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【DAY12】「睡眠時無呼吸症候群」の話(明日は「変形性膝関節症」の話をしますね!)

ご存じの方はご存じだと思いますが、まさに読んで字のごとく〝睡眠時に無呼吸に陥る症候群〟ってことですね。
およそ10年くらいだと思いますが、長らく患ってました。〝ました〟と過去形にしたのは、自分では完全に治ったと思ってるからですね。
今日はその概略話で、明日は「変形性膝関節症」の概略話をさせていただきたいと思います。

およそ10年前、はじまりは妻のひとことから。

それは「なんか寝てるときに、息、止まってるよ。死んでんじゃないかと思った」。まぁそれくらいのレベルだったということですね。
病院へ行こう、ということになりまして、都内・御茶ノ水の専門クリニックへ受診しに行きました。「検査入院しましょう」ということになり、東京の池袋でしたが、専門クリニックの本院とは別の検査病院みたいなところへ入院して検査しました。

検査してるときの写真がコレですね。自分でも笑えます。

こいつを着けて、実際に夜通し寝る、一泊二日の検査です。
で、結果、「CPAP」なるものを使用して治療ということになりました。
正確に言うと、こうですね。

CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)とは、機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。CPAP療法は、1998(平成10)年に健康保険適用になりました。

(一社)日本呼吸器学会のサイトより

こういうやつですね。

実際使ってたやつの写真なんて撮ってなかったので、メーカーであるテイジンさんのサイトから拝借いたしました。

以前使ってたのは、下のサイトで紹介されてるようなやつで、途中で上のタイプに変えて使ってました。

フェースマスクは、こういうやつですね。大げさですが…。

「睡眠時無呼吸症候群」とはそもそも何か? ということについては、こちらのサイトの記述を引用しますね。

睡眠時無呼吸症候群 : SAS※(サス)は、眠っている間に呼吸が何度も止まる病気です。10秒以上の呼吸の停止が一晩(7時間)に30回以上、または睡眠1時間あたり5回以上あればSASと診断されます。
原因の多くは舌や首まわりの脂肪沈着や扁桃肥大などによって空気の通り道が狭くなることや、脳から呼吸指令が出なくなるといったことが考えられます。いずれにせよ質の良い睡眠が得られないため、心臓病や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の発生や、日中の眠気、判断力の低下による社会生活への悪影響など、様々なリスクを引き起こす恐れがあります。
SASが関与する死傷事故もあとをたちません。現在も自分がSASであることに気づかず、適切な検査や治療に至っていない潜在患者が人口の約3%(約300万人)存在すると推定されています。
※SAS(Sleep Apnea Syndrome)
https://www.teijin-pharma.co.jp/project/story04.html

つまりは、まあまあ怖い病気ということですね。

私は、データに基づいて、あんたは「睡眠時無呼吸症候群」だよ、と、その診断を受けたわけなんで、「10秒以上の呼吸の停止が一晩(7時間)に30回以上、または睡眠1時間あたり5回以上」呼吸が停止してたというわけですね。

検査のときの具体的な数値が記録されたシートは、どっか行っちゃってまだ見つかってませんが、『えっ、そんなに止まってんのかよ?!』って感じで、びっくりさせられた記憶があります。

本来はこの機械とマスク、出張や旅行先にも持っていったほうがいいんですが、私はそこまではしてませんでした。
日々の使用もさぼりがちではあり、よく妻に「つけてよ」と言われてました。まぁ心配して、ということもあったとは思いますが、基本的には「うるさいから」でしょうね(笑)。着けてるといびきかかないんで…。

潜在患者人口約3%って、かなり多いですよね。それだけ一般的な病気ということです。
専門病院ですから、付き添いとかの方を除けば、ほぼ100%、その患者さんが来てるわけですが、中高年男性で肥満体の方がやはり多かった気がします。太ってるとなりやすいそうなんで…。とはいえ、女性の方もいらっしゃるし、体型細身や若い方もまあまあいましたよ。肥満体の男性だけの病気というわけではないですね。

なにが怖いって、気づきにくいですし、大きな事故にも…

自分の寝ているときの様子なんて、録画でもしない限りわかりっこないですからね、ひとり暮らしの方は、きわめて気づきにくいと思います。
私の場合、隣に妻が寝てましたからわかりましたが、結婚してたり同居人がいたとしても、別々の部屋で寝てたら環境的にはひとり暮らしと一緒ですし、同様に気づきにくいですね。
気づかないでそのままにしてると、日中にあらがえないような猛烈な眠気に襲われる方もいらっしゃるそうなので、そのときに車の運転とか危険な機械の運転とかしてたらと思うと、なんかぞっとしますね。

CPAPを外すことができて、自身治ったと自覚してるのは…

それもまた、妻のひとこと「なんか最近ずっとすやすや寝てるよ」でした。「いびきも全然かいてないし、死んでんじゃないかと思った(笑)。またかよ、と…(笑)。

福岡に来てからのかかりつけの病院でその話をしたら、じゃあ自宅でできる検査があるからと言われて、酸素飽和度を測るような機械を指につけて、3日間だったかな、測定した結果「必要なし」ってことになり、機械もメーカーへ返却しました。

まぁ、また太ったら再発ってことになるかもしれないので、少なくとも今の状態はキープしたいですね。
外して面倒くささの解消にはなりましたが、ここでもコストメリットが…。毎月5,000円くらいの保険診療代がかかってましたが、めでたくそれもゼロになりました。
着けたらずっと着けなきゃダメ、的な印象をもってる方も多いとは思いますが、そんなことはないですよー!

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