自治運営の温泉@島根
上津井温泉「森の銀座」。島根県江津市の山の中にある自治組織が運営する共同湯。土日の午後のみ、地元の方が交代で当番して営業している。13年前に廃業した温泉の源泉を引き継ぎ、補助金や寄付金で新しく建てた施設で運営する。
冷泉である源泉に、水を沸かしたお湯を合わせた風呂は、褐色のお湯ならではの「湯力」とまろやかさがある。広島県人からみれば、島根ならではの泉質。昨日は1回の入浴の予定が、「せっかく遠くからいらしてるので、もう一回入って帰ってください」との好意で、2回入って帰ったが、夜まで体が火照り続けた。
建物には、200件以上にもわたる、金銭だけでなく、用地、源泉、井戸水から、やかん、花器といった細かな寄贈までプレートで掲示している。「森の銀座」という名前にも、源泉を引き継いで自治運営につなげた方々の心意気を強く感じた。
昨日、現地を訪れる際に、同じような、また個性的な運営をしている共同湯や事例がないか少し調べたが、過疎などで、廃業しているものしかみつからなかったのが残念。
今現在も、土曜日、日曜日の週2回、午後2時からの営業を続けている。1年でも、1カ月でも長く続いてほしい。 有料記事ですが、支払っても見える記事は増えません。
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