ご冥福をお祈り申し上げます。
5月10日、スポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権第3戦SUGOの公開テスト2日目に岩崎朗選手が旅立ってしまいました。
岩崎選手と面識はありませんが、過去にわずかながらもモータスポーツに関わった者として大変残念なニュースです。
絶対スピードの領域は各クラスで大きく違うし、例えば自分が関わってたオフロードでもマイナーな競技と、全日本ロードレース、世界GPでは大きく違うのですが、そのスピード域での危険性は変わらないと思います。
300Kmを超えるマシンでの争いも、せいぜい100Kmでの競技では違うと思いがちかもしれないが、不慮の事故はどこにあるかわかりません。
幸いにして、自分の仲間たちは、生活に響く怪我をした者はいたけど、旅立ってしまった方はいない。
岩崎3兄弟の3男の朗選手、二男・哲朗選手も2020年のSUGOで旅立っている。
ライダー、ドライバーは勿論命を懸けて戦ってはいるのだが、絶対に死ぬことを考えては走っていない!
私自身、二輪の師匠と呼べる方は、公道でだが転んだタイミング、対向車の来るタイミングで旅立っている。
そんな中で師匠が亡くなった際に、周りから良く言われたのは好きなバイクで死んだから本望だよね。とか言う方々もいるんだが、個人的にはレーサーはバイク、車で死んじゃ駄目だよ・・・
ウェアや、マシン、安全性は30年、40年前に比べればかなり向上しているが、絶対はない世界。
渡辺朗選手のご冥福をお祈りいたします。
安らかに・・・