をやめた私がその理由をお話します。


私の英語力


私の英語力は昔も渡英後1年半経つ現在でも、中1レベルです。

学生時代から英語が苦手で嫌いで、今も昔も英語に興味がない人間代表です。

渡英当初の英語学習状況


英語力ゼロの私が駐妻として海外で生活すると決まり、
「英語を勉強しなければ…」と思いつつ、何もせずに過ぎる日々。

結局、日本にいるときにはほとんど勉強しないまま渡英しました。

渡英してからは「さすがに英語を勉強しなければ……」と思い、渡英後の当初は猛勉強!

『ESOL』という地域でおこなっている外国人向けの無料英会話教室に10回ほど通ったり、本を買って勉強したりしました。

渡英してから購入した2冊の本。
青より赤の方が優しい内容です。

社会人なら青を買って勉強する方が多いと思いますが、中1レベルの私には青は難しく、青より優しい赤を追加購入。

最初は「頑張ろう!」と勉強していましたが、2ヶ月後くらいには「やっぱりやりたくない」「英語嫌い…」が出てきてしまいました。

無料英会話教室で人と会うことはいい刺激にはなっていました。

ですが、大勢の見知らぬ外国人に会うという環境に疲れてしまい、日本が恋しいと思うばかり……

気付けば英語の勉強から少しずつ遠ざかっていました。

そしてちょうどその頃、渡英後初めて知り合いの日本人の方に会う機会がありました。

英語学習は私にとって本当に必要?


知り合いの日本人の方に会った日。

私が「最近英語学習のモチベーションが湧かず、日本が恋しいと思っている」と話しました。

すると

「いいじゃない、家でゲームとかしてても。無理に海外を満喫しなくてもいいよ!」

と返答があり、私はとても気が楽になったと同時に”海外へ行くなら英語を勉強するべき”に縛られていたことに気付きました。

縛られていたことに気付いた私は「自分にとって今英語を勉強することが本当に必要なのか」を考えてみることに。

「べき」という思考


渡英後2ヶ月にして英語学習がつらくなって「私は本当に英語を勉強するべき?」という疑問をもった私。

本当に必要かどうか考えてみたところ、結論として「私にとっては必要じゃないわ…」と思い、英語の勉強をやめました。

私にとって英語学習が必要ではないと思った理由は3つあります。

● 本帰国後の人生で再び海外生活をする可能性がほぼ0%
● 本帰国後に英語を使った仕事をしない
● イギリス在住中は基本的に引きこもっており、そもそも夫以外の人とほとんど会話をしない

まず、夫の海外赴任は今回の1回で2年間のみと決まっており、本帰国後の人生で海外で生活することは二度とありません。

帰国後に英語を使うとしたら仕事で使うか、趣味で英会話をするくらいになるでしょう。

私は英語を使った仕事は絶対にしないですし、趣味で英会話をすることも絶対にありません。

そうなると日本で英語が話せなくて困るのは、”海外旅行客に英語で話しかけられたとき”くらいだと思います。

私は頻繁に道を聞かれるタイプの人間なので少し困りますが、それくらいならGoogle翻訳とジェスチャーと熱意と笑顔で大体はどうにでもなります。

「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」
by.高橋優

また、私たちはイギリスの田舎に住んでおり、周りに日本人が全くおらず、日本人以外の友人もいません。

そのこともあり、私は基本的に家に引きこもっていて夫としか話をしません。

つまり、私の生活において英語は必須なものではなく、英語を勉強しなくても生きていけるのです。

海外にいるけど英語が話せなくたっていいじゃん


私は渡英2か月後には英語学習をやめ、英語力ゼロでのびのびと1年半イギリス暮らしをしてきました。

もちろん、英語を話せるようになった方がいろいろな人とコミュニケーションをすることにより得るものはたくさんあるでしょう。

でも「海外に行ったら英語を勉強するべき」という「べき」は必ずしも全ての人に当てはまるわけではないと思います。

「べき」という思考について「本当にそうなのか」を冷静に考えることは、自分らしく生きるためには大切なこと。

イギリスにきて私はそう感じました。

海外にいるけど英語が話せなくたっていいじゃん!


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