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moyow
「絆深(きずなみ)」という価値観
・絆の糸は支え合いながら成長し、太くなっていく
絆深(きずなみ)とは
「絆深(きずなみ)」という考え方を持つことで、
私たちは今いる大切な人との時間をより豊かにし、
別れの時をより美しいものにし、
さらには次元を超えたつながりを感じながら生きる未来を
実現できると考えています。
だから、ただ絆を強くししましょうと言う表面的なものではありません。
まず、私の好きな「絆」の考え方をお伝えします。
絆とは
漢字を分解すると、糸が半分と書きます。
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つまり、2人の人が糸を半分ずつ持って、繋がっている状態。
片方を強く引くと、糸は切れてしまう。
だから、半分ずつ持って糸が切れないように、
お互いが「調整」し合っていると言う考え方です。
その上で、私は、この「絆深(きずなみ)」と言う言葉に
絆を強める(太くしていく)と言う意味のほかに
その人の、生まれてから成長していき、
亡くなっていくまでの1つの人生の中で、
影響を与え合った人と糸をお互いに持って、
切れないように調整するもの、という意味も込めています。
言い換えれば、人はいつかは亡くなるものだけど、
「肉体の生命としての終わりの時が、
絆として一番強く、
最高の関係性となっている」ために、
絆を調整し合い、築いていき、
別れのタイミングでは最高潮の関係で別れていく。
そして場合によっては、
この世とあの世であっても、
お互いに糸を持ち合っている関係を想定して
つけた言葉です。
確かに「絆」というものは深めるものではないと言う意見もありますが、
僕は、絆の糸はその都度、その都度強く太くなっていき、
そして次元を超えて、
その段階が深まっていくものだと思います。
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そのような思いを込めてつけました。
この思いを共有してくださる方に
この「絆深(きずなみ)」という言葉をお使いいただけたら嬉しいです。