【連載vol.8】「絵本は誰のもの?」
絵本を買う。
どうしても絵本は子どもの為の本というイメージがある。
「子どももいないのに、ちょっと絵本を買うのに気が引ける、、、」
「ネットで買うのも良いけど、絵本は中を見たい」などなど。
なんとなーく「子どものもの」という先入観ありませんか?
でもね、気にしなくて、「自分のために絵本を買う」ってことも大事なんですよ!
絵本の優しい絵柄を通して、自分自身を癒すセラピーみたいなものと考えましょう。
ゆっくり、1人で静かに読む時間があるというのは、実は最高に幸せなことなのかもしれません。
本書『これだけは読んでおきたいすてきな絵本100』はそうした本を選ぶのをアシストしてくれる本です。対象年齢別に100冊と、気になる絵本が89冊。合計189冊のおすすめ絵本のあらすじとトピックなどがぎっしり。
https://fuumeisha.co.jp/2022/02/24/3115/
例えば、ゆっくり眠りたい、リラックスしたいという時には、「よるくま」とかどうでしょう?
よるくまとお母さんを探しに行く物語。
静にベッドで読む。
優しい気持ちで眠れるかもしれません。
また、プレゼントしても喜ばれること間違いありません。
定番の絵本というほど、案外持っていない事が多くあります。
それは図書館や、学校の図書室、病院の待合室などで読んだことがある可能性が高いから。
もう1冊が「ふたごのき」
谷川俊太郎さんが紡ぐ言葉が、四季を通じて木々の会話として表現されています。定点観測と言えばいいのかな?「変わらない事」、「変わっていく事」を「ふたごのき」の会話で感じていく。
「き」は「木」であり、「希」、「季」、そして「生」でもある。
本好きな友人への本をプレゼントする際に、本書を渡してみてはいかが?
友人ではなく、恋人へのプレゼントとしても教養を高めあうという点でもオススメです。
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齋藤 明
見た目はいかついが、東京生まれ東京育ちの都会のもやしっ子。
都内で出版関係の仕事をする、双子男子の父。
子育ては積極的にしているつもりの45歳。
インスタで日々発売される雑誌、書籍を紹介中。
趣味は読書、料理、サッカー、フットサル。
インスタアカウント:akira19761229