赤ちゃんを科学する -First Food-
Netflixオリジナルの赤ちゃんの成長を研究したドキュメンタリー「赤ちゃんを科学をする」
Loveに続くテーマはFirst Food(食事と栄養)
これもとても興味深い内容でした
赤ちゃんのFirst Foodは母乳です
私も一人目の出産のとき母乳について調べ、
赤ちゃんの免疫をあげるためにも母乳は有効で、産後の子宮収縮を促すためにも授乳はいい、というので頑張って授乳をしていました
完全母乳では難しく、産まれたときから半分程度は粉ミルクに頼っていました
画期的すぎる粉ミルクのおかげで2時間おきの授乳地獄も乗り切ることができました
無理して母乳でなくても、なんて思っていたのですが、今回のテーマで母乳に対して改めて重要なんだと実感しました
1.母乳の濃さが赤ちゃんの性別によって異なる
なんと!出産した赤ちゃんの性別によって母乳の濃度が違うというのです
男児への母乳の濃度は女児より濃く、
女児への母乳の成分は男児より多くカルシウム、リンが含まれているということ
これは女の子のほうが成長が早く、男の子よりも先に成人期をむかえるため、カルシウム、リンが多いということに理がかなっているということ
確かに中学1年生くらいまで、女の子のほうが背が高いというのもそういうことなのか、、、
粉ミルクはさすがに男児用、女児用、と分かれていないので、限りなく母乳に近い粉ミルクも、やはり母乳に勝ることはできない
母乳、恐るべし
2.母乳はそれぞれのオーダーメイド
赤ちゃんからオーダーされるわけが、、と思ったのですがされているようでした
例えば赤ちゃんが病気と闘っているとき、お母さんが心配すると母体の免疫力が母乳に含む抗体を強化し、母乳を通して赤ちゃんがウイルスと闘うのをサポートするらしい
恐るべし母乳
赤ちゃんの様子を見ただけで、母乳に含まれる成分を調整することができているなんて、全く思っていなかったので、驚きました
まさにその子、一人ひとりのオーダーメイド
3.赤ちゃんの成長は脳の成長
赤ちゃんの脳の発達は摂取している栄養によって異なってくるというもの
しっかりと必要な栄養をとれていると、脳は成長し、筋肉も成長する
赤ちゃんがお腹の中にいるときから、糖尿病や喫煙者の母親の場合、母体から必要な栄養が赤ちゃんに届きにくく、脳の発達に影響がでてくるようでした
(私は妊娠糖尿病と診断されているため、辛い事実)
赤ちゃんが必要な栄養素は鉄分、亜鉛、ヨウ素
ほとんどの赤ちゃんがこの必要な栄養素が足りていないらしい
栄養素は身体を強くすることにも重要ですが、ここでは栄養の足りている赤ちゃんと、不足している赤ちゃんの記憶力にすでに差がでてきていることを証明していました
実験内容は、赤ちゃんの頭にセンサーをつけて、お母さんの声と、他人の声を聞き分けるという実験
栄養が十分な赤ちゃんは、しっかりとお母さんの声を脳で認識しており、不足している赤ちゃんはお母さんと他人の声の区別がついていなかった、というもの
リアルで恐ろしいですね、、
栄養が十分であればIQも10ポイントはあがるはすだ、と言っており、早速娘に鉄分のサプリやらを購入しました。笑
4.感想
子供も食べやすいように工夫してバランスよく作ってもなかなか食べてくれなかったり、食べても偏ったものだけ食べたり、、食事の偏りは仕方ないかーとか思っていましたが、しっかり脳にも影響してしまうということで、サプリなどを使いながら少しでも補っていければ、いいのかな。と。
完母の子育てにプレッシャーを感じることはないと思うのだけど、なるべく、頑張ってみようかな、と思えた回でした。
粉ミルクもこれからもっともっと進化して、性別用、体調用、タイプ用など、色々な種類になっていくのかなーと思ったり🍴
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